奈良県大和郡山市は日本の3大「金魚の養殖地」です。
町全体が金魚一色になっており、中でも有名なのが「電話ボックスの金魚水槽」ではないでしょうか?

場所はコチラ 柳町商店街
ガソリンスタンド跡地のカフェに設置しています。

道路の反対側に神社があり

「金魚資料館」からも近いです。

コーヒーが飲めますね!

こちらが「電話ボックスの金魚水槽」です。
生で見ると圧巻です!

下からエアレーションを行っていますが

電話の受話器からもエアレーションを行っています。
コード部分も空気が通っており

一番上から空気が抜ける仕様ですが
『凝ってる!!!』
この言葉に尽きますね!

金魚は何種類かいましたが、パッと見で赤色が目立つためか「姉金」が大半だと思います。

しかし、凄いわ~

何気なくポンっと登場するから、知らない人を連れて行くと絶対に驚くと思います。
最近は公衆電話自体が減っているので、何も知らないおばあちゃんなら騙せますね!(悪用禁止)
この「電話ボックスの金魚水槽」はすでに多くの記事で見かけますが、あまり語られていない技術的な話をすると

外部フィルターはエーハイム製の超デカいやつ。
何処で売ってるんだろうね?

淵を囲う透明のパネルは本来の強化ガラスから「アクリル」に変更されています。
厚みは1.5㎝ぐらいかな?2㎝はなかったと思うので1.8㎝?

満水時の総重量が1.5tほどになるので、土台のベースには補強された「H鋼」が使われています。
ちなみに
地面にアンカーを打って固定してると思っていましたが
していません!
気になったので店主さんにお話を伺うと
『奈良は地震ないやろ?』
なるほど…(笑)
重量が重量なので、タイムリーなネタで言うと暴力横綱がかち上げをしたぐらいではビクともしないですね!(笑える…?)
あとは
水槽の掃除は1ヵ月に1回程度で、めっちゃ時間がかかるそうです。

今となっては世界中に「電話ボックスの水槽」がありますが、最初に作った人は凄いですよね!
意外性というか「電話ボックス」っていうのが良いですよね!
コレを車でやったら面白いか?たぶん面白くないですよね?
存在自体は知っていましたが、生で見るのは昨年が初と言う事で非常に刺激がありましたね!
この刺激を次の水槽製作に繋げたいと思います。(?)
で!
この水槽はカフェの軒先にあります。

こちらが店主さん

その場でコーヒーを淹れてくれます。
いろいろお話も伺ったし『一杯飲むよね?』って雰囲気だったんだけど、ゴメンナサイ 飲んでいません…
この道路が一方通行で、実は見落としてけっこう先に停めたんですね。
ちょうど息子が体調不良で後部座席で寝ていてエンジンを掛けたまま来たから…ゆっくりする時間が…
今度行ったときは注文しますので。
---ここから余談---
奈良と言えば京都と同じく古都ですね!

こちらが柳町商店街です。

「電話ボックスの金魚水槽」以外でも

いろいろ見て回れます。
散歩がてらゆっくり見ていくのをオススメしますが、古都という事でね!

【ブリキの樋】
これは久々に見ましたね!
原型からパーツを切り出して、接合部は全て半田付けをするから1個作るだけでもまぁまぁ時間がかかるんですね!

こっちは【銅の樋】
これも今は珍しいよね。

いい色になっています。
銅の良さは【青錆】です。
圧巻だったのがコレ ↓

これは凄いね!
大阪の都市部ではもう見れないですよ。
これで何年経ってるかな?
参考の為に

これで3年ぐらいです。

ウチで施工したのをわざわざこの為に撮りに行ったので(メンドクサイ)記事が遅れましたが、銅はいいよね!
ちなみに
工務店価格を知りませんが、それなりの大きな家一軒分を銅の樋にすると70~100万円ぐらい請求されるんじゃないかな?
究極の見栄だと思うので宝くじが当たった人は是非!(?)
こういう建物や景色を再確認しながら観光すると新しい発見があるかも?ですね!
本当にオススメです!