本体裏側ですが、仕上がり80%ほどまでグラインダーで削っています。
ここからは削る分量の確認と小傷を消すためにサフェーサーを吹いています。
この状態から削った滑り止め部分と延長した柄の斜め2ヶ所のラインを出していきます。
真横から見ています。
一番左は電池ボックスの蓋がくるので少し凹んでいるように見えます。
画像では少し形になってきたように見えますが、目視ではまだまだ甘いので引き続き削っていきます。
天面も段差が無くなるように削っていきますが、ここを削るとまた斜めのラインが崩れるのでバランスを見ながら交互に削っていきます。
表側です。
こちらも80%ほど削っています。
最後に接着した「J」のパーツには天面が存在せずそのまま斜めの角度が仕上がりになります。
削り過ぎると凹みの高さが狂うので慎重に削ります。
ここで一度break!
本体パーツ峰の「ニコイチ」にした部分ですが、切りっぱなしだったので水研ぎで高さを合わせます。
裏側です。
こちらも綺麗に削っておきます。
「ニコイチ」にした峰の黒いパーツを新規で作ります。
おもちゃの方では厚みが2㎜でしたが、そのまま2㎜で製作すると接着面積が稼げません。
2㎜板を2枚接着し、引っ掛けても絶対に外れないように倍の4㎜厚で作ります。
「劇中オリジナル」を見ると形はこんな感じです。
このパーツは黒一色でそこまで重要なパーツではないのである程度までしか作りこみません。
嫌がらせのような大きさで削るのが嫌になりそうです。
仕上がり長さを87㎜にしています。
上下対称に取り付けるため、同形状で2個必要になります。
グラインダーではここまでしか削れません。
溝を削るときは弾かないようにぎりぎりを持つので回転している刃(12,000回転)と指までの距離が2㎜を切ります。
危険な作業です……
ここからは鉄ヤスリで削っていきます。
左が50%、右が30%ほど削っています。
ルーターで削った方が早そうですが、各部それなりに面出しが必要なので幅が広めの鉄ヤスリを用いる方が仕事が早いですね!
では、柄の改造に戻ります。
ここで一度確認のために表裏を合わせてみます。
ビス止めをしてませんが、仮合わせだけでも新設した延長部分に隙間がないのでこのまま形を作っていきます。
ここまで作ると完成のイメージが沸いてきますね!
ちなみに!
この状態ですでにおもちゃの「DX忍者一番刀」よりも全長が長くなっています。
そして、完成がまだまだ先なのでちょっと集中力が切れてきた頃です。
さすがに疲れてきました…
この労力があれば無双セイバー・改を何本作れたことか…
ここからは耐水ペーパーの番手を上げて研磨をします。
かなり形になってきたので、黒い本体と延長したパーツのつなぎ目にパテを塗ります。
表裏ともにパテを塗り、その上からサフェーサーを吹いています。
まだまだ削っていきます。
それをさらに削り、小傷がほぼ消えているのでマジックで色を塗ります。
黒に塗るとだいぶ形になってきた事がわかります。
大きい方の斜めラインはほぼ削れています。
ただ
まだ面が出ていないので、耐水ペーパーの番手を上げてさらに削っていきます。
大きい斜めと側面を削って残った細い黒いラインが2段階目の細い方の斜めのラインです。
まだ綺麗なラインが出ていません。
再度マジックで色をつけます。
今度はこの細いラインを出すために削っていきます。
大きい斜めのラインと側面に黒色が残るので細いラインを削っていくことで目視で太さと角度がわかります。
このあたりになると、ものさしで寸法を測って削るよりも視覚的にバランスが取れていれば完了です。
この工程を納得いくまで交互に繰り返します。