【大阪都構想の是非を問う住民投票】で2回目の「否決」という民意が示され意気消沈というか、やる気の出ない人がめちゃくちゃ多いと思います。
まぁまぁまぁ(笑)
先にちょっと書きたいことがあります。
コレが“本音”なわけ。
自惚れんなやボケ
次期衆院選の「大阪府1区」は大阪市内の中央区、西区、港区、天王寺区、浪速区、東成区の計7区になります。
【大阪維新の会】の台頭以降は大阪と地においてここまで露骨な政治屋を見ることは無くなりましたが、こんな古い手法がまだ通用すると思ってる頭お花畑やろw ごくろうさんwww
大阪第1区の現職は自民党だから全力で落としに行くで!
今回の「否決」は別に大阪自民が信認されたわけではありません。
勘違いするなよ?
ここまで「勝てれば何でもいい」を見せつけられてこのまま野放しにすると確実に大阪が終わります!
今回の「否決」で悔しい思いをした大阪市民は次期衆院選まで忘れることなくしっかり刻んで下さい。
僕はコイツ等のほくそ笑む顔なんて今後一生観たくないわけですが、多くの大阪市民の皆さんも同じではないでしょうか?
そういうわけで!
どこのメディアもこの論調になっていますよね?
確かに最終的な数字だけを見ればこの通りですが、しっかり各区の詳細も確認しておくべきであろうと!
新聞テレビが伝えない大阪市の真実
青赤の数字は各区の生活保護率。西成区の24%は驚異的。青は都構想賛成多数、赤は反対多数の区。
大阪市の南北格差是正、中間層の育成と拡大が急務だ。
それ無しに何度住民投票を行なっても結果は同じだろう。 pic.twitter.com/F7r2744Hla— 辛坊治郎 公認【辛坊の旅N】 (@JiroShinbo_tabi) November 2, 2020
これも前回2015年の住民投票の際に言われていた「南北問題」ですよね。「生活保護」について今回は割愛。
【2020年住民投票結果】
パッと見では「反対票」が多く「否決」となりました。この数字を見て僕は本音で『面白いなぁ』と感じました。ちょっと不謹慎かな?
2020年人口:約275.0万人
毎年2万人以上は亡くなっているハズですが、この5年間で大阪市内の人口は約6万人増加しています。つまり「転入超過」状態となります。
2015年有権者:約210.4万人
2020年有権者:約220.5万人
最新の数字で「当日有権者数」は220万5730人でした。
つまり…人口が6万人増え…有権者数が10万人増え…今回から18歳以上…
若者…投票に行ったか?
さては行ってねーだろ?
何が面白いって今回の反対票の総数は69万2996票でしたが、前回2015年の賛成票69万4844票を下回っています。
あれっ…大誤報…
ひょっとして…
関係なかった?
この数字から読み解くと冷静な大阪市民は毎日新聞の大誤報にさほど影響されなかった可能性が非常に高いと言えそうですw。だから反対票が73万票ぐらいあれば確定だったと思いますけど。
それでは新設されるハズだった各特別区ごとに2015年と2020年の票差を確認したいと思います。
【 新・淀川区 5区 】
注目はやはり【港区】になりますが、2015年に比べ反対票が約3倍になっています。
【 新・北区 7区 】
賛成多数になった区は24区中で10区に留まりますが、実は【鶴見区】以外の9区の全てが前回2015年よりも賛成票を減らしています。
【 新・中央区 7区 】
大注目は【西成区】になりますが、反対票がガツンと減っています!反対多数の14区の内、前回よりも反対票が純粋に増加したのは3区しかありません。実はね!
【 新・天王寺区 5区 】
注目はやはり【阿倍野区】になりますが、2015年に比べ反対票が約3倍になっています。【平野区】も反対票が減りましたよね!
これさぁ…
松井市長は『力不足だった』と言ってたし吉村知事も落胆していましたが、この5年間で間違いなく【大阪維新の会】の実績が認められだした数字としか説明ができません!
そういう意味では【港区】と【阿倍野区】の区民の気持ちを汲み取れなかったことが本当に残念と言えます。
賛成票を減らした区については「現状維持バイアス」と言うよりも「転入者/世帯」が多い地域ですよね。
たぶん若者の投票率も低かったと思いますが、そもそも10年以上前の「大阪暗黒時代」を知らない世帯や年代が確実に増えているので投票率が低下した事はむしろ自然とも考えられます。
要はね、ちょっと表現としては不適切かもしれませんが「戦争を知らない子供」であってね、この10年で【大阪維新の会】による大阪改革後の【大阪】しか知らない人は『今のままで良くね?』って絶対に思うでしょ(笑)
あれれれれれ?
もちろん【大阪都構想】は否決されたわけですが、そこまで悲観する事はないと思います。
いやマジで!
おわり。