はい、それでは!
今回は昆虫食の是非を巡るシリーズの「第2弾」になりますが、いきなり箸休め的な感じで書いていきたいと思います!
首都圏の方ではほとんど報道されていないので日本全体で見れば知らない人の方が多い内容だと思います。
改革が進む【大阪(市)府】を取り上げると何かしら都合が悪いんでしょうね。 理由は察してあげて下さいw
でね、今回はどちらかと言わなくても「昆虫食」から外れる内容になりますが、多少は絡んでくる…いや…現在の方針で“物理的”に可能かどうか?になるかな。
先にちょっとね!
ですよねー・・・。
東京23区を除き基礎自治体の枠で最大の人口なのが神奈川県横浜市になります。
令和5年2月現在の最新の夜間人口が「376万6999人」と出てきましたが、大阪市よりも約100万人多いわけですね。面積は大阪市の約1.9倍で行政区の数は18です。
小中学生の児童生徒数が約25万人なので…また下のほうで数字を出しますが、単純に大阪市の給食無償化費用にかかるトータルコストを当てはめると150億円/年では足りないですね。
そうは言っても・・・
やっぱり「親」という立場になると皆な考えることは同じになりますよ。
我が子に温かくて美味しい給食を食べさてあげたい。ってなるよね?
そもそも全国的にも給食が無い中学校には給食を作る設備が無いんですよ。大阪も開始当初はやれ『冷たい』だ、やれ『不味い』だの批判されまくったけど、段階を踏まずにいきなり「完成形」なんて作れるわけないから!
もう単純に「ものづくり」と考え方は同じになりますが、0から作るって相応に時間がかかるしめちゃくちゃ難しいんですよ。
まぁ「努力」を知らん負け組にはわからん話だと思うけど。
こちらは愛知県名古屋市になりますが、もう面倒くさいので数字は調べていません。サジェストに出てくる時点で国民が“何を”求めているのかお察しですよね?
とりあえずね、設備等の話は別件でありますが、全国の小中学校の給食を無償化する予算は5千億円/年でお釣りが来るそうです。
自民党はしないから!
こいつらが「子供」をダシに使う時は選挙前って決まってるんだよね。実際に「子ども庁」のワードが出たのが2021年の衆院選前の自民党総裁選の時でしたよね?
今年の統一地方選の前に「子ども家庭庁」のワードが出てきましたが、間に入った「家庭」のワードってどこの団体に忖度したんだろうね?
おぅ、ポッケ木原やんけw
この発言を聞いて失笑というよりも呆れた人の方が多かったと思いますが、たぶん財務省が書いた“原稿”をそのまま言っちゃったんだろうねw
ただのバカじゃんwww
それでは【本題】です!
【 大阪市の学校給食 】
えっと・・・どこから書こうか悩ましいですが、「昆虫食」をどうこう言う前に先に数字を出しましょうか。
まずは気になる年間の予算ですが、2021年の衆院選の際に日本維新の会の松井代表(当時)から『60億円ほどかかる』という発言がありました。
その後に確か飯田さんだったと思うけど『90億円ほどかかる』という発言があり、どちらが正しいのかわからないので調べたんですよね!
その後の報道で「約68億6千万円」という具体的な数字が出てきました。
この記事を額面通りに受け取ると松井さんの話が正解になりますが、実はこの金額では全然足りません!
保護者が支払う給食費は「食材費」のみになります。で、経済的な理由で給食費を納めていない家庭や教職員までを含め、電気代やガス代等の調理費用や運搬費に人件費等々の全てのコスト、要は「学校給食事業」としてのトータルコストは100億円でお釣りが来るぐらいになるそうです。
もちろん単年度ですよ?
これがアンケートね。
説明は別にいいか。
この辺りの説明も別にいいか…今回は結構調べましたけど、想像以上と書くと失礼になりますが、かなり考えて運用されていますね!
たぶんね、他の基礎自治体というか…大阪市みたいな規模の大きな基礎自治体で実施できたことは奇跡に近いかもしれんな。
1日あたり約18万食やで?
大阪市内の児童生徒数は約16.8万人になり、小学校は281校の中学校が127校もあるんやで?
ようやったよな?
誰やねんお前?
いわゆるネットスラングである「自己紹介乙」って奴ですが、普段からゴミばっかり食べてるから「タダ=ゴミ」みたいな思想になってるんでしょうね。
大阪の未来なんて心配せんでええから、後先短いゴミみたいな自分の将来でも心配しとけやカス。
実はYouTubeで「給食ができるまで」の工程の動画が公開されていますが、これまでの対象人数から考えて5年前の投稿で再生回数が3.2万回ってなんか切ないなw
はい、そういうわけで!
一身上の都合で僕は小学生と喋る機会がそれなりにありますが、定期的に「給食」について聞いてるんですよw
我が家の周りはかつて大阪市が抱えてきた社会問題とは疎遠の地域であり、たぶん世帯収入も並みか以上の地域だと思います。
別に嫌味とかそういう意味ではなく、極端に貧しい家庭が少ない地域という「前提」での話として考えてください。
要は極端に太ってる子供がいないんだけど、コレって実は子育てにおいても重要で「味覚がしっかりした子供」が多いわけです。
あのね、うちの息子やその友達、名前も知らない1年生から6年生まで「給食が不味い」なんて一度も聞いたことがありません。食材によって苦手はあるんだけど。
少し前に大阪市教育委員会に電話をした際に“現場の声”を代表して、『毎日おいしい給食をありがとうございます。これからも頑張ってください。』と伝えときましたw
で、「昆虫食」なんだけど!
そもそも議題に上がってないし今後も実施する予定は無いそうです。
これが3月の献立です!
話をするまで知りませんでしたが、実は大阪市内では24の行政区が4つのグループに分かれています。
で、食材の確保というか供給側の問題になると思いますが、この4つのグループは日々の給食の献立がローテンションで変わっています。
食べるものは一緒!
1か月あたりの摂取カロリーや栄養価が同じということで、どこかのグループだけ「タラバガニ」が提供される…なんてことはないですから。あったら暴動が起きるだろうねw
なんか“見た”ことがあるな…
同じ“区”割りじゃねーかw
詳しくは知らないけど、どちらかに合わせたのかな? これなら“3回目”もこのままの「4区案」でいいんじゃないの? いろいろ面倒くさいし。
で、忘れるところでしたが、仮に「コオロギ」が万能食材だったとしても、現状では1日あたり約18万食も必要な大阪市の学校給食に導入することは物理的に不可能です。
おわり