『生餌しか食べない…』
割と面倒くさそうですね!
そもそも「水生生物の飼育」とは面倒くさいものです。極論で言っちゃうと「水の中でうんこ」をするんだもんw。
その水生生物を健康にしっかり成長させるためには日々与える「エサ」も重要になってきますが、ペットショップでお手軽に購入できる「人工飼料」をヤゴは食べません!(※その傾向)
例えば川魚の代表格である「鮎 / あゆ」は水生昆虫等も捕食しますが
主食は石に付着する藍藻類および珪藻類(バイオフィルム)なので家庭の小さな水槽で再現する事はまず不可能。
例えば海水魚の代表格である「カクレクマノミ」は餌付けが難しい「天然採取物(WC.WD)」よりも人工飼料をしっかり食べてくれる「国内ブリード物(CB)」の方が飼育がしやすく人気ですよね。
「人工飼料」の利便性に慣れ過ぎた人には小難しい話になるのかもしれませんが、逆説的には人工飼料で簡単に飼育ができる水生生物が「観賞用ペット」として普及し取り扱われている…。
以前にどこかで『人工飼料を過信するな!』と書いた記憶がありますが、ザックリ言うとペットショップ(※専門店除く)で購入できる生き物は「人工飼料OK!」という解釈になります。ペットショップで「ヤゴ」なんてそうそう見かけないでしょ?
面倒くさいから!
・そも…そ…も…
我が家のヤゴは体長が1㎝ほどで孵化から1ヵ月は経っているであろう…と推測できますが…
そも…そ…も…
この1ヵ月は何を食べ…?
まぁザリガニも数匹入れていたので頻度は少ないものの「人工飼料」は与えていました。いやだから…「生餌」しか…
ニュアンス的に説明が難しいし文字を書くのも大変なので脳内補完をして頂きたい所ですが、試験的に作っていた「デトリタス環境」が小さなヤゴたちの命を繋いでいたのであろうと。(※確証無し)
この期間中にザリガニ達と共生していた生き物たちをリストアップすると
2.スネール氏
3.ミジンコ氏※
外国人みたいwww
まぁいいや。
No.1:ボウフラ氏
夏は暑く冬は寒く…それが屋外環境…。早ければ4月頃から登場する厄介者。
それがボウフラ氏!
ボウフラって水面と底を行ったり来たりしますが、けっこう底の方にいる事も多くヤゴにとっては捕食しやすい生き物と言えます。
No.2:スネール氏
天然物の水草を導入するともれなく付いてきます。ザリガニ種においてはいてもいなくてもどっちでも良い存在ですが、ヤゴにとってもどうでもいいと思います。
「エサ」としては無いな!
No.3:ミジンコ氏
これがねぇ…
どうだろう?
ヤゴの大きさにもよりますがオオミジンコだったら捕食しやすい大きさだと思います。通常のミジンコって目に見える?知らないんだけど?
たぶん…たぶん我が家の屋外水槽でミジンコが湧いた事は無かった…記憶だと…。
ミジンコの卵は「休眠卵」とも呼ばれ?乾燥した卵が風に乗って飛来します。簡単に言えば「たんぽぽの綿毛」だと思って下さい。我が家の屋外水槽にももれなく着弾してるハズですが、「上部式フィルター」しか使ってないから例え孵化しようが基本的には全てがポンプで吸い込まれフィルターでこし取られ死滅しているハズ…。
今回「ヤゴ」が生まれた環境はその辺りを弄っていたのでミジンコが発生しててもおかしくなかったと思います。でもなぁ、ウニョウニョした小さい物体は観た記憶がないなぁ…
・えさエサ餌ESA…
このサイズのヤゴ…この時期の水温…これらを考慮すると、我が家のヤゴたちは毎日毎日しっかりエサを食べる必要は無いと考えています。
画面下側
赤虫を捕食
画面上側
赤虫を捕食
ピンセットで掴み揺らしながら近づけたら教科書通りに下顎を使って捕食する光景を確認できました。2匹だけね!
赤虫の内部は「ドロッドロの体液」みたいなものだから消化吸収も優れていると思われます。
我が家では赤虫をそれなりに使っているので「ヤゴ用」を安定確保できますが、それでも週に2回ほどでいいんじゃないかな?今のところ。
食べない個体もいましたがこの辺りはモロに“個体差”というか、本来「エサ」とは消化吸収できてはじめて“身”となります。
この水温で活性が下がっているから食べない個体に無理矢理食べさせるわけn…『食べろ!』と言っても食べさせようが無いから基本的に放置で良いしょう。とりあえず水作りだよね!
今回はここまで!
続く。