秋はザリガニの抱卵シーズンでもあり、我が家では3匹が抱卵し4匹目が出るか微妙な段階になっています。
ザリガニの抱卵…
思い起こせば…
過去に抱卵の大失敗をやらかしています。
失敗と言うか…育児放棄なんですよね。
いわゆる「食卵」という行動で、メスが自ら卵を千切って食べます。
エサを与えても一切食べないし、大好きな赤虫を与えてもさほど食べずひたすら卵を千切ります。
水槽を揺らしてビックリさせないとこの行動がとにかく止まりませんでした。根本的な解決に至らず『卵が付いてるのが嫌なの?』と聞きたくなるぐらい食べる以上に千切りましたね。
この1回で終われば『ザリガニの抱卵は難しいからやるもんじゃねーな』で終わってたんだろうと思います。
リベンジ行くで!
ただね、このメスは過去にも同じような行動をとり原因の解明には至ってませんが、僕の中では「問題アリ」として以後は交尾をさせないように完全隔離で飼育をしています。
とりあえず3匹が自然抱卵したしせっかくなので飼育環境を全て変えてデータを取ってみようと思います!
今回はその内の1つである
・無エアレーション
・無水流
の水槽の紹介になります。
以前どこかで書いた「有事の際でも問題が起こらない電源レスの最強水槽」の検証ですね!
これが上手くいくのか?
上手くいきました。
無事にハッチアウトです。
先に環境の説明になりますが
割と雑いでしょw
入れ物が無かったので工具箱?で急遽作った簡易水槽です。
水槽の中央に位置するメインは以前作った「石組のジャングルジム」です。
これですね!
久しぶりの登場になります。
これは6:4の比率で2ピース構造になり、小さい方の「4(左側)」を使用しています。
ちなみに、大き方の「6(右側)」は別の抱卵個体用に使いかなり面白い結果が出たのでそのうち別記事で紹介したいと思います。
これに少し大きめの流木を1本と山ごけを一掴み分になります。
もう一度
やっぱり雑いなw
とにかくコレだけです。
補足すると「水深12㎝ー水量約10ℓ固定」で毎日1/5にあたる2ℓの換水を行いました。
下側に見えるのが「山ごけ」でダイレクトインです。山ごけは光合成を行いバクテリアも繁殖(定着)できる優れものになります。
ちなみに、これは頑張って隠れています。
僕の飼育では『隠れ家は設けない』と説明をしていますが、既製品を別途用意しなくても水槽内の構成で「隠れ家」を作り出せることができます。
「隠れ家」については別記事でもう少し詳しく説明しますね!
上から見ても隠れてるね!
実はこの画像!
水槽でザリガニを飼育する上でめちゃくちゃ重要なワンショットになります。インターネットで検索してもこの重要性に気付いて解説してる人は皆無だったと思うので時期が来ればがっつり説明をしたいと思います。
横から見るとこんな感じです。
たぶん『何のこっちゃ???』『どこが重要やねん?』とわからないと思いますがそれが普通で、自然環境を知らない人には絶対に解けない問題になります。
でもご安心下さい。
僕がきっちり説明しますので!
時間ができたらね。
本題に戻ります。
一応ハッチアウトまで成功しましたが、当然の「屋外設置」なので気軽に真似はしない方が良いですね!
それに
水量を減らすと水質の悪化が早まるので「毎日換水」を行いましたが、ぶっちゃけコスパが悪いですね!
でも電源レスです!
僕自身が初めての試みということもあり、生体および卵の状態を毎日定期的に確認したので時間も取られましたね。
この辺りが改善点かな?と。
と言うよりは…
全体的にもう一度見直した方が良さそうです。