この前ねぇ~朝起きて~
TVを観てたら~
車いすモデルの日置有紀さん
若いながらしっかり社会に対し問題提起をされており、非常に感銘を受けたというお話です。
彼女は障がい者ながら自身で自動車の運転もされていますが、問題なのが「障がい者用スペース」の在り方について。
「障がい者用スペース」については基本的に体の不自由な人が乗り降りをすることから全幅が3.5mほどになります。これについては若干の地域差等もありますが、通常の駐車スペースの全幅は約2.5mになります。
TVの内容では彼女がTwitterに投稿した画像が紹介されていましたが
ズバリ!!!!!
今回の問題点は「健常者の障がい者用スペースの無断利用」と「強引な割込み駐車」の二点になります。
これはなぁ…おるよ!
割と遭遇するよね?
ベッタベタの改造車でマンマのヤンキーというかDQNね。
一緒に映画を作っている日置さんの記事。
この記事の中で特に良かったのは最後のところ。停めてる人を注意するとかではなくて、親切な人が車に乗り込んでちょっと前に動かしてくれれば、それで車椅子から車に乗り込めるし早く帰れる。当たり前のことに気づかせてくれました。https://t.co/Y6nNeeX46i— 映画監督・帆根川 廣 (@kou_honekawa) 2019年6月7日
これはアウトだな(笑)
というよりは全く理解できないんだけど、ちょっと自分の事を『賢い!』と勘違いしてるおバカさんなんだろうね。救いようがないけど。そして悪名高きプリウス…
彼女の車が右側のピンクになりますが、上部に何かが取り付けてありますよね?
実はコレが「車いすの収納スペース」になります。
ちょっと見にくいんだけど
まずは運転席側のドアを全開。
ボタン1つで90度回転し
車いすを寝かせて収納させる感じになります。
確かこんな感じだったなぁ~と思って落書きをしてたんだけど(※約5分)
こんなふうに車椅子を収納する仕組みがあるというのを初めて知った。#めざましテレビ #車椅子 pic.twitter.com/iUgRkMvOm5
— 見習い戦士 (@takeshi_squire) 2019年6月12日
動画があったわ(爆)
5分もかかったのに…
詳しく性能を紹介をしてるデモンストレーション動画もあるので
相当高額なユニットになると思いますが、補助が出るのかまでは詳しく調べていないので興味のある方は調べて頂けたらと思います。
でね!
通常の身障者であれば、なかなか“こういう事”を社会に発信できないと思います。心無い「権利とワガママ」を履き違えたDQNから口撃されるかもしれないからね!
でもね!
この笑顔を見れば一目瞭然ですが彼女は強い!
強いんですよ!
そう言えば!
ちょっと思い出したので大阪市阿倍野区にある「あべのキューズモール」に確認しに行きましたが
4Fの立体駐車場です。
左上のスペースにブルーの「車いすマーク」が付いたゾーンが確認できます。
あべのキューズモールの駐車場はパーキングチケットを出してから進入しますが、内部にもう一つのゲートがあります。
初めての方もインターホンを押すと対応してくれます。
これぐらいのスペースだと身障者も楽々でしょうね!(※土日祝は満車になります。)
で、コレ!
一言で言えば健常者の無断進入を許さないシステムなわけですが、これも皆がルールをしっかり守れば本来は不要なんですよね!事業者もわざわざ無駄にお金を出して設備投資してるんでね。
アホくさいよね?
・思いやりの精神
身障者は基本的に「交通弱者」になります。
彼女のように自ら自動車の運転ができるレベルなのであれば、国や自治体がしっかり予算を設けてバックアップするべきだし、その他の周りの民間企業を含め多くの人達もしっかり理解する必要がありますよね!
これね、実は「健常者」が言っても言葉に力がありませんが、僕みたいな人間が言えば…どうだろうね?
こういう物を持っています。
【健康管理手帳】
人に見せてあまり気分の良いものではありませんが、僕自身は「半身障者」になります。
中を確認しましょうか!
被災日:平成18年9月28日
障害等級:10級
対象傷病名:大腿骨頸部骨折及び股関節脱臼・脱臼骨折
簡単に言えば「右寛骨脱臼複雑骨折」で、手術で右大腿骨も骨頭下10㎝辺りで切断して一度体外に出してるから「大腿骨頸部骨折」もオマケで付きましたよ。って内容です。
要は建築現場の足場が崩れて受け身を取れずに落ちて、右大腿骨骨頭が骨盤を突き抜けて小腸まで達しましたよ!って感じ。骨盤の一部が砕けて上部まバッキバキに割れました。痛そうでしょ?
めっちゃ痛いから!
経過等を書くと長くなるし話が逸れるので割愛しますが…(※高度救命救急センターにて執刀医7名11時間超の緊急手術になり体を45㎝も切られリハビリに3年もかかりましたよ?)←やっぱり書いたw
それでも10級なわけ!
たぶん6級(※人工股関節)でも僕より元気な人が多いと思うんだ(笑)。このレベルの手術になるともれなく手術の後遺症もあるからね!
まぁいいや。
・譲り合いの精神
?『健常者にもなれず障がい者にもなれず、哀れで醜いかわいい我が息子だ。お前にまろパパを救えるか』
あれっ?どこかで聞いたセリフ…
要はね、「譲り合い」って一方通行ではダメだと思うんですよね!
例えばね、コンビニ!
都市と田舎ではコンビニの敷地面積自体が異なり駐車場の広さもマチマチなので一概には言えませんが
ここは4台分の駐車スペースがありますが、3台とかもありますよね!
健常者は同じくこのスペースに「絶対に停めるな!」はどうだろう?厳しくないかな?
と言うのも、コンビニの経営者は直営店を除きフランチャイズ契約による個人事業主が大半を占めます。出店にあたりこの「障がい者用スペース」を設けないといけないルールなんだろうけど、事業者の本音としては『ウザい!』になるんじゃないかな?
大阪市内の話になりますが、特に11:30~13:30の2時間ぐらいはどこのコンビニも満車になります。現場組なんて飲食店が近くに無ければコンビニを利用せざるを得ないし、不本意ながら障がい者用スペースにも停車する場合が出てきます。
だから譲り合いの精神だよね?
身障者の方々がその時間帯のコンビニ利用の頻度を下げてくれるだけでコンビニ事業者だって助かる側面がありますよね?
こういう「ちょっとの思いやり」が少しづつでも社会で広まり認知されていけば行政も新しいルール(条例等)を作らなくて済むからね!
ルールが増えれば息苦しくなるよ?
まっイライラしたら損だからテキトーにね。軽い感じで立ち回る術なんかも重要になってくるでしょうね!
終わり。