こんなどうでもいい話に時間を割きたくないので本来はどうでもいいわけですが、「事実は小説より奇なり」ということわざの通り「政治」って割りとヒューマンドラマが垣間見えて面白いものなんですね!
本来「政治」や「行政」って難しい言葉が多く取っつきにくいわけですが、多少なりとは政治や行政を語れないと社会では通用しません。(※業種にもよる)
なかなか興味を持ちにくい分野なのでわかりやすく覚えやすいように今回は進めていきたいと思います!
まずはこの馬場代表の発言ですが、現状では何も決まっていないのであまり浮かれないように!
もうコレのことですよね!
次期衆院選で公明党が持ってる大阪の4つと兵庫の2つをかけての「全面戦争」になる。遅かれ早かれ最終的にはそうなりますが、次がそうなるかはまだわからないということです。
というのも、次回の衆院選からアダムズ方式によって「10増10減」の新しい区割りになります。
大阪選挙区において小選挙区の数は「19」のまま変更がないし、チャレンジャーである日本維新の会にはほぼ関係ありませんが、簡単に言えば自公が配分で揉めてるんですよw
今回はこの部分を少し掘り下げたいと思います!
もうドンピシャですよw
早ければ今年の秋にでもと噂される「衆議院解散総選挙」ですが、自民党が国民向けに耳ざわりの良い言葉を並べだしたら解散は近いですよw
どのみち選挙事務所や選挙カーの手配等の段取りがあるのでマスコミが騒ぎ出したら本決まりだと思って間違いありません。
えーっとね、4月9日が統一地方選の前半なので23日が後半でしたよね。とりあえず後半が終わってから動きだすんじゃないかな?
日本維新の会の藤田文武幹事長は次期衆院選の候補者選びで「全選挙区で擁立することを原則にしたい」と述べました。これまで大阪府と兵庫県で公明党が議席を持つ6つの衆院小選挙区に候補者を立てませんでした。藤田氏は「関係をリセットする」と強調しました。https://t.co/5i8ZMigVBp
— 日経関西 (@nikkeikansai) April 11, 2023
今日というか昨日にもこのような発言があったそうですが、僕から言わせたら “口先介入”であって当面は続くと思います。
要は手の内を見せないジャブの応戦ということになりますが、昨日の話が今日変わったり明日には戻っていたりとコロコロ情勢が変わるので一喜一憂しないように冷静に判断しましょう!
さぁどうでしょう?
一見すると「維新VS公明」の構図になりますが、実はそう単純な話でもないんですよね。
今回の大阪選挙区もそうなんだけど、関西圏の議席の動き方が重要になってきます。
これが翌10日の茂木幹事長の発言でしたね。内容を額面通りに受け取ると維新に惨敗した大阪自民の立て直しになると思います。
はたしてそうかな?
これは2021年の衆院選の後だから、大阪自民が15の小選挙区で全敗した後の発言なんですね。
そこにも「解党的出直し」とか書かれていますが、とりあえず一年半前の話なんですね? 要はこの1年半何もしてこなかったわけですよ。
一年半前に茂木幹事長から「立て直し」の言葉があったのに…中央と大阪自民ってどういう関係なんだろうね? もしかして見捨てられた?
ココからが重要!
中央からすれば大阪自民が維新に勝てないことは織り込み済みなんですよね。だってどう頑張っても勝てないからw
ただし、このままズルズルと負け続けると自民の議席はどんどん減っていくし、それこそ党員なんかも減っていくよね?
【 大阪市議選2023 】
定員が「81」なので維新が6つ増えればどこかが6つ減るわけです。当たり前だよねw
今回は自民が3つ減らしていますが公明はプラマイゼロで第二会派を維持してますね。
【 大阪府議選2023 】
コッチがわかりやすいわけですが、定員が「79」なので維新が9つ増えればどこかが9つ減るわけです。当たり前だよねw(※定数が同じとして)
今回は自民が9つ減らしたわけですが、更に問題なのが第三会派に落ちてしまったんですよw
ここがポイントですねw
【 大先生の乱2021 】
だからこの話なんだよね。
まぁ普通に考えたら『どこかで頭でも打ったか?』になると思うんだけど、「大阪3区」については自民側も不満を抱えているんですよねw
激おこぷんぷん丸
コレも筋論としては当たり前の話ではあるんだけど、自民と公明が連立を組んでいる以上は勝手なことをされたら困るわけです。
で、こうなる。っと。
これが自民お得意の「密室政治」というわけですが、もう有権者そっちのけで物事が決まっていくわけです。
この絵が撮れたら中央としては一件落着だったんだろうけど、現場レベルでは両陣営共にいろんな感情が入り乱れてるよねw
じゃ、おさらいね!
『今の現状(体制)ではこれからも維新に勝てないから議席の配分を見直して貰えませんか? このままだとウチばっかり議席が減るんですよ。公明さんもウチと連立を組んでるんだからあんじょう頼んますわ』まぁコレが本音になってきますよ。
もちろん公明がこんなお願いを吞むわけないんだけど、全国的な議員数は自民より公明の方が多いらしいんだよね。だから大阪も今回の選挙でそうなったわけじゃん。
中央の方でも特に改憲を進めたい保守派は「公明切り」に言及してる議員もいてるし、とりあえず日本維新の会が議席を増やせば増やすほど自公政権に亀裂が入ります。
さぁ潰し合えや♡
そうは言ってもこれまで公明の組織票で当選できた自民議員も一定数いてるわけだから…これからどのような力学が働くのか? こればっかりはわからんよね。
そうそうそう、だからさぁ参院選2022の岡山選挙区で自民の「小野田 紀美」が公明に『おぅなんじゃワレ 鬱陶しいから早よ向こう行けやボケっ 』てな感じで公明の推薦を蹴ってかなり荒れたよね?
今まででは考えられない事が起こりだしてるから…維新としては静観…どうだろ?
「IRの承認が人質に取られる」なんて物騒な話も聞こえてきますが、であれば全力で潰しに行くだけやで。最終的にそうなるなら早い方が得策とも考えられるしね!
まぁ僕としては日本の政治が動き出せばそれで良いとも言えますが…ちょっと一筋縄には行かんだろうな。
おわり