ザリガニ全般の飼育において大事な要素の「デトリタス」
自然界の本物を調べた記事は(↓)です。
見ての通り、こんな物を小さな水槽にフィードバックさせるのはほぼ不可能ですが、できるだけ近づける事は可能だと思います。
コレ関係の記事は最後になるので以前紹介した商品の検証を先に出しますが
ホームセンターで300円で販売されてる【インテリアバーク】
松の表皮100%ですが『松脂が出るのか?』を調べるために、適度に換水を行いながら丁寧に3週間かけて灰汁を出しました。
他にも色々入れてたんだけど、流木に比べるとほぼ出ませんでした!
このようなネットに入れて沈めていましたが約半分が沈みません。
たぶんもう沈まないハズレなのでゴミにしますが、300円で約半分が使えるので非常にコスパが良いですね!
僕自身が試さない事には人様には紹介できないので、もちろん試しています!
まぁ「僕が」と言うより…我が家のザリガニが…人柱ならぬ…ザリガニ柱…
これを単体で使っても「ブラックウォーター化」が若干期待できますが、それよりもかじります!しっかりかじりますね!
ザリガニは食い散らかしが凄いので細かくなったボロボロが底に溜まりますが、特に気にする必要も無いかな?
続いて
コレは水槽に入れるだけですが、まぁ良かったのではないかと?
あとは
この【山ごけ】も良かったですが、使い方と設置方法が非常に悩ましいので時間がある時にでも構築して紹介したいと思います。
これら3つは全て天然由来の自然の物です。
これがザリガニの飼育において大事ではないかと?
でね!
「デトリタス」とは簡単に言えば微生物の塊みたいな物なのでよく用いられる「落ち葉」に拘る必要は全くありません!
ザリガニはよくスポンジをかじりますよね?
これはスポンジに付着した微生物を一生懸命摂取しようとしています。
つまり?
このような微生物さえ付着繁殖する素材や形状であれば何でも良いので、故に「お皿」という表現をされていると思われます。
だから天然由来が大事!
このような【マジックリーフ】を使っている方が多いと思います。
購入する場合は基本的に店頭で見かける事が少なく通販の一択になると思います。
値段を見て下さい!
僕から言わせればボッタクリで、あくまでもザリガニ飼育の付加価値でこの金額です!
お金がある大人は買ったら良いと思うんですよ?
ただ、コレ在りきと言うか使う前提の飼育方法には意味がないと僕は考えています!
特にお小遣い制の中学生や高校生には厳しいですよ!
で、考えました!
いかに安く…いかに簡単に…
今よりも飼育環境を良くするには…?
…
「麻」を使うか!
下準備はコチラ(↑)の記事です。
これだけでは足りないので
「ストーンアイスキューブ」に「インシュロック」を使いますが、この3点は全てダイソーで売ってるので
〆て300円!!!!!
しばらく水に浸けて「牛糞のにおい」を取り乾燥させた麻ひもです。
注意点としては
長さが120mもあるので端っこに目印を付けておく方が良いですね!見つけるのに10分もかかりましたwww。
僕はそこまで長さがいらないので、このコーヒー缶を使用します。
適当に巻きつけます。
これで30周です。
ここで「ストーンアイスキューブ」に「インシュロック」が登場。
このようなツルツルの容器であればスルッと外せるので形状が崩れないようにゆっくり!
インシュロックでガッチリ固定。
天部をハサミで切断します。
根元をインシュロックで締め上げポニーテール!
30周巻いたので計60本の「麻ひも水草」の完成です。
あとは用途に合わせて配置するだけです。
このようにエアレーションの上に置くとバクテリアの繁殖が増すと思うし、「ポニーテール」にせず底に這わしても良いと思います。
300円で最大4個+入れ替え用まで確保できるので非常にコスパが良いです。
ガムテープに巻けば「麻ひも水草」が長くなるしもっと太い物を使えばさらに長くなりますが、どちらかと言えばザリガニがかじりやすい長さや配置にする方が良いと思います。
で!
これだけでは「バクテリア」しか増えないので、あとは「腐葉土」を適度に入れてこの「麻ひも水草」に微生物を定着させれば後は勝手に増えるので「それなりのデトリタス」が完成します。
僕はまだ「腐葉土」を使ってないし、この「麻ひも水草」も【一級河川OF水槽】の完成後に本格的に使うので…ダイソーでも「腐葉土」が売ってますが、使ったことがないので『どのメーカーが良いのか?』は何とも言えません。
ネットで検索すれば出てくると思うので各自勝手に調べて下さいね!
日本全国どこでも調達できる材料のみ、おまけに300円(1個75円)でコレならいいでしょ?
ちなみに、「麻ひも」を採用した理由は単純に強度があるから入れ替え頻度を下げれる為です!
終わり。