緊迫が続くウクライナ情勢も大事ですが、我々日本人としても今後日々の暮らしにどのような影響が出てくるか? この辺りはしっかり考えていかなければなりません。
3月1日からいろいろな物の価格が上がった…既にニュースになっているので各自で調べて下さい。
で、ガソリンですよね?
元売りへの補助金を1ℓあたり最大で25円にする報道が出ましたが、店頭価格にどこまで反映されるかは未知数です。
【 2022年2月24日 】
NYMEXのWTIになりますが、ロシア軍のウクライナ侵攻が始まりマーケットが反応しました。
昨年2021年12月から原油先物価格は上昇し続け、約3ヵ月で1バレルあたり30ドル以上も値を上げています。
【 2022年3月1日 】
イギリス石油大手「シェル」のロシア事業撤退を受け一気に大台の100ドルを突き抜けました。
コレは昨日の朝ですが、1バレルあたり116ドルを超えました。
これはさっき。
かなり値動きが激しいですが、原油先物はどこのマーケットでも「限月取引」になるので利確の動きも見て取れます。が、間髪入れずに押し目も入っていますね。
ちょっと怖いのが下の「米ドル/円」の値動きですが、三角持ち合いを形成しかけています。
これから「116円」の攻防があると思いますが、下手をすると「悪い円安」に進む可能性がありますね。
WTIの史上最高値は1バレルあたり「147ドル」になりますが、これは北京オリンピック2008の影響もあって資源が高騰しヘッジファンドに代表される投資銀行がレバレッジをかけ投機マネーが大量に流入した事が原因となります。
で、今回の原油価格の上昇は産油国がバルブを閉めていることに加え、ウクライナ情勢すなわち「信用不安」に近いマインドも大きいと思います。
VIXはそこまで反応してないから今のところ「第三次世界大戦」は無いと思いますが、思いますが、思いますが、予断を許さない状況ではありますね。
とりあえずWTIの116.57ドルの高値は13年ぶりになりますが、北海ブレントは119ドルを超えているんですよねぇ。
今後のロシアがどうなるかで原油価格はさらに上昇する可能性もありますが、とりあえず日本国内ではレギュラーガソリンの全国平均価格が1ℓ200円の可能性が出てきました。
それでは【本題】です!
どこかで書いた「トリガー条項」についてですが、現在はガソリン1ℓあたり「25.1円」の税金が上乗せされています。
更にどこかで書いた「25.1円」を戻すためには「3ヵ月連続で130円以下」の条件がありましたが、もうここまでガソリン価格が下落することは無いんじゃないかな? だから政府は慎重姿勢を崩さないわけね!
やっぱり一回切ります。
つづく