柄が完成したので外していたユニットを戻します。
これが基盤です。
長い基盤に対し垂直に小さい基盤が付いていますが、真ん中にある小さい白い点が1チップSMD-LEDです。
取り付けビスはそこまで多くないので簡単に戻せます。
「変」「技」「呼」のボタンは四隅にそれぞれ切り欠きパターンがあるので間違えることなく戻せます。
1ヶ月以上放置していたので正常に動くか電池を入れて確認します。
よくよく考えたら電池を入れるのは初めてです。
これで不具合があっても間違いなく対応してくれませんね!
いや~怖い怖い!初めに確認は必要ですね!
発光、音声、ボタンすべて問題ないです。
続いて「五トン忍シュリケン」!
これも一通り音声を聞いてみました。
すると…音声が出なくなり壊れました…
購入したキッズランドではなく、直接バンダイで交換してもらいましたがやはり確認は必要ですね!
真横から見ています。
シュリケンってこんなに出てるんですね!
今頃何を言ってるんだと思われますが、じっくり見たの初めてだし……
はいっ戻ります。
これはかなり早い段階で気づいていましたが、ユニットを戻してビスまで止めたら直る可能性があったので今まで説明をしませんでしたが…
じつは…
忍者一番刀は……
丸い部分の上で…………
折れています!!!!!!!!
刃と柄を延長したことによりこの角度が際立ちます!
一言で言うと『ダサい!』につきますね!
めんどくさいので、一度これで修正できるか試しました…
おもりを置いて、しばらく逆向きに反らしてみましたが…
こんなことで直るわけが無いので…潔くユニットを再度外します。
折れている原因はこれですね!
ここの接合部が問題です。
黒樹脂に黄色のプラスチックパーツが裏側からビス4本で止まっているだけなので、力を入れすぎると絶対に割れます。
接合部をアクリルサンデーで接着補強しておきます。
画像ではよくわかりませんが、裏側も同じ角度で折れているので修正します。
分解して置き方が悪かったとしてもここまで同じ角度で歪むことは考えられないので金型の問題でしょうね!
っというより、改造しなければ誰も気づかないでしょう!
プラスチックは暖めれば柔らかくなるので少しづつ温度を上げて曲げていきます。
単独片側のみを修正するとどこかに負荷がかかり変形する恐れがあるのでビスで完全に止めて同時に修正します。
まだ少し反っていますが、完全に真っすぐにしていいのかわからないのでこの辺で止めます。
新設する峰のパーツですが、ルーターである程度形になったのでこれにて終了します。
取り付けるとこんな感じです。
最後は黒で塗装をするので、ほどよいアクセントになったと思います。
なんだかんだでユニットを戻しました。
やっと先に進めます。
今までは延々と
・延長した刃(本体延長部分を含む)
・本体表側(延長した柄を含む)
・本体裏側(延長した柄を含む)
上記3個のパーツをそれぞれ別々に作り込んでいたわけですが、すべて完成したので1つに合体させます。
まず、ユニットが付いている「表側」と「刃」の接合部すべてにアクリルサンデーで接着します。
重くなった刃と本体側の接合部のかかりが少ないので、これをしないと実用強度が出せません。
アクリルとプラスチックなので完全に接着ができます。
スピーカーカバーはビス穴のガイドがエポキシ樹脂に干渉するので、片方の頭を削って厚み調整をしています。
続いて、シリコンを厚く塗ります。
【無双セイバー・改】でも使いましたが、今回も衝撃吸収剤として使用します。
ホットボンドが付いていた部分にも配線を固定するために塗っておきます。
半身の柄の裏側にもシリコンを塗ります。
そうです!
忍者一番刀・改は絶対強度を出すために分解不可になります。
今後LEDが切れようが、スピーカーが壊れようが分解する事はできません。
分解出来ない事を代償とするならば、その対価として圧倒的なカッコ良さと耐久性が手に入るので十分支払う価値があるという判断です。
その為に飾っているだけでもカッコいいように作り込んでいます。
最後に本体裏柄にも充填ぎみにシリコンを塗ります。
5分ほど放置してシリコンの表面が少し硬化し始めてから張り合わせ、すべてのビスを止めていきます。
3個のパーツを合体させた忍者一番刀・改の全体像です。
全長は78.5㎝になり、おもちゃの忍者一番刀の倍近い長さになっています。
いや~単純にカッコいいですね!
おもちゃと言っていいのかわからないぐらいカッコいいです!
分解できないという事は、ビス穴が不要という事です。
目立つ本体裏側の刃側3ヶ所、峰側2ヶ所のビス穴を殺します。