大阪市内の小学校では教材として【アメリカザリガニ】を導入しています。
これは以前にも別の記事でお伝えしてましたが、せっかくなので写真を撮ってきました!
その前に!
小学生でもわかるようにオスとメスの見分け方です。
いきなり勉強になりましたが「卵を産むところ」は足の付け根なんですね!
知りませんでしたw
帰ってから生体を確認しましたが
『あーっ あったなコレ!』
そういえば何となく記憶にありました!
話を戻し
飼育容器は「昆虫を入れるプラケース」でしたが、全体像を撮り忘れました。
ちょっとぐったりしてるね(笑)
水も少し濁ってるかな?
そこまで臭くなかったです。
こっちもぐったりだね。
水質は同じような感じです。
久しぶりにこのような環境での飼育を見ましたが…やっぱりこの飼育方法が原点だな!と。
アメリカザリガニは比較的タフだからこれでも今は死なないんですよね!
まぁ…弱るとは思いますが…
この画を見るとほとんどのザリガニ飼育者は『水少なっw』『ろ過してないの?w』とか小馬鹿にして笑うんじゃないかな?
でもね
ここは小学校なんですね!
最低限のポイントは押さえているし、その前に
エサはコレですね!168円?
これにはプラケースが写ってますね!
この水量でこの全高ですよね?
つまり?
脱走しない飼育方法です!
昨今は何かを調べる時にインターネットで検索ですよね?
すぐに答えが出てくるから「時間短縮」なんだけど、考えようによっては「横着」とも取れますよね?
人の真似をするのは簡単なんだけど、脱走されるような不完全な水槽を真似したところで結局は脱走される不完全な水槽にしかできません!
「教育」は考える所から始まると思います。
やっぱり、誰が見てもこの水槽はいろいろと足りてないですよね!
でも子供たちはこれからこのザリガニを飼育していくにつれ「何が足りないのか?」をしっかり考え次に繋げていくわけです。
立派だよね!
故に原点!!!
ちょっと別件になりますが
この5段の衣装ケースでも飼育をしてました!
正直ビビりましたw
誰のアイデアだろうね?(笑)
僕はさすがにこの発想が無かったけど、半透明の素材はPP(ポリプロピレン)で比較的耐久性があるものの紫外線に弱くFRPと同様に加工した後処理がまぁまぁ面倒くさい素材なので素人向けではありませんがかなり合理的と言えます。
ただ、この水量だから問題ないわけで水量を増やし長期間の運用を考えるなら補強が必要になりますね!
各層に1匹だったので喧嘩の心配もないし、水質に問題が無ければやはり合理的です。
ただね…
『暇そうやな!』って思ったのが本音!
そういうわけで今回は教育現場で飼育されているアメリカザリガニを見に行ってきましたが、飼育環境はやっぱり「悪い」ですよね!
現状の飼育を続ければ早かれ遅かれ死ぬ生体がでてくると思いますが、これも勉強なんですよね!
正に生きた教材!
なんか新鮮でした!