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忍者一番刀・改 おもちゃの改造

忍者一番刀・改 【改造記 その15】

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今回の改造では内部ユニットを全て残し遊べる仕様にします。

本体柄部分の電池ボックスも当然残しますが、この蓋にも純正「滑り止め」があるので削る前に裏側をエポキシ樹脂で補強します。

とりあえず、形が無くなるまでざっくり削ります。

中央に印字があります。
改めて見ることってあまり無いですね!

2015 テレビ朝日・東映AG・東映
BANDAI 2014
MADE IN THAILAND 2290250

まぁどうでもいいですね!

パテで完全に殺します。

表面の面出しが完成したら新しい「滑り止め」の一部を作ります。

本体裏側の柄部分ですが、こちらの方がわかりやすいですね!

細い方の斜めのラインの面が出ていません。

こういう所も手に取ってまじまじと見るとよくわかる部分なのでしっかり面を出します。

時間をかけてしっかり削ります。

何度着色からの研磨をしたか覚えていません。

本体表側です。

凹んでいる部分ですが

・純正透明パーツの爪穴5ヵ所を消す
・本体と延長パーツの接合部の強度を上げる
・厚み調整

上記理由で1㎜板を接着します。

厚みは1㎜ですが、このパーツを面々接着するだけで「ねじれ」が出にくくなるのでさらに強度が上がります。

水研ぎ後で汚れていて分かりくいですが、本体内部に計4回エポキシ樹脂を流し込み補強しています。

最後にユニットを戻してから、強度が足りていないかの最終判断をします。

「滑り止め」を作り変えます。

「劇中オリジナル」ではほぼセンターにあるので、比率を計算しマスキングテープでおよその位置を決めます。

このような形になります。

純正の滑り止めの溝3本に被ります。

ちょうど隠れてくれてパテで殺す手間が省けました。

まずは大きい斜めの部分から作ります。

大きさはこんな感じです。 (単位は㎜)

1㎜板で4枚切り出していますが、これを基準に表裏の滑り止めを作っていくので

4枚同時に削り完全に寸法を合わせます。

表側から作ります。

削りきった純正位置に合わせることで、本体と延長パーツの接合部の一部に被るように接着できます。

柄の延長を始めた時はここまで考えていなかったのですが、結果オーライでさらに強度が上がります。

裏側は電池ボックスの蓋が干渉すので削ってから接着します。

この「滑り止め」は全て1㎜板で巻きつけるように張り合わせ、繋ぎ目に出来る隙間はパテを使用します。

柄ほど角度をつけず、持ちやすいように角を落とし丸く削っていきます。

これは断面のイメージになりますが、片側なので左右の×2に表裏の×2 計4ヵ所必要になります。

本体裏側の延長した部分ですが、ビス穴が隠れているので

覚えているうちに復元しておきます。

続いて、本体表側の凹み部分に食い込む延長パーツを作ります。

この部分は2㎜幅です。

仕上がり寸法が2㎜×2㎜であまりにも小さ過ぎたので悩んでいましたが、出が2㎜なので

このパーツの両端に仕上がりの角度だけを付けておき立てて接着すると…

早く安全に削れる事に気づきました……

反対側も同様に接着し

しっかり削ってから

パテで小さい隙間を殺します。

これで凹み部分への食い込みディテールの復元が完了です。

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