新規出店となる「ヤナセ」へ向かいます。
先日の記事でどのヤナセなのか?と書きましたが、外車ディーラーのヤナセになります。
ファミリーフェアで外車を見れるので楽しみです。
展示車両はヤナセ認定中古車の「BMW」
あれっ…?
おベンツを…期待したんだけど…
それも現行の新車を…
グレードは「318iツーリング Mスポーツ」かな?
リアワイパー下に「YANASE」のステッカーが確認できます。
もう一台のBMWは紺色で2台の展示でした。
外車独特の存在感を感じましたが…
おベンツ…
まっ いいか!
それでは、辛口コメントでお馴染みの三本和彦氏ばりに拝見したいと思います。(?)
この形状を「ステーションワゴン」と言っていいのかわかりませんが、ラゲッジルームはそこまで広くありません。
ゴルフのキャディバッグだと3個が限界かな?
運転席に先客がおられますが後部座席に相乗りさせてもらいます。
先に後部シート周りを確認しますが、リアクォーターガラスの視界…夜間や雨の日はほぼ見えませんね!
天井高も低いのでミニバンの居住性に慣れた人には絶対物足りないと思います。
とは言っても、BMWはドライバーズカーなので自ら運転してナンボだと思います。
リアシートは物置ぐらいの感覚で…
長らくセダンタイプの車を運転してないので前方視界の悪さを感じます。
あまりテキトーな事を書くと「貧乏人の嫉妬」と思われそうですね(笑)
一応外車に乗っていた経験から、これから外車を購入しようと考えている方へのアドバイス(?)を少し書きたいと思います。
これが一番重要になりますが、購入後にカスタムを考えている方は外車に不向きです。
要はパーツがほぼ輸入物になるので価格が高く、選べるほど種類が多くありません。
僕が乗ってたのはボルボのXC70クロスカントリーでしたが、車高調やマフラーなんてハイコしか無かったからね!(←買ったけどね。)
ホイールはV70R用の純正18インチを履かせたけど、本当に選べなかった!
ボルボ、あとはジャガーもかな?
PCDが108㎜で、日本車は114.3㎜になり(5穴の場合)、スーパーオートバックスに行っても社外品はまず置いていません!
メルセデスベンツやBMWもPCDが異なりますが、その他の海外メーカーに比べ種類は多いです。
そもそも
特にヨーロッパ地方では個人で弄って遊ぶという概念があまりありません。
日本のようにエアロはこのメーカー、ホイールはこのメーカー、シートカバーは…etcではなく、向こうはチューナーブランドを選んで丸ごとその仕様に変更するのが主流という感じと書けばわかりやすいかな?
BMWは「ACシュニッツァー」「アルピナ」「ハルトゲ」が有名で、ベンツでは「AMG」「ロリンザー」「ブラバス」「カールソン」…マイナーではケーニッヒ…
竹内力主演【ミナミの帝王】
これに登場するおベンツは【R230 SL6.1ブラバス】だったかな?内装が赤一色のレザーシートで超イカツイ車です。その先代はR129ですね!
本当に種類が少ないから、それ以上を求めると全てワンオフでの製作になるので改造費用が青天井になります。ご利用は計画的に!
シート表皮は本革ではなくファブリックですね。
BMWに乗るなら本革シート…まぁ冬場は冷たいからアルカンターラの方が…
余談だけど
国内最高級のトヨタ・センチュリーのシート表皮はウール100%です。
通常使用でも2~3年に一度は張り替えてるんじゃないかな?
さらに余談だけど
A『お金で買えない物はない』
B『いや、愛は買えないね!』
こんなセリフを一度は聞いたことがあると思いますが、お金を出しても買えない物…それはトヨタ・センチュリーの事です。
皇室御用達、その他では本物のVIPしか乗る事が許されない車で、購入時に審査があるので宝くじが当たったくらいではまず売ってくれません。
BMWもいいんだけど…やっぱり…おベンツ…
そもそも
BMWは「BMW JAPAN」という日本法人があり、正規販売及び認定中古車も取り扱います。
それを踏まえると、わざわざヤナセがここでBMWを持ってくる理由が見当たりません。
店員さんに確認しましたが、明確な回答が無かったので…大人の事情かな?
やっぱり…
ベンツの世間一般的なイメージの問題なのか…?
個人的(←強調)には「社会で成功した人」よりは「ちょっと怖い人が乗っていそう」のイメージが大阪では強そうな感じが個人的(←さらに強調)にします。
であれば
フォルクスワーゲンで良かったんじゃ?
