まぁ失敗を「失敗」と捉えていないから同じことを何度も繰り返すんでしょうね。
これは生き物関連に限らず全てのジャンルに当てはまると思いますが、結局のところ経験不足によって想像力が足りないんでしょうね!
以前どこかで「洞察力」について書きましたが、洞察力をどうこう言う前に「探求心」が無いと無理です。言葉を変えると「ハングリー精神」でもいいかもしれないね。
でね、アメザリについては現時点で書くことは特に無かったような感じがしますが、同じく今年2023年6月1日に改正される外来生物法で「ミシシッピアカミミガメ」も「条件付き特定外来生物」に指定されます。
いわゆる「保全屋」連中にとってこの二種は規制したくてもできない二大巨頭とも言われていたそうですが…
あっ…あるわwww
えーーーっとね、たしかそろそろパブコメが始まると…既に始まっているかもしれませんが、僕は先に電話で意見をしたんですよね、本店に。
まだ本決まりではない項目もあり解釈を巡って揉めそうな予感がしたという理由になりますが、まだ時間があるし別に急ぎでもないので追々そのうち書きたいと思います。
何の話だったっけ…
歴史は繰り返す…と。
ワニガメは現在「特定動物」になりますが、2020年6月1日に「動物愛護法」が改正され新規の愛玩目的(ペット)としての飼育が禁止されました。無断で新規飼育になると個人でも6カ月以下の懲役または100万円以下の罰金になります。すなわち前科持ちになるわけですねw
カミツキガメは2005年6月1日に施行(新設)された「外来生物法」にて「特定外来生物」に指定されたので新規での愛玩飼育(ペット)が禁止されています。
加え、生きたままの「運搬」等も禁止になり最高で個人の場合3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金、法人の場合1億円以下の罰金になります。
すっげー重い罰則なの!
でね、公正に書いておくと、この二種のカメは大型で獰猛なので危険ではありますが、人間を見つけるとまず逃げ出します。
コレが基本的な野生動物の防衛反応になりますが、頭の悪い人間みたいに無駄に戦うことはしないので「逃げるが勝ち」の精神になります。
このような持ち方や木の枝を差し出すと印象操作用の怖い絵面が撮れるってだけですね!
それでは【本題】です!
【ミシシッピアカミミガメ】
これは何時の放送か忘れましたが、某「池の水を抜く」番組でも注意喚起がされているのでそれなりに生き物に興味がある方は既にご存じかと思います。
これもよく出る画なんだけど…
この「800万匹」の論拠を知ってますかね? これは本店で確認しましたが…ぶっちゃけ鼻水が出そうになりましたw
そもそも全国の池や河川の状況なんて調べようがないので、あくまでもモデル地区の増減数から算出した数字になります。
だからね、500万~1000万匹ぐらいのレンジに入れとけば『これだけ増えた生き物の駆除は大変だから時間がかかっても仕方がないよね?』の口実の為の数字に過ぎません。ぶっちゃけどうでもいい。
で、この問題か!
たしかに…僕の小学生時代はお祭り等の縁日で見かけた記憶があるような…。
まぁよくわかりませんが、とにかくアカミミガメ(ミドリガメ)が国内にこれだけ増えた最大の原因が「輸入」ということになります。
でね、ここで僕が調べた「大阪市内」のケースを先に書きたいと思います。
結論から書くと大阪市内では自然下のアカミミガメが30年前に比べ減少しており、アメリカザリガニについては絶滅危惧種ってところですね。
『はぁ?』と思うかな?
この手の話は「推定有罪」で専門家がよく噓をつきますが、「駆除」をするにしてもしっかり池や河川の各状況を分析し「生態」を調べ上げないと方針が打ち出せません。
相手の“出方”がわからんのにどうやって“喧嘩”をするつもりなんや? って喧嘩もしたことが無い生き物大好きド陰キャどもに言っても仕方がないかw
僕が本気の時はだいたい「メジャー」を使うんだけど、生き物の専門家でメジャーを使ってる人なんていたっけ?
【 2020年9月26日 】
本格的な調査は約2年半前に終わっていますが、ソレをまとめた「アカミミガメ三部作」についてはもう記憶が怪しいので書けないと思いますw
生き物に興味が無いから!
じゃあ、ちょっと見てもらおうか。
これはアカミミガメですが、いわゆる「甲羅干し」であり、日本全国どこでも見れる光景ですよね?
でもさ、よ~く見てみ?
上手いことバランスをとっていますが、どのように登りこの位置で留まっているかパッと理解できますかね?
