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■野生ザリガニの観察■

【2018年9月】大阪城公園の人工の小川のザリガニ観察のはずが…台風21号の被害…

更新日:

それではいつもの大阪城公園の人工の小川です。

今回の調査目的は

.稚ザリが生まれているか?

.今後の記事用の撮影

主にこの2点になります!




厳密に言うと今年7月頭の「西日本豪雨災害」の影響で上水が長期間止められ一部の場所がかいぼり」状態になりました。

.昨年の生体数(状態)との比較

必ず何かしら」の影響が出てくるハズなので、その変化の有無なども感じ取れるか?ですね!

元気そうだね!TLが6㎝ほど。

大きさが微妙なので今年生まれた個体か判断できません。

TL7㎝ほど。

昨年産まれのメスで確定ですが通常よりも両ハサミが小さいよね!

ちょっと気になるね!

TL5㎝ほど。

色味がどす黒いね!




ち な み に !

 

自然下の生体の生息状況を調べるには夜間の方が良いので深夜の撮影になります。

ここにはヒグマがいなからゆっくり観察ができますが、近くに府警本部があるのでそれなりの頻度で私服警官が警邏をしています。

もちろん

『今忙しいから声を掛けんなよ?』オーラ全開で撮影をしているので職質を受けた事は一度もありません!

話を戻し

これ!

いいが撮れました!

別々の写真をつなぎ合わせても全く意味がありませんが、この1枚に収まってくれました!(やっと撮影ができた!)

TLはそれぞれ4㎝程ですが決定的に違うのが色味です!

大きさだけで判断するとどちらも今年生まれ」となりますが、左側の色味とハサミの大きさからして昨年生まれ」の個体ではないか?と。

当然ながらこの2匹はこの小川で生まれ同条件で育っていますが、何よりこの色味の違いですよね!

もちろん僕にはこの「色違いの理由」がわかりませんが、まずはコレを語らずに「カラーザリガニ」の色味(変色)等は語れないだろうと!

割と大事だと思いますよ!

メンドクサイので僕はパスですけどねw




続いて

続いて…

続いて……

中間付近に向かいますが…

これは…一体…

嫌な予感がするので上流に向かいますが…

 

わーーー…

 

 

道が消えた…

 

この隙間から通れそうです。

酷いなぁ…

完全に折れてます…

青いラインがGLですが、赤いラインが土の隆起部分になります。

酷い…

根元から折れているか、根を引きちぎりながら倒れています…

ちょっとわかりにくいですが地面がびちょびちょになっています。

最初は『何故に液状化?』と思ったんだけど、この付近の散水用の地下パイプの損傷による水漏れ状態です。(ちなみに、この後右足がはまってびちょびちょになりますw)

地盤が柔らかかった場所は根を引きちぎる倒れ方になっていますが

地盤がしっかりした場所は根元から倒木しています。

この木は幹の直径がゆうに50㎝を超えていますが、それでもこんな折れ方をしています。

このイチョウの木も上半分が折れましたが、大阪城公園では樹齢100年を超える大木が至る所で倒木しました。

台風21号の最大瞬間風速47.4m/sを観測した「大阪管区気象台」青丸で、この撮影場所が赤丸になります。直線距離は5~600mだけど、南側が開け風の通り道になったこの場所は数字以上の風が吹いたんでしょうね。

ニュースでは25年ぶりの勢力』57年ぶりの47.4m/s』などの数字がよく報道されますが、実際は樹齢100年超の戦中の空襲にも負けなかった大木がたくさん倒木しました。

『いかに台風21号が規格外だったのか?』これが現実ですよ!




そういえば…

来た時からいつもより『向こうが明るいな』って違和感を感じてしました。

理由はコレだったか…

こちらが下流の上段部分

この辺りも当然ながらの被害で…

もう確認に行けないですね。

7月の「西日本豪雨災害」に続き9月の「台風21号」による被害で来年以降の生体への影響がどのようなものになるのか今後も引き続き注視していきます!

 

それでは本題に戻りますが、続いて生体の色味を確認していきます。

まずはコイツ!

たぶん色味がオカシイですね!

画像を「拡大&明るく」しましたが、俗に言う「スノースパイン」になるのかな?

我が家にいる生体とソックリですw

これもオカシイなぁw

画像は肉眼と差異がありませんが、かなりオレンジが濃いです。

これもちょっとオカシイかな?

この前まで我が家にいた「シザー×クリアのF1」と色味がそっくりです!

ちなみに、たぶんあと30分以内に脱皮をしますね!

つついても逃げなかったら直に脱皮をするので撮影をする一つの基準になると思います。

 

以前どこかの記事で『そろそろこの小川でも変色個体が登場~』と書きましたが、別にフラグでも何でもなく逆算(割愛)すれば最短で今秋には変色個体の確認ができるので想定内の結果になりました。

これが良いのか悪いのかは置いといて『もう時計の針は巻き戻せない』ということになります。

ぶっちゃけ、この小川は人工物なので僕は何も感じませ…と言うより感じる必要が無いですね!

ちょっと別件で

「泥に隠れるザリガニ」

ちょっと可愛いよね!

「体隠してハサミ隠さず」

かまってオーラ全