はい、それでは!
書こうか2か月ほどめちゃくちゃ悩みましたが結局書くことにしました。
でね、この辺りの内容は本当に気をつけないといけないし、読んだ人が誰一人として傷ついてはならない。ということで表現方法等も意識しないといけない。というか難しいよね。
というわけで、6月5日の『ここまで歩けなくなりました…』を書きましたが、その続きになります。
この日は一番最初に西本願寺に寄りその後に東寺を回りました。
東寺の後にランチライムでJR京都駅に歩いて向かう途中に激しい痛みで歩けなくなりました。その後に東本願寺に行く予定でしたがキャンセル。
ここまでは書きましたが、この日予定していた4つ目は京都市伏見区の「伏見稲荷大社」でした。中心部からまぁまぁ近いからね。
【 令和七年六月五日 】
伏見稲荷と言えばインバウンドの影響で何かと話題に上がっていますが、やはり長く続く赤い鳥居「千本鳥居」が有名だと思います。
ランチ休憩や移動中に少し体調が回復してるのでなんとか…なんとか…。
なんとか…ならず。
ここまで痛みが出てると少々休憩したところで当日中に痛みが緩和することはありません。
でね、『痛みがあるのなら痛み止めを飲めば?』と思う人もいるかもしれないけど、このような慢性的な痛みについて薬は厳禁です。
僕の場合は可動域とかも絡んできますが、本来「痛み」とは体が不評を教えてくれているサインでもあります。
その痛みを薬で止めてしまうと一時的に体の負荷(負担)を上げブーストをかけることは可能になりますが、痛み止めが切れると更に痛みが増すことになり悪循環に陥ります。
つまり生理痛とか頭痛とか、親知らずを抜いた後とか、骨折や大きな怪我のあととか、一時的な痛みを止める為の処方であれば特に問題はありませんが、慢性的な痛みから逃れるために薬に頼りだすと薬漬けになるんですよね。もちろん薬は毒でもあるし。
さて・・・帰るか。
これね伏見稲荷に行ったことがある人はわかると思いますが、赤い鳥居を歩きだしてすぐの左に曲がったところ。
こういうルートね。
右下にスケールが出てますが本当に歩いてないのね。
当初の予定では青〇で囲った山頂まで向かう予定でしたが、行ったらたぶん自分の足では帰ってこれなくなります。
もうとにかく下りの衝撃が耐えられないぐらい痛いのね。いや、普通に歩くだけで痛いんだけどw
まぁ京都は行こうと思えばいつでも行けるしここで無理をして致命傷になってもよろしくない。これはリベンジということにしましょう。
それでは【本題】です!
参道になるのか知らんけどお店が並んでるところがありますよね。帰る前にその辺りをブラブラしながら鳥居をくぐって駐車場に向かったわけですが前から乙武さんが来ました。
完全にプライベートだし本当は写真を撮ってはいけないど、実際にいたという証明で載せときます。
野生のオトタケが目撃された模様。#五体不満足 https://t.co/mcPn3rkCIT
— 乙武洋匡 (@h_ototake) August 3, 2025
こういう感じのツイートはありましたが、確認すると伏見稲荷の投稿は無かったんですよね。書いちゃったけどw
こういう感じでした。
お連れの方は絶対に映してはいけないので加工していますが、本当にメディアで見る通りの車椅子というのか電動の奴に乗って移動してました。
もう乙武さんについては「#五体不満足」で有名だと思いますが、「先天性四肢切断」という障がいになり生まれた時から両腕両足がありません。
今は僕もこんな状態なんだけど、そんな僕でも乙武さんがどんな人生を歩んできたのか、どんな苦労をしてきたのかやっぱりわからないんだよね。だから血が繋がっている家族であろうが健常者が身体障がい者を本当の意味で理解することは難しいと思うわ。
でね、この日はまぁまぁ凹んでいたんだけど、実際に乙武さんを見て『こんな所で凹んでられんな!』と勇気づけられたわけです。
僕の場合は建設現場で足場が崩れて転落した労災事故だったんだけど、世の中を見渡すといろいろな原因で障がい者になった人がいます。
8月2日にこのような労災死亡事故がニュースになっていましたが、実は労災事故ってまぁまぁ多いのよね。
これは以前といっても半年前になりますが、埼玉県八潮市で発生した陥没事故の絡みで話題性がありニュースになっています。
安全対策に不備があっての4名死亡なので問題ではあるけど多くの人が直ぐに 忘れるでしょ。どうせ。
でね、「障がい(障碍)」と一言で書いても、まずは「先天性」と「後天性」の2つに分けることができるし、身体以外でも精神や広義で使われる発達障がいなんかもありますよね?