たぶん多くの人が理解できないと思いますが、僕がいう「生態」とは正にコレのことになります。
SNSの世界ではそれらしいことを言ってる人が大半ですが、エビデンス(画像)の無いものが多いというかほぼですよね? だから根拠のない“お気持ち”を表明してるだけだよね?
生き物関連の論文って後から覆ることが割と多いですが、地頭の悪い奴って「前提」から間違えるから使い物にならん。
「論より証拠」ってなw
そうそうそう!
あのね、カメ類は総じて寿命が長くアカミミガメで20年~とかだったと思いますが、故に総数の増減について判断しにくくなるわけです。
体長が80㎝以上になると確定ですが、この辺りが微妙なところかな?
これぐらいのサイズになると生まれたての500円玉サイズの亀を丸のみできるんですよねw つまり増えないわけ。
これは大阪に限らず都市部の池や河川に当てはまりますが、生まれたてサイズが呑気にプカプカ浮いてる姿なんて見たことがないんじゃないかな?
逆説的にはそのサイズが見つかるようであれば自然繁殖から増加する可能性が非常に高くなります。
あとは産卵させないこと!
亀類の卵って水中で産んでもそのまま水に浸かってると胚が死ぬので有精卵であろうが孵化することなく死にます。
これはうちのスッポンなんだけど、亀類の孵化ってちょっと気をつかうんですよね。
例えば…上下逆さまにしてはいけない…振動を与えてはいけない…適度な気温と湿度が必要とかだったかな。
だからね、少し時間がかかりますが「産卵」さえさせなければそのうち勝手に減っていくわけ。要は陸上に上げない、登らせない対策だよね。
これで終わると思うじゃん?
あれっ…売ってるやん?
撮影日がだいぶ前なので種類がわかりませんが、コレは固有種「ニホンイシガメ」っぽいですね。
別にコレはどうでもいいんだけど、僕の調べでは「ミシシッピアカミミガメ」は2019年~2020年ぐらいにはペットショップから消えました。(※大阪市内)
要は問屋での取り扱いが無くなったので各店舗が仕入れられなくなった。ということになりますが、代わりに入ってきたのが「ミシシッピニオイガメ」という北米原産の外来生物でした。
普通の感性の人であれば『はぁ?』になると思うんだけど、結局のところ売れるから入荷するんだけどね。
なんだコレ???
そこにも書いていますが「グアテマラ」から輸入された外来生物です。
うわっ…きっしょ…。
体長はそこまで大きくならず甲羅で最大15㎝とかだったかな。
見ての通り悪そうな顔をしてますが、凶暴性でいうと「ワニガメ」や「カミツキガメ」と同等になります。
アホちゃうかな?
そもそもこんな外来生物を輸入販売して『誰得ですか?』って話なんだけど、自称生き物好きは他人が飼ってない希少種を手に入れてナンボみたいですからね。
だからさぁ、YouTubeやTwitterなんかでも「色味」だけでマウントを取る奴が多いでしょ?
こういう奴らって自慢できれば生き物なんて何でもいいわけで、とにかく自慢できればそれでOKの「自分が主役」が多いわけ。
質が悪い話なんだけど、こういう奴らにとって生き物って「商材」だから、トレンドが下火になったり規制対象になるとポンポン捨てたりするわけ。
YouTubeなんかモロだけど収益化して「稼ぐため」に生き物を利用してる奴なんてクソよ。
仮にSNSに投稿禁止であったり個人販売を禁止にしたら、現在の飼育数(規模)を維持できる奴なんて極々少数だろうね。どこの一般人が150万円も出してコツメカワウソを買うんやろな?
そんなもんやでwww
しかしキモい顔やな。
サラザールみたいw
「ザリガニガー」を言ってる専門家なんて碌な奴がいないけど、「ザリガニペスト」の話を持ち出すなら「輸入禁止」にまで踏み込めや。って話やんか?
そこまでの根性は無いんだろうな。というか、陰キャどうしの口喧嘩って最後は殴り合いになりそうやしなw
昨今これだけ「外来種問題」が取り沙汰されているのになぜ環境省を筆頭に大ナタを振れないのか?と疑問を覚える人もいると思いますが…。
全てのケースに当てはまるわけではないので一律ではありませんが、内容によっては日本国憲法第29条「財産権」に抵触する可能性があるんですよね。
この辺りを調べていくとだんだんアホらしくなってきますが、環境省は後輩たちの為に仕事が減らないよう“種まき”をやってるんだろうな。と思う節がある。
今回は“触り”で書いてみましたが、「生物多様性」とかもどこまで本気なのか怪しいんだよね。コレで飯を食ってる奴も多いから簡単に解決したら困るのかな? もしくは本気で頭が悪いか?
おわり