ザリガニ種については特にシリーズ化する予定はありませんが、ちょうどタイムリーな話題もあるし何本かは記事を書いていいのかなと。
本日は10月4日ということで夏ごろに少し話題になったニホンザリガニとアメリカザリガニを除く外国由来のザリガニ種の【特定外来生物】への「全種包括指定」まであと1ヵ月を切りました。
もともとザリガニ種に興味が無い人や、アメザリ( clarkii )しか飼育していない人にはチンプンカンプンというか特に影響があるわけでもないのでガン無視で結構だと思います。
要約すると?
この52秒の動画と性質は大差ありませんが、今回の規制について文句を言ってる人は【未判定外来生物】という生き物を知らずに勝手に勘違いして勝手に拡散して勝手に怒って勝手に悲しんでるだけって話です。この件についても意見を伺いましたが環境省は呆れてましたね。
ちょっとウケたのが『北米種がこれから飼えなくなるー』とかね。いやいやw…アメリカザリガニだって立派な「北米種」であって、いつから日本のザリガニになったんだろう?(笑)
・密輸について
余命が1ヵ月の【未判定種ザリガニ】について今更とやかく言っても始まりませんが、「密輸」について度々話題になる事があります。
あるのか?ないのか?
さぁどうでしょうか?
この「密輸」についてですが、ザリガニ業界及び専門家の中でも口を濁すと言うかタブー視されているのが実情ではないでしょうか?
そうね、沖縄本土で「普天間問題」を沖縄県民に問い尋ねる感覚に近いような感じがせんでもないですね。あくまでも個人的な感想なんですけど。
刑事事件って別に物的証拠が無くても状況証拠をしっかり集めていくだけで有罪にもっていけるけどな(笑)。どこかで一度書いてもオモロイやろな(笑)
では事の発端をもう一度おさらいしましょうか!
概要はこの記事に書いていますが、令和2年4月1日に「未判定外来生物」に指定されているザリガニ種の輸入届出がまとめて提出されたことが起因だったと思われます。
コレでしたね!
こちらがその種類の一覧になります。
コレについては…
こちらの記事で補足していますが、「アレニー」「バスキューザ」「ドワーフ系」の流通量の多い種がもれなく抜けていたので提出した人物が『飼ってるんちゃうか?』と書きました。
そうですね、現在市場に出回るザリガニ種の中でもこの飼育が簡単な3種は相場が安定しているのでそこまでの価格になりません。
つまり、今まで以上に利益を出そうと考えれば自分が飼っている未判定種ザリガニの取引量を引き上げればいい。知識経験技術感性に乏しく自身にとって無理であろう、長期飼育が難しいとされるその他の「高額の未判定種ザリガニ」が規制され姿を消せば…と安直に考えたんでしょうね。
これねぇ…
真相は藪の中なんだけど、僕は上記理由だと思っています。
でね、このような話を出すと『証拠あんのか おっ?』な~んて凄まれる可能性が高いので本来であれば書かない方が無難です。
まぁ全く確証が無いのであれば僕もこんな内容を書きませんが、とりあえず今書いたよね?状況証拠を!
言うてそこまで興味があるわけでもないしその後の市場心理まで調べていませんが、どのみち文句をダーダー言ってる連中がそれなりにいるんだろうと思います。
そうよね、このコロナ渦において生体の売買が規制され小金稼ぎをしてた連中からすればたまらんだろうと思います。
で?知らんがな。
そもそも「未判定外来生物」の販売による売り上げを糧にするそのセンスよね(笑)
あ~そういえばね。
これは大阪市内のとあるペットショップですが、令和2年11月2日から特定外来生物に指定される「フロリダブルー( alleni )」です。
特に注意喚起されることも無く、現在の「未判定外来生物」というワードすらありません。
さぁどうなるだろう?
『子供が知らずに犯罪者になるかも…』と危惧される方がいるかもしれないし、中には『環境省は何を考えてるんだ!』と憤る人もいるかもしれませんよね?
大いなる勘違いやで?
実はこの件についても環境省に現状を説明しましたが、『本当に不幸なことですよね…』…
だってよwww
もう笑ってもうたわ(笑)
そりゃそうだよね。「外来生物法」の脆弱性を突いた行為であって、そもそも制度設計の段階で想定してないんだから(笑)
コレについては環境省にも問題があって勘違い野郎を野放しにした責任がありますが、「生き物」という非常に専門性の高い分野だった為に有識者の意見を聞き過ぎたんだろうね。
あくまでも「生き物の有識者」は法律や行政においては素人であって、「環境行政」を任されてる環境省が「行政のプロ」としてもう少し腹を括る必要があったでしょうね。
この件と他にも2019年3月に電話で直接確認をしていますが、最後は環境省の職員が黙っちゃったもんね。だから、それぐらいザル法案なんですよ。
このような報道もあったよね。挿絵にアメリカザリガニが使われていますが、こんな話に興味がない世間一般の大多数は大して記事の内容を読まないし『へぇ~アメリカザリガニを飼ったら罰金になるんだぁ~』ってな感じで広がっていくだろうね。そんなもんだよ。
とにかく、今まで散々「未判定種ザリガニ」を現金化してきた人たちは令和3年5月2日以降全国で逮捕者が出ないように祈っておけば?
むしろ逮捕者が出た方がその後の方針を決めやすいまであるな。
関連記事がYahooトップに出稿されるようであればアメザリの立場も更に悪くなるだろうから、アメザリを敵視する保全家が攻勢をかけるならたぶんソコ。
どの分野を見渡しても「権利と義務」は一対であってな、義務を全うしてない奴ほどよく吠えるもんだよ。
「アベガー」だけどな?
責任転嫁も甚だしい。
以上