この週末は少し「ヤゴ」について調べてみました。まぁザックリだけどね。
基本的にはカブトムシやセミと同じく昆虫になりますが、昆虫の多くが「土の中」で成長し大きくなっていくのに対しトンボのヤゴはソレが「水の中」というぐらいで特に大きな差を感じる事ができませんでした。
これから飼育していくにあたり「環境の作り方」等々も考えていく必要がありますが…
その前に!
とにかく驚いた!
と言うのも、ザリガニ種とヤゴは共に「捕食する側」と「捕食される側」の二面性を持っていまが、この二種には完全な上下関係が存在しますね!
つまり「アメリカザリガニはヤゴを捕食する」になります。
実は今度書こうと思っていた「自然環境」の記事に入れ込もうと思っていた内容ですが、せっかくだし先出しで紹介したいと思います。
【大阪城公園】
大阪市内のほぼ中央に位置し大都会に残された数少ない自然環境になります。当ブログではお馴染みの場所で僕がアメリカザリガニの観察をするホームでもあります。ただし、人の手が入った人工物になります。
【トンボの産卵】
家の周りでは見ることができない色味のトンボです。ちなみに種類は不明。(←興味がないから調べてない)
でだ!
この人工の小川に来だしたのは息子が保育園児だった頃だから…5~6年前になるのかな?
この2年は特に通いましたが…
ヤゴを観たことがない!
あくまでも人工物なので自然の河川に比べれば小さい…とは言え個人で探すにはそれでも広いですけどね!
僕が見つけられなかっただけで「いるか?いないか?」の究極の2択で言えば「いる!」になるんだろうけど、トンボの数(産卵数)に対してヤゴの数の帳尻が合いません!
【ヤゴ 約1㎝】
このサイズが卵から孵化してどの程度経つのか不明。軽く調べましたがよくわからない。「ヤフオク」でもヤゴの販売を確認しましたが3㎝以上はあるブチョっとした「そうそう、コレがヤゴ!」の形状をしたものばかりです。要はそのサイズのヤゴが大阪城公園にはいないってことです。
この生まれたてと思われるサイズの飼育に関する情報も少ないと思いますが、この数日ほど観察をしていた結果わかった事は「TL2~3㎝のザリガニ」であれば簡単に捕食できます。つまりザリガニにとってヤゴはエサ!
例えばミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)にとってザリガニはエサになります。甲羅が25㎝を越えるアカミミガメとザリガニをトロ舟の中に入れておくと翌日にはザリガニは消えています。ワンチャン大きなハサミが片方残ってるかな?ぐらい。
我が家にこのサイズのヤゴがいるのであれば周りの河川や池にも同じようなサイズ…大阪城公園にだって…
秋の大抱卵を終えて稚ザリがハッチアウトしTL2㎝が出始めた頃合い…タイミングはバッチリやなw。そらヤゴを見かけないわw
だからと言ってここのアメザリが『けしからん!』になるのか?ならんでしょうにw
・なぜ水槽から生まれた?
僕はすっげー疑問だったんですよね。と言うかヤゴやザリガニの研究者でも『ヤゴとザリガニは共生できる!』なんて絶対に言わないと思いますが、現に我が家のザリガニ水槽で実現しました。本当はどのような「環境」だったのか画像を出した方が早いんだけど、残念なことに「ウォチタ水槽」だったから見せれない。
ちなみに!
「規格60㎝水槽」+「上部式フィルター」の組み合わせだったから、今まで通りの「環境」であれば確実に卵が吸い込まれフィルターで死滅していたであろうと考えています。
・デトリタス環境
今まで当ブログでは「デトリタス食性」というワードは使ってきましたが、この「環境」の言葉はあえて使っていませんでした。(※説明で使ったかもしれん…)
これも「考え方」によりますが、「流木」や「落ち葉」を水槽に入れたから「デトリタス環境」になるのか?
ならないです!
本質的にはコレ↑
その為には前提条件も多くなります。まずは太陽光(紫外線)をしっかり当てる為に屋外環境になります。昨今はLEDの一択になっていますが、そもそもLEDは紫外線が出ないし指向性が高すぎて使いにくい。もちろんいろいろ揃えれば太陽光に匹敵しますが、たぶんそのお金でメタハラが買える。メタハラは電気代が高いので太陽光(タダ)が正義。←今ここ。
一見すると「ビオトープ」とも言える側面がありますが、アレはどちらかと言うと“放置”するもので僕が作る「デトリタス環境」とはガッチガチに手を入れ管理された環境になります。
だから「考え方」なワケ。
ここで取れたデータを「ウォチタ冬眠水槽」にフィードバックさせようと思ってたんですよね。8月上旬から先日のリセット日まで3ヵ月以上稼働させましたが、当然ながら稼働当初の「日照時間」であったり「水温」であったりと12月が目前に迫った今と状況が大きく異なります。つまり、あまり収穫が無かった…( ノД`)シクシク…
でもね!
一時的とは言え「共生」できた環境だった訳だから、ある意味「成功」と言っても…
とにかく!
今のペースでは来年の1月になっても『冬眠環境をつくr…』とか言ってそうでマジで詰んだかもしれん…
ちょっと説明が長くなりましたが、先の記事で『2年以上飼育し初めての~』と説明しましたが、初めて作った環境だったからある意味“想定外”が起きても特段不思議でもない…?
そして…ヤゴが生まれた!
まぁ…「浪漫」って事にしておこうか(笑)。もちろんザリガニも数匹入れてましたがTLは6㎝以上の個体ばかりです。まぁ…「ラッキー」って事にしておこうか(笑)
・ヤゴの飼育方法⁉
まだ全然調べていませんが、とりあえず割と肉食で共食いもするそうです。
興味深かったのが「生餌しか食べない」ぐらいかな?今のところ。
『へ~っ』って感じ。
こういうのがあると新鮮だよね!マジでザリガニが飽きたから最近は全然関係ないことばっかりですわ。全く関係無いってこともないけどね。
【人工飼料】
金魚用のフレークです。この前「小赤」が3匹増えたから…(爆)
確かに食べない!
お尻の所にフレークがありますが見向きもしませんねw。コレを見たら『嗜好性のあるエサを食べません。どうしたらいいんですか?』とかになるのかな?
いや知らん。
放っておけば?
だからね、そもそも「人工飼料」とは何ですか?の話になってきますが、アレは忙しい現代人向けに開発された商品だから全ての生体に当てはまるものではありません!
『ヤゴは共食いをする!』という検索結果が出ても、このサイズのヤゴは顎が発達してないから気にするレベルではないハズ!(※その傾向)
ただし、成長に伴いどれくらい“固い”物を齧れるようになるのかは興味が湧きますよね!例えば「魚の骨」とか?。骨は流石に無理かw。消化吸収ができんなw
【ザリガニの歯】
ザリガニ種は脱皮した殻をバリバリ食べれますが、それはこの左右に付いた歯?と幽霊の手?みたいな部位も使い齧ります。
良く見ると片側(左)が花びらのような「受け」の形状になっており、左右でカチッとハマるようになっています。ようできとるなw
ヤゴにはザリガニのような歯ではなく「サメ」のような鋭い歯が複数付いてたハズだから、同じ水生生物とは言え部位が異なれば習性も変わってきます。魚が好きなんじゃない?
たぶんね!
知らんけどw
ちゅーわけで!
我が家の生体達は「CB個体」って事でいいのかな?
続く。