プロカンなんちゃら・ウォチタ
端折っていいんだけど
現在は「未判定外来生物」に指定されたザリガニですが、たまーにヤフオクで出品されるみたいなのでザリガニが好きな人は一度くらい飼育をチャレンジして下さいね!
またどこかで詳しく書くと思いますが現在市場に流通してるザリガニの中でも「ザリガニらしいザリガニ」と言え、その他の「未判定種」の中でもアメザリよりも小型のザリガニ種はぶっちゃけ簡単過ぎるのですぐに飽きると思います。
生き物の飼育において『飽きる』なんて言葉を使うと“自称”生き物大好き連中が顔真っ赤にして怒ってきそうなんだけど、僕が使う「飽きる」という言葉はあくまでも「環境製作」の観点からであって、ザリガニなんて一度もペットだと思った事が無いけどワンオフオーバーフロー水槽までは用意してます。
この辺りはまたどこかで詳しく書きたいと思いますが…
とにかく!
“生け簀”にザリガニを放り込んでような人にゴチャゴチャ言われる筋合いはないのかな?と。
まぁいいや。
ウォチタを語る上でアクセントになるのがこの大きなハサミの色味ですよね!同じプロカン系でもウォチタのような配色のハサミになる種がいたと思いますが、基本的な構造は同じと考えて下さい。
いわゆる「色固定」なので欠損してもしっかり元に戻る訳ですが、始めて飼育した人はそのような検証をしたくないだろうし…嫌だよね?
我が家にはウォチタがたくさんいるのでちょっと調べてみようと!
今回は大きく分けて「1.全欠損」と「2.カケ」になります。
ではスタート!
1.全 欠 損
要は大きなハサミが根元から取れたパターンですね!自然下飼育下共に起こりますが、“観賞用”ザリガニを飼育している方々には一番嫌がられる事象だと思われます。
ただねぇ…
そもそも『ザリガニのハサミは何故大きいのか?』の話になりますが、面倒くさいのでテキトーに考えて下さい。
この右側ですね!
左側に比べ色味が薄く細く短い
脱皮前にハサミがニョキニョキ伸び始め、脱皮をして少し大きくなった状態です。
まだ色が乗っていないので細い足と同じような色味になっています。
良く見ると右側の前から2本目の足も全欠損からの再生が確認できます。
【長さ比較】
すっげー貧相なんだけど、とりあえず再生が確認でき色が乗り始めていますね!
元画像がもう無いからどれぐらいの期間を要したのか定かではありませんが、たぶん2週間もすれば色味が戻ってきます。
コイツ黒いなw
ただし!
本当は取れない方がいいです。
取れても死なないし若い内は再生も早いですが、これから成長していってもはやり左右で大きさが変わってきますね。
ちょっと不細工かな?ってぐらい?
2. 欠 け
ザリガニ同士が小競り合いをする場合は大きなハサミを使いますが、場合によってはハサミの先端部分が綺麗にスパンっと切れ落ちます。
それがコレ!
良く見ると?
右側のハサミの内側先端と前から3番目の左足の中間から欠損していますね!
【ハサミを拡大】
茶色くなっていますね?
バーンスポット!
ただねぇ…
以前「バーンスポット関連」の記事を複数書きましたが、コレは僕が言う「かさぶた」なので特に問題視していません!
要は「脱皮」で綺麗に治るわけですが…なんか以前にもこんな事を書いたような…
コレに出てきた
この記事を読んで貰うともう少し分かり易いかと。
要は…治る!
【脱皮後】
足の再生は違う画像を用意してるので…
【ハサミの再生】
色味は完全に「焼けた鉄」だねw
しばらくすれば色が入りますね!
足も再生しています。
コレがザリガニ!
・そ う か つ
水槽1つにつき1匹の単独飼育であれば生体が傷つくことはありません。SNSでイイネをたくさん貰おうと思えばできるだけ綺麗な状態を維持した方が良いでしょうね。
もしかしたら、このようにザリガニが傷つくような飼育をする事に否定的な意見があるかもしれませんが、一度外に出て自然下のザリガニを確認すればおのずと“何か”が見えてくると思います。
が!
たぶん『ぼー』っと眺めているだけでは何も気付かないと思います。基本的には「欠損率」で測ると良いと思いますが「率」だけでは確実に精度が落ちると思います。
何を言ってるか意味がわからない場合は「単独飼育」を強くオススメします。公開記事で書けるのはここまで。
終わり。