だからさぁ、暴飲暴食や不摂生で体を壊した奴なんか後回しでいいし、自ら進んでデブになってる奴なんかの医療費は10割負担にするべきなんだけど、多くの障がい者が好きで障がい者になったわけではありません。
僕が政治や行政に求めることとしては唯一になるけど、歯を食いしばって頑張ってる障がい者の自立支援にはしっかり予算を回して欲しいな。
この事件を覚えてる?
「デスマフィン」とも揶揄されけっこうニュースになっていた記憶ですが、常温保存された作り置きのマフィンに雑菌が湧き集団食中毒とかだったと思うけど、購入者が『納豆のような臭いがする…』『なんか糸を引いてる…』とかの報告がSNSに上がっていました。
これね、コロナの後遺症である「Long-COVID」の症例でもあった嗅覚障害や味覚障害になった人は気付かないってわかる? カレーみたいにカビが発生すればわかりやすいけど、腐りかけとかは判別不可になるよね。
これからの季節だとゲリラ豪雨からの土砂災害のリスクがありますが、全てではないけど法面が崩れる前兆で腐ったような臭いがするって知ってるかな?
たぶん地層内部の嫌気性バクテリアの影響だと考えられますが、嗅覚障害になるとわからないんだよね。ガス漏れとかもそうだな。
とどのつまり、先天性と後天性で比較すること自体がナンセンスではあるけど、割合でいえば後天性の方が多いわけ。
今まで当たり前にできていたことができなくなる。体の機能が喪失するって思ってる以上に生活に制約ができるし凹むことになるからな。
これね、またどこかで書きたいんだけど、「死神」「生と死の境界線」からの「代償」の話に続くんだよね。
軽く補足しとくね!
1年は365日になり1週は7日なので、ざっくり1年は52週ほどになります。
5月は中耳炎になったり1か月ほどプールを休みましたが、平均で週5はプールに通っています。
大阪市営プールなので長期休業は年末年始ぐらいだし、週7で通うこともあるので1年のうち260日ほどは通ってる計算になります。
通い始めた2024年1月頃~4月までは2時間を最大3セットしていましたが最近は1セットで終わらせています。
それでも家からプールまで往復する時間や着替え準備体操、塩素を落とすためのシャワー諸々、家を出てから帰ってくるまでで計算すると1日あたり確実に3時間は超えるので1年あたり782時間は費やしてる計算になります。
これを1日24時間で割ると約32.5日が出てきます。
プールは体調を維持するために通っているわけで好きで通っているわけではありません。僕が今でも健常者だったら100%行ってませんね。
もちろんプールに通うことで特に体形の維持をしやすくなるし、ぶっちゃけ40代半ばにしては綺麗な体形だと思うわ。
でもね、約1か月を消費してるんだよね。一般的な健常者は1年12か月だけど僕は1年11か月しか無いんだよね。つまり寿命を削ってるわけ。
もっと言うと市営だから民間よりも安いとはいえ、1か月定期が4,900円でキャップや水着も塩素で痛むから4か月ほどしか持ちません。
だからプール関連だけで年間8万円~の出費になるし、これぐらいの頻度でプールに通うと肌も荒れてくるのでこれまでは不要だったスキンケア代とかも必要になります。
すべて実費ですわ。
この辺りも“死神”に遭遇してしまった不幸であり「代償」になるんだよね。
#社会保険料を下げる改革 当然、日本維新の会として、今後も柱の主張としてやっていく。第一線、東京で訴えていた音喜多さんをはじめ、候補者の当選が叶わなかったのは代表である僕の責任。ただ、少子高齢化、日本の人口構造、持続可能な社会保障を考えた時に、社会保険料を下げる改革は絶対に必要。
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) July 27, 2025
先の参議院選挙2025で日本維新の会は社会保険料を下げる改革を訴えましたが知ってるかな?
日本医師会をはじめ関連団体、影響を及ぼしやすいであろう高齢者を敵に回しましたが、その割には票を獲得できたし現時点では評価されなくても次世代が必ず評価してくる時期が来ることでしょう。
ただこれもね、保険の話だから僕には関係ないというか、僕の体の治療は保険の枠では収まらないから自由診療になるんだよね。つまり1回治療すると万博に1回行けるだけのお金が飛びます。なかなか辛いやろ?
なかなか辛いよな?
なかなか辛いよな?
なんだろうなぁ…どんな気持ちで大切な家族を殺すことになったのか?
このような悲しい事件って後を絶たないけど、これこそ政治や行政の役割であってね、これから更に増えていくんじゃない?
とにかく体を壊すと金がかかるんだよ。
というわけで、僕は僕なりにもう少し頑張ってみようと思っていますが、正直なところもう疲れてきたよ。
まぁ体を壊したら壊したで別のことをやるだけだし、頭と両手は元気だから本気で「彫金」に着手するだけだわw
でもね、治療のおかげで最近は杖を使わなくても歩けるようになったし、かなり痛みも軽減してます。お金はナンボでも飛んでいくけどw
おわり