本当は前記事の【密輸】に入れ込む内容でしたが、改めてこの「販売」についても『自分はこう思う!』を書いていきます。
この「販売」、実はあまりと言うか…全く興味がありませんw
実はザリガニを家で飼育していくにあたり、僕の中では「驚いたランキング」という物があります。
第1位はもちろんアメリカザリガニの習性というかある行動パターンになりますが、堂々の第2位を飾ったのが「販売」になります。
要はね、これは「未判定種」にも言える事なんだけど、思いの外「販売」に力を注いでいる個人の飼育者が多かったな!と。
もちろん、販売をされる方がいるおかげで僕もカラーザリガニを入手できたわけですが、「ヤフオク!」を覗くと結構な数が出品されておりそれなりの落札価格になる事も珍しくありません。
・鶏が先か?卵が先か?
ザリガニ好きが高じて飼育数が増えて結果として販売に回しているのか?「販売」することを目的として飼育をしてるのか?
どちらが「良い悪い」という話ではなくて、この2つは「水と油」というか相容れない関係になると思うんですよね。
だから…価値観の違いでバトルが起こりやすいのか…?
とにかく
この状態が長期間続くことに問題があると言うか、結局誰も得をしないと思うんですよね!
足の引っ張り合いだよね?
「販売」を語るには「色」もワンセットで考える必要がありますが…これもなぁ…
・結局は「色味」が全て?
バトルが起こる最大の原因でしょうね。
・「血統」が大事…?
色を語る上で「血統」という言葉が良く出てきますよね?
ネットでかなり調べましたが明確な「答え」が無かったというか…本当にコレがわからないんですよ。
人間でいう「一族の血のつながり」になりますよね?
ザリガニ…血…?
累代を重ねて「F5」ぐらいから「血統」という基準になるのかな?
・「雑種」という言葉
これもたまに見かけましたね!
犬や猫ならすぐに理解できますが、何を基準に使ってるんだろう?
わからない…
例えばブラックキング(F4)×ブラックキング(F4)の組み合わせから生まれたF5個体は「血統」で、どちらか片方をタイゴースト(F3)と交配させ生まれた個体(F1)は「雑種」って事になるんだよね?
その「雑種」を累代させてF5まで行けば「血統」になるの?
・誰も理解してないよね?
『知らんのはお前だけやで。』とか言われたらちょっと切なくなりそうですが、絶対にこの認識をみんなで共有してないよね?
個々が独自基準を使いだす前に一度整理しないと大変な事になるよ?
・「大変」になるって?
そりゃそうでしょ。
以前に『同じ色味なら同じ名前を踏襲するべき!』とどこかで書きましたが、この「血統理論」に基づけば、同じ色味であってもどこかの段階で「違う親」が入った時点で以後同じ名前を使えません。
要は「兄弟以外の同じような色味の腹違い」って事になりますが、今でもタイから定期的に「タイゴーストザリガニ」が輸入されていますよね?
これはあくまでも複写ですが、同じような色味でもあっても同じ名前を使えないなら「タイゴーストザリガニ」という名前自体が既にほとんど成立しないというか、市場に出回る多くの「ゴーストカラー」については「タイゴースト」の名前を使えないハズなんですよね。
要は日本各地で多くの人が好き勝手に「色遊び」をしていますが、あと10年もすれば日本国内のアメリカザリガニのハウスネームが既存のザリガニ全種より多くなるんじゃないの?(※逆転現象)
誰が管理するの?
・「特許庁」的なものが必要?
ザリガニの色については「先に世に出した人」が勝手に名前を付けれる訳のわからない独自ルールがありますよね?
基本的なスタンスは『今までの労力が無駄になるからレシピは教えんけど、この色味やハウスネームをこれから市場に流通させるから、お前らもしっかり俺に従えよ?』ってことですよね?
『血統という言葉を使うなら血統書ぐらい用意したら?』とこれまた以前にどこかで書きましたが、最低それぐらいしないと仲間内は理解してくれても一般人は全く以て意味不明なんですよね。
・「一般人」とは?
これから「ザリガニの飼育」を考えてる人や、それこそ生き物自体を飼育していない一般人ですね。
簡単に言えば、このような人たちが理解できるぐらいの理屈を構築しないとただのオナニーなんですよね。
むしろ、それ以下かもね?
・「チタニウム」騒動
「騒動」という言葉を使うと輸入された方に申し訳ないですが、2018年を振り返れば比較的話題になった方ですよね?
確か2018年5~6月に第1便が日本へ輸入されたと記憶していますが、ここで購入した「思惑通りに行かなかった人たち」が少し騒いでましたよね?
先に別件になりますが、成長過程が皆さんバラバラでしたよね?
そりゃね、本音としてはさっさと大きく育てて繁殖させて「ヤフオク!」で売らないと稼げないもんね?
これは結構大事だと思いますが、栄養価が高い人工飼料を毎日大量に与えて急成長させた個体については、目に見えない不具合が出てきてもおかしくないですね!
「野生個体の成長スピード」を比較に出すとわかりやすいですが、3ヵ月で性成熟するわけないんですよ!
もちろん国内の繁殖記録では生後3ヵ月ほどで抱卵したケースもそれなりにあるとは思いますが、間違いなく言える事は「生体にとって過酷である!」であり「卵を産ませる機械」ぐらいの感じでしょうね。
で、ザリガニが好きって?
・「チタニウム」の本質
購入者を募る前に「品質保証」をしてたのか?みたいな話にもなりましたよね?
僕はそれを見た時に『厳しいな!』と思いましたね。
そもそも「生き物に絶対はない!」が大原則だし、だし…
っていうかさぁ
そもそもカラーザリガニは「飼育環境で色が変わる」とかそれ以前からさんざん言ってなかった?
チタニウムだけは誰がどんな飼育方法でも同じ結果(色味)になるの?
・ダブルスタンダード
「チタニウム」については作出過程がわからないとかも言われましたよね?
皆出してねーじゃんw
なぜ「チタニウム」だけに求めるのか?
・「権利」と「義務」
社会を生きる上で「この概念」は絶対に切り離せない一対ですよ。
要は自分が作った「色」を認めて欲しいなら、相手が作った「色」も無条件で認めないといけませんね!
こういう大人の対応ができない「自分良ければ全て良し」の自己中が多いからバトルが後を絶ちませんが、ごくごく普通にザリガニを飼育してる人たちには全く関係ない話になるので迷惑になると思いますよ?
次が最後で結果はこうなる!と。
・飼育歴=プライドの高さ?
これはザリガニに限らずその他の飼育者でも大いに有るでしょうね。
興味がないしどうでもいいからサクッと言わしてもらうと、プライドが高くなるにつれ基本的に世間と乖離していくことになります。(※その傾向)
簡単に言えば『俺やで?』とどんどん洞窟の奥に入っていく感じだよね。
・世間様と乖離していくと?
これは歴史が証明してますが100%衰退していきます。
そもそもアクア業界の市場規模なんてたかだか1,000億円ちょっとでしょ。日本のGDPから見ればゴミみたいなもんだし、これから間違いなく衰退していく業界なんですよね。
お金の話を出すなら本来は「名目」と「実質」で正確に比較して書くべきなんだけど…理解できる人が少なそうだから割愛。
とにかく!
自分達で勝手に独自ルールを作って、半ば強制的に新規飼育者に従わせても反発を生むだけでしょうね。
そもそも自己中が多いからまぁ無理な話ですけどね。
バトルもほどほどに!