それではトンボの赤ちゃんである「ヤゴ」を育てていこうと思います。
まずは「環境」の製作が必要になってきますが、その前に大事なことを1つ。
加温するな!
今週末は大阪市内でも最低気温が4度ぐらいになり一気に冷え込みます。家庭で水生生物を飼育している方々は「観賞用」が多いと思うので冬場にガッツリ加温…あるよね?
ヤゴは「観賞用」の生き物ではありません!本来は家庭で飼育すること自体どうかと思いますが、我が家のケースで言えば水槽から“生まれた”から飼育します。
魚類であったりザリガニであったり“水の中”で一生を終える生き物は加温による“変化球”で飼育の幅を広げていく事も可能ですが、ヤゴについては水の中でしっかり成長し羽化から「トンボ」になります。
これが一番怖いですね!
要は自然のサイクルに逆らわずに放置“気味”がベターであろうと。
オマケで書いとくと
我が家には6匹のヤゴがいます。一応“殺さない”だけの策を考えていますが、それでも死んでいく個体は必ず出てきます。これが本来の自然であって弱い個体は淘汰していきます。そういうものです。全滅だけは避けたいけどね(笑)
冬季の水温なんかも気になるかもしれないけど何ら問題ないです。大阪市内のこの水温でヤゴが死ぬなら東北地方以北にヤゴなんて生存できないけど北海道にもしっかりトンボがいるよね?
では本題です!
まだそこまで調べていないので、今回はザックリした紹介のみになります。
【捕獲当日】
これは撮影の兼ね合いで水量を極端に減らしており水深については15㎜ぐらいですね!
この状態のまま屋外に放置し続けると間違いなくヤゴを“殺します”。コレを自然淘汰とは言いません!
僕の都合で横幅30㎝ぐらいの容器をダイソーに探しに行きました。リストアップはこの2種類で共に110円。
半透明の方は蓋付きでしたが樹脂が薄いのでパス。右側の容器に決めピンセットも追加で!
まずはコレで2週間ほど様子をみようと思います。ヤゴの動き方等を確認する必要があるし、その他モロモロを観察しようと思うと、開口広め水深浅めで水量確保がベターであろうと!
ちょっと余談になりますが
最初はこの水槽+外掛け式を使おうと思っていましたが、このサイズのヤゴに水流は不要と言うかむしろ死ぬリスクがあります。
どのような成長速度なのかも不明ですが、この冬を乗り切り暖かくなる春を迎える頃までしっかり生き残ってくれれば…
【30㎝オーバーフロー水槽】
コレを使います!
体調を落とした生体の隔離用で置いていますが、全然使うことが無いのね。実は4回目のバージョンアップ中で…
姪っ子が「パンダ出目金」を飼ってるから持って行こうかな?と思ってたんだけど…
ガチで弄るかw
30㎝水槽なんて本来はゴミなんだけど、オーバーフロー化すれば少しは物になると言うか軽自動車に1,000㏄エンジンを載せるぐらいにはなるでしょ。思いっきりレギュレーション違反だけどねw
こういうのもやってみたいんだよね!
30㎝でも十分でしょ。
【名前を知らない奴】
背面の土のことね。
確か水中に入れるとモロモロに崩れる陸上専用だったと思いますが、こういうのも面白いよね!
これね、仕上がりを考えれば樹脂の吸出しをしてあげた方が良さげなんだけど、FRP樹脂で形状記憶が簡単にできるから夢があるよね!
ヤゴは肉食寄りだからザリガニ種には使えない「流木+植物」なんかも採用しやすいだろうね!
てか…これいくら…?
こういう類ってめっちゃ高いよねw
とにかく!
全滅だけは嫌だな。
続く。