それでは!
梅雨入り1発目の大雨予報ということで期待半分…行くのが嫌だなぁ…(リアル)
前回の調査はちょうど1週間前になり、その時も実は近畿地方は「300㎜」の予報でしたが、紀伊半島しか大雨にならず大阪平野は撃沈…。
今回はまとまった雨が降ることが確実だったみたいで、JR西日本では早々に業務を放棄…都道府県をまたぐ移動が解除された初日に景気の悪い話やでホンマっ。
【雨量測定器パパダス】
18日~19日にかけてこれだけ溜まりました。時間帯によってはワイパー全開の雨量だったので期待…していいのか?
本来は進入できないエリア。ここからオーバーフローした水が大阪城南外堀に流れます。
水面に石垣が反射して写り込んでいるのでそれなりに水が溜まっています。
10㎝以上は溜まっているであろうと思われます。
上からでは小さな赤い物体を確認できませんが、いるかいないかの「0か1か」で言えばいると思います。
人が入れる最下流域です。
この場所は斜面からの水が流入するので水位が一番見込めます。
水深は10~15㎝以上ありそうですが、本来の水位からすれば半分以下でしょうか。
ざーっと流しますが
意外と『残ってるなぁ…』が本音でしたが、大量のフレッシュウォーターの流入に加えこの2日は最高気温が23度程と低くパッと見で状態の良さそうな生体が多い印象でした。
今回はそれなりに水が溜まっていたので川の中には入らずに目視による確認のみとなりますが、川幅の手前1/3程度になります。
この写真の手前側は既に水が無いので距離にして20mぐらいかな?
すっげー正直な言葉で書くと『しぶといな』であって、魚類や小さいエビ等はもう全滅してますね。
ここから上流域にかけては
やっぱり溜まっていない。
この辺りは全滅確定になると思いますが、アメリカザリガニは多少であれば陸地も歩くので「いるかもしれない」ぐらいでしょうか?
ここは前回書いた「カラスの捕食現場」になりますが、もう“生き物”がいません。
石橋あたり。
この辺りはカラッカラに乾燥していたエリアですが、赤〇で囲った場所にザリガニがいました。
ペアかな?
ボディバランス的に上側がメスのような気がしますが、今から交尾が始まりそうな距離感です。
仮にペアで交尾をし、このメスが秋以降まで生きることができれば大阪城公園のザリガニは全滅を免れることになりますが、梅雨が明ければ夏本番がやってくるわけで…厳しいとしか。
その角にザリガニがいます。
これも抱卵個体で頑張ってユッサユサしてましたが、卵がほぼ死滅しておりカビが確認できました。
面積比で計算するとまだ100匹以上いてそうですが『お前らどこに隠れてたんや?』というか…これがアメリカザリガニなんだよね。
僕自身は今後の展開が気になるし“生き物”としてのしぶとさ…この場所は人工物なので意図して「かいぼり」ができますが、本当の自然とは異なり経過観察もしやすいので全国的にも珍しいケースといいますか…アメリカザリガニを“知る”上でも…
どうなるだろうね?
まぁ分からないからわざわざ足を運んでいる訳ですが、この調子で行くと「アメリカザリガニのヤバさ」に趣旨が変わっていきそうな流れ…(笑)
4月28日から上水が止められかろうじて生き残った生体群が梅雨で命を繋ぐ。
梅雨が明けても雨が降る日もあるわけで、このままダラダラと秋口まで生き残るのか?
とりあえず梅雨が明けるまでは行かなくてもよさそうな…
たぶん続く。