これは「生き物飼育」に限らず万物に当てはまると思いますが、人間とはある程度「経験」が蓄積されていくと横着になる事がしばしばあります。
それが「料理」や「掃除」みたいな分野であれば別に構わないと思いますが、「生き物飼育」ともなれば話は別です。
要はいくら自分のお金で生体を購入しようが、その生体の「命を預かっている」という事実に何も変わりはありません。生かすも殺すも飼育者のさじ加減だもんね?
そういう意味ではSNSを筆頭に昨今の「なんちゃって飼育」は目に余るものがあるし、素人によるショップの真似事なんかも大概ですけどね。
僕の小学生時代と言えばペットショップで生き物を購入し、大事に育てて終わりだったもんね。まぁ“平和”だったと思いますわ。
結局のところ、素人でも簡単に生き物の「現金化」ができるようになったことが諸悪の根源であって、広告収入でペイできるから150万円のコツメカワウソを購入するアホも出てくるわけで、当然ながら国際的な「密輸カルテル」なんかも台頭してきますわな?
一番簡単な対策としてはYouTubeでは生き物関連の広告引き剥がし、生き物の販売は許可制&対面販売を実施すれば健全な世界に戻ると思っていますがすっげー文句が出てくるだろうね。
それでもなお現在の規模を維持できる人の「生き物愛」は本物でしょうね。たぶん95%以上は脱落するだろうけどwww
所詮そんなもんだよw
では【本題】です!
・飼育を楽しむ!
たぶんなんだけど、生き物を使った色遊びをしてる連中って既に「飼育」に飽きてるか、そもそも興味が無いかのどちらかでしょうね。
当ブログでは生き物を問わずできるだけ「飼育」を楽しむ為に記事を書いてきました。偏に「生き物を知る」から始まり、閉鎖的な「水槽/箱」という環境の中でその生き物が生息していたであろう自然環境に近づけ、如何にして最大パフォーマンスを引き出してあげれるか?
実は単純な話です!
まぁ単純故に難しいとも言えますが、「ザリガニ」については非常に頭を使うので『ザリガニは簡単だよー』なんて言ってる人は所詮上澄みの5%ぐらいしか「ザリガニ」の事を知らないでしょうね。
ザリガニに限らず水生生物を飼育してる人はこのような「システム」に憧れがあるようですが、一般家庭でできることはただ水槽を並べてブクブクを分岐して終わり。
そんな「なんちゃって」であろうがSNS上では『凄いですね』『生き物が好きなんですね』等々称賛の嵐になるようですが。
ペットショップのシステムの詳細は知りませんが、店員さんに確認したら換水は1週間に1回、大掃除は半年に1回のペースだそうです。
ペットショップなんて仕入れた生体が売れるまでが仕事ですが、それでもコレだけの維持費を掛けてるわけですよ。「趣味」で生き物飼育をしてる人がペットショップ以下の環境で一体何がしたいんだろうね?
たぶん知らない人の方が多そうですが、換水は毎日やってもいいんですよ?我が家では水が傷みやすい夏季で3日に1回のペースかな?
もちろん上手く立ち上がって均衡がとれている環境であれば換水頻度を下げれますが、それでも「換水」こそ最強です!
【 たとえばベタ 】
ペットショップでの販売展示方法と言えばコレになりますが『気色悪い』の一言で終わります。
この辺りは生体価格が安価ですが、それでも飼育水は白濁し見るからに汚らしい。オマケに臭そう。
二代目引田天功はペットとして虎を飼っていましたが、そこまで行けば一周回って逆にオモロイとは言え、如何せん生き物を「コレクション」とはセンスの欠片を微塵も感じません。
ベタを購入する予定はありませんが、僕だったらコレぐらいは用意しますね。
こういう形状であればリビングに置いていてもカッコいいし、他人様に見せても恥ずかしくない。なにより生体にとっても環境が良いでしょう。
まぁ小さなお子さんがいる家庭では高確率でシールをベタベタ貼られることになると思いますがご愛敬ですよね!
19,800円(+税)也。
まぁまぁ高いのねw
コッチが濾過槽ですね。
ヒーターを隠せるし、水量に対してかなりろ材を入れることも可能なので…いや…めっちゃいいやんw
うちのウナギさん…
あーこういう構造なのね。
同じ形状にはなりませんが、仕組みさえわかればワンオフは可能です。ぶっちゃけ総アクリルで作れますね。
ただね、かなり各パーツの精度が求められるので素人は買った方が早いと思います。気が向いたら来年あたりに作ってみようか?需要無さそうwww
そういう意味では“形”から入ることもあながち間違っているは言えません。
例 え ば ?
我が家の水槽台はこんな感じだったんですよね。
ガチャで被ったSGロックシードを飾ってみたり?
この【ヘルヘイムの木】を解体した時の廃材の一部を再利用したんですけどね。
我が家のお坊ちゃんはそこまで生き物に興味が無かったから関心が向くように親心として取り入れてみましたが、この辺りはお子さんの性格にもよるのかな?
とりあえずね、平たく生き物を家庭で飼うと言っても「飼育」をしたいのか「養殖」をしたいのかハッキリさせないとSNSに転がってる内容ってほとんど「養殖」なんですよ。
どうせ相応に時間とお金を使うわけだから、何かしら身になると言いますかしっかり「楽しむ」ことが大切であろうと。
おわり。