大衆車過ぎるとそれも…間をとってBMWだったのか?
どのみち、このような催し会場で中古車は売れないと思います。
軽い気持ちで来場してマッサージチェアを買った人はココにいますが、車はさすがに…まして外車だしね!
勝手に買ったら…確実にその日の晩に終わらない家族会議でしょうね(笑)
であれば、次回開催時には「マイバッハ」とかね!
何だったら「メルセデスAMG」のF1マシンでも…できればマクラーレン・MP4-23 あたりを…絶対無理やな!
続いて
こちらも新規出店となる【箔一】
「古代箔」がウリになります。
金箔はわかりますが「古代箔」
気になるところです。
こちらが商品になります。
金箔ではなく「真鍮箔」になります。
淵がカラフルですが、薬品による化学反応で変色をさせているので1つ1つの模様が異なります。
白っぽい方が「アルミ箔」になります。
どちらも色味が綺麗ですが、金箔銀箔に比べお値段が安いですね!
このようなお箸もあります。
箔を短冊状に巻き付けたものやフレーク状にして吹き付けた?もの。
画像ではわかりにくいですが、現物はパッと見るだけでプリントの類ではない質感が確認できます。
注意点としては食洗器が使えません。
【中編】最後は…
【大人の京もの市場】
草履ですね!
草履の鼻緒になります。
画像の商品の色味は少し地味ですが、もう少し鮮やかな物もあります。
普段は草履なんて見る機会が無いので店員さんに見せて頂きました。
鼻緒の根元部分を「坪」と言うそうで、こちらは「前坪(まえつぼ)」になります。
草履の裏面(底)のこの部分がパカっと開きます。
最近の草履は凄いね!
「天」と言われる足の裏があたる部分の生地に穴を開けて結んで取り付けます。
後ろ側の坪も取り付けて完成となり、作業時間は20分ほどでその場で持ち帰る事ができます。
何の変哲もない草履だと思われそうですが、手に取って隅々を確認すると本当にいい仕事をしています。
それもそのはずで、百貨店で購入する場合は片手では購入できません。
会場ではメーカー直販価格なのでかなりお安くなっていますが、それでも高額商品です。
現代では草履を履くという事が少なくなったと思います。
はやり草履と着物は一対ですよね!
その着物を着ないので草履も履かない…
改めて考えると初めて着物を着る機会は「七五三」かな?
その次は…?
多くの方が成人式まで飛ぶのではないでしょうか?
男性ならスーツという選択肢もあるので、なおさら着物を着る機会が減ると思います。
しかし!
忘れないで欲しいのは、日本の民族衣装が「着物」です。
その着物を支える縁の下の力持ちが「草履」であり、強調しすぎない存在感というのかな?無くてはならない存在です。
アパレルを勉強してきた身としては、少し着物にも触れたいと思います。
大阪の横にある京都では「西陣織」に「京友禅」、京都に限らず日本全国に染織品の産地が伝統工芸としてありますね!
・着物を着た女性は本当に美しい!
海外では「ボンキュッボン」のボディラインを出すドレスがメジャーで、最近は日本でもこの傾向になっています。
中にはスケスケの『露出狂ですか?』と聞きたくなるような物もありますよね!
男としては内心嬉しい反面、やはりちょっと下品かな?
着物を着る場合は帯が必要になりますよね。
帯を付けるとどうなるのか?
当たり前過ぎてあまり考えたことが無いと思いますが、シルエットが「寸胴」になります。
場合によっては大きなバストを「さらし」で抑える事もあるとかないとか?
着物が美しい理由はコレですね!
もちろん染色による反物自体の美しさもありますが、着物を着る事で一番引き立つのは何か?
そういう意味では着物自体も強調しすぎない存在感と言えますね!
ちょっと話が逸れますが、日本の文化で特に「衣・食・住」は格式や伝統がありますね。世界的に見てもここまで気品があり洗礼された物は数少ないと言えます。
そして
日本人の探求心を集約したものが
この一枚の画像になるのではないでしょうか?
2016年の天皇陛下とサウジアラビアのムハンマド副皇太子(現皇太子)の御所でのご会見の写真になります。
難しい話は抜きにして、この空間が伝えるものが完成されたミニマリズムだと思います。
とにかく
伝統を継承し、さらに進化を求める職人魂は日本の宝ですね!