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稚ザリ専用水槽 【製作記その3】

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続いて用意した物がコチラ ↑

かなり古い記憶ですが、たぶん昨年11月のauユーザー限定の三太郎の日でダイソーで頂いた…

今までに何度も使っていますが、60㎝水槽にはベストマッチです。

仕切り板が2枚の小さい方になります。

すでにシリコンで接着しています。

前面後面に等間隔で3ヵ所出入り口を設け、側面にも1箇所穴を開けています。

【配置レイアウト】

小さい(5㎝未満)生体であれば浮力もあるので、底面がフラットではなくてもいろいろな角度で生息できます。

ザリガニが動きやすいようにクリアランスだけは多めにしています。

 

【製作ポイント】

前回の稚ザリ水槽から「有効面積を4倍」これを目標にしましたが、W天井」を設けたことで十分クリアしました。

目標がクリアしたので、こちらも同様に「石張り」を行っていきます。

「衣装ケース」もそうだけど、この手の樹脂はシリコンでの接着が悪く使い勝手が悪いですが、樹脂全体を覆うように厚く盛れば通常使用において実用強度が確保できます。

できるだけ隙間ができないように並べ軽く指で押さえ圧着します。

シリコンは樹脂色に合わせ「アンバー」「クリア」の2色を用意しましたが任意です。

石をしっかり敷き詰めるのあればそこまで気にならないレベルです。

この部分はスリットをそのまま残す形にし水の流れに配慮します。

樹脂だけを見ると『何じゃコレ?』になりますが、石を貼っていくと完成イメージが湧いてきますね!

ちなみに!

ちょっと【余談】

僕が使う「シリコン」は「シリコンシーラント」の事で、「コーキング≒シーリング≒シール工事」という言葉を一度は聞いたことがあると思いますが、アレは「コーキング=caulking」であり「~ing」つまり現在進行形になり作業をしている状態の言葉になります。

ホームセンター等で『コーキングどこですか?』と聞くとちょっとダサいので気を付けて下さい。(?)

使用上の注意になりますが、全メーカー共通で「目にくる刺激臭」があります。

締め切った室内(ガレージ含)では非常に籠るので科学物質に慣れてない方は必ず屋外作業をして下さい。

いや…慣れとか…無いけどね!

 

さらに【余談】

この手のシリコンは1液性になります。

外気に触れる事で表面から化学反応で固まっていきますが

これぐらいの量を充填すると、内部まで完全乾燥するのに夏場でも3日以上はかかります。

紫外線を当てるとさらに乾燥時間が短くなりますが、冬場の室内では5日ほど要する場合もあります。

シリコンを多用する場合は乾燥時間を計算するとスムーズに製作ができます。

 

オマケの【余談】。

「シリコン」は防水の観点から水槽に限らず家中の水回りで使用されます。

特に半乾きの状態では『生き物に害はないのか?』という疑問が出てきます。

過去に(株)セメダインに確認しましたが、この刺激臭は水溶性」になり水に溶け出すことがほぼないので安心(?)して使えます。

とは言っても、時間があれば完全乾燥を推奨します。

 

【アーチ部分の下】

こういう所もしっかり貼っていきます。

作業自体は簡単なので子供でも簡単にできるレベルですが…量!

まぁまぁ時間がかかりそうです…

すでに飽きてきました…

これがもう片方の側面から切り出した平板

これ以外のパーツはほぼ使い切りました。

せっかくなので使います。

ちなみに

これぐらいの樹脂厚であれば板金ハサミで綺麗に切れます。

このハサミは車のフェンダーぐらいは切れるので(握力60㎏以上必要)1本あれば重宝します。

こういう感じに整え

センター部分に追加。

強度を上げる目的もありますが、これが上部へ行くためのザリガニのはしごになります。

センター穴のクリアランス調整。

ビスは2本で十分です。

しっかり隠しておきます。

反対側も取り付けて完成。

結局残った樹脂は手前の1枚のみでここまで展開できました。

やっぱり…ダイソーって偉大だわ…(確信)

このパーツは以前のプランターで『部品取りできそうね!』って言ってたアレです。

この辺りに埋め込みます。

これぐらいで下に落ちない程度の大きさにします。

水面までの距離があるのでアナカリスをそのまま植えれそうです。

 

 

稚ザリ専用水槽 【製作記その4(完結)】

 

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