【 caos バッテリー 】
社外品のバッテリーとしてはコスパにおいても優秀なので比較的有名だと思います。
本当に「音質」が向上するのかはわかりませんが、スピーカーを交換した方が早いよね?って話です。
バッテリーの状態がわかるインジケータがあり、何と言っても「減液コントロールシステム」という名の補水不要がウリの商品でもあります。
実際に量販店でそのような説明を受けた“被害者”もそれなりにいるだろうと思いますが、僕もその中の一人だった…
だってさぁ…?
ねぇ……?
右側が小窓になりますが、状態を示すインジケータは3種類です。
真ん中に赤い〇、淵にブルーの色が見えるので状態は「良好」となります。
だがしかし?
電圧を測ると「11.0V」しかありません。11VあればイグニッションONからの電動スライドドアが動くぐらいは可能ですが、セルが回らないのでエンジンが始動しません。
一応補足しておくとそれなりに古いバッテリーではあるので寿命っちゃ寿命だし、バッテリーは自動車の生命線でもあるのでコンスタントに交換した方が良いのは良いですね。
ただね、ちょっと気に入らないので無駄な“抵抗”をしてみようかな?っと。
「水蒸気圧コントロールシート」という大そうな名前のシールを剥がしてみましたが…ペラペラやで…大丈夫かしら…?
蓋の開け方は通常のバッテリーと同じですが、内部の液体は「希硫酸」という低濃度の硫酸水溶液なので人体に付着すると炎症や火傷などの症状を引き起こす可能性があります。
耐溶剤手袋ツケロ絶対!
希硫酸はそこまで黒ずんでいませんが明らかに水位が低いように見えます。
急遽買ってきましたが、コーナンで300円ぐらい。
しかしデカいなぁ…。
メーカーのHPを確認するとここまで入れろの指示が出てきましたが…
減るんかい…水…
ガチで知らんかった…
だってさぁ…全幅の信頼を…
結局そこの緑のラインまで減ったので1ℓ近くは入ったのかな?
この後に一度充電をしましたが、充電中は13.4Vまで上昇するものの、充電後15分ほどで11Vまで下がるので…むしろ11V以下にもならないので1セルが死んでますね。
1セルが2Vちょっとだから新品の状態では13Vぐらいになるんですよね。
つまり、使えない!
このような商品を使ったことがないので効果効能については不明ですが、国産や外車の中でも5,000㏄オーバーの自動車のバッテリーはすっげー高いから使った方が…どうだろうね?
おわり