観察日:2018年5月23日
いつもの人工の小川になります。
前回はゴールデンウイーク中だったので3週間後となりますが、この期間でどれぐらい増えたのか?
一番気になるのが生まれたてのベビーがいるか?になります。
水草がそれなりに成長していますね!
隠れるスペースが増えたのでアメリカザリガニ達にとって格好の季節が到来したと言えます。
早速発見!!!
TLが1㎝ほどなので生まれたてです。
非常にわかりにくいですが画面を拡大して頂くと確認できます。
実際の目視の状態に近く、パッと見ではわかりません。
これもそうですね!
1㎝未満の生体もウジャウジャいたので相当数の抱卵があった証拠になります。
現在の大阪市の夜間の水温は20℃を下回っていますが、この水温でも抱卵ふ化に問題がなく一つの参考になると思いますが、これはあくまでも「原種故の生命力」なので家庭飼育で別種にフィードバックできるかは別の問題になります。
今回の観察は生まれたてベビーが「いるか?いないか?」のみの調査なのでここから上流には行ってません。
前回どこかの記事で大阪城公園の人工の小川での「およその生体数」をグラフ化しましたが
あれは速報値です!
どのみち1㎡あたりの数を把握して総平米で出した数字なのでその年の季節変動要因で大きく異なります。
前回のグラフがコチラ ↑
今回の観察を踏まえた修正版 ↓
生まれたての稚ザリが大半になるので乱高下する結果になり、冬場の減少数に変更はありません。
観察していると生まれたての稚ザリはヌマエビに捕食されていますね!
ちょっと別件になりますが
陸上に上がったザリガニ。
家庭飼育において「ザリガニが脱走する原因」を考える上で参考になる画像です。
さらに別件になります、ザリガニ特有の病気?で「バーンスポット病」があります。
体に茶色の斑点ができる物ですが、成熟したサイズによくみられ飼育においては比較的やっかいなものになるので
今年は野生下でのアダルトサイズの生体に絞って発症具合をサンプル調査しようと思います!
これはこれで面白い結果が出そうですが…
結果報告は秋ごろ!
今から数カ月は追わないと少なからず統計が出せないので…
まぁまぁ手間やぞコレw
しかし、ザリガニ飼育は楽しいね!