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保全 / 外来種問題

【2021年7月】スクミリンゴガイの続き(完結) #重点対策外来種

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【 2021年7月11日 撮影 】

場所は前回と同じく奈良県生駒郡斑鳩町になります。

大阪府では3回目の緊急事態宣言が解除されマンボーに切り替わったのd…もうイケるっしょ!

ただね、前回の【3月5日】から4ヵ月も経っているので何がどう変わり現在に至ったのかはわかりかねます。

まぁ1週間に2~3度足を運べればもう少し流れがわかったと思いますが…大阪市内からそこそこ遠いんだわ?

先に少し別件で!

ココはいつもの現場とは少し離れた水田になりますが、一目でわかる水の色味ですね。

本来、水田に引かれる水は無色透明です。そのハズです。

明らかに違和感があったので目に留まりましたがグリーンウォーターよりも淡い感じ…そう、まるでスムージー…w

良く見ると細かな点々があり水の色味ではないことに気付きます。

どうだろうね?

パっと見で「浮き草」とわかり稲とはバッティングしないと思われますが…いや、やっぱり多少なりとも土壌から染み出た栄養分が取られるよね?

で、調べました!

この水草は「アオウキクサ」という種類で除草剤や農薬を使うと出現しないようです。また、水面を覆うことで雑草が生えにくくなり水温の上昇も緩やかになり稲にとっても「良水草」になるそうです。

へ~っ 知らんかった。




確か特定外来生物」だったと思いますが淡路島では別の浮き草によって現在進行形で物凄い被害が出てますよね。

あの類ではありませんが、水草も種類が多く良し悪しが分かれるのでよくわかりませんね。

こちらがいつもの現場です。

もう改めて撮る画も無さそうなので今回が最終回になります。

あっ…おるな!

この季節では比較的大きな個体も見つけやすいので目を凝らさなくても1発でわかります。

画像の右下に波紋が写っていますが、細かい何かが動いてますね。

オタマジャクシ

この個体は小さな後ろ足が確認できますね。と思えば1㎝未満の小さな個体もいるしサイズがかなりバラバラでしたね。

ってことは?

やっぱりおるのか。

同じ種類だと思われますが、どこまで大きくなるんだろうね?

アメンボもおるのか…




紛らわしい…非常に紛らわしい…

アメンボみたいな動き方で水面を移動するなや…田舎は蜘蛛が多いもんねー。

ちょっとコレがどのような状態なのかわかりませんが、小さな貝類が水面に上がってるんですよね。何だろう…水温かな?でも外気温の方が高いけどなぁ…?

今年生まれ確定サイズですね。

左下に写る葉にも薄っすらとピンク色の跡が残ってますもんね。

一目でわかるオカシナ色味。

もうピークですよね。

卵の量や産卵個所に加え500円玉サイズの親玉がゴロゴロいますね。

もうここまで進行すれば打開策は無い…。




【 カブトエビ 】

ほぅ…なるほど。

すっげー密度でいっぱいおるな。

在来のタニシもいるのでコレが本来の日本の原風景ってところですかね?

青〇の中に小さな波紋が確認できます。

ジーっと観てると水面の至る場所で波紋ができるんですよね。

そうそうそう、お尻から酸素を吸うから水生昆虫の中でもアクロバティックな動き方をするんですよね。

ヤンマ系に比べ小ぶりなので迫力は欠けますが、それでも3㎝ほどはあるので存在感はソコソコですね!

【シオカラトンボ / ヤゴ】

ひょっとしたらオオシオカラトンボ」かもしれないね。大阪城公園の個体よりもちょっと大きい感じだったし。

あっ…マジかwww

【 ホウネンエビ 】

“生”と言うか“生きてる”と言うか…とにかく自然下の天然物は初めて見ましたね。

小学生時代の学研の教材以来じゃないかな? 都会っ子でスマンなw

で だ ! ! !




ナンダコレ???

UFO? UMA?

パッと見は本当に「ハンマーヘッド」ですが、交尾中と言うか2匹が引っ付いてるのかな?

こういう感じでスイスイ泳ぐんですよね。

何やろかコレ???

直進もできますね。

スピードは比較的遅いのでメダカ用の小さな網でも掬えるし、頑張ったら両手で掬うこともできそうな感じ。と書けば分かり易いかな?

ゲンゴロウみたいな速さはないけど、驚かせたら速くなるのかな?

遠近法がかかっていますが、左側のホウネンエビが3㎝ぐらいでコイツが1㎝ぐらいですね。

1匹だったらUMAで終わらせて良かったんだけど、数は少ないものの複数匹を確認してます。

マジでだろう?

話をもどし…

この鳥は何だろう…?

話をもどし…




【 人類との攻防戦 】

いくら有精卵を産み付けられてもスクレーパーで引き剥がし水中に沈めると孵化できないので…

どれくらいの頻度になるんだろうね?

まだこの辺りではあれば除去できますが、田んぼの内部の稲に産卵されたらお手上げですかね。

これが500円玉サイズ。

横にも巻貝が確認できますがどうなってるんだろう?交尾中?お食事中?

このピンクの卵塊はがあるので無敵と言われていますが、何か再利用できないのかな?

チャバネゴキブリが食べて死んでくれるなら都市部で需要がありそうなんだけど、鮮度や輸送を考えると厳しいか…?

とりあえず「専用のもあるみたいですが、この面積や数を考慮すると馬鹿正直に1匹づつ捕獲し卵塊も潰していく他に手段が無さそうです。

おわり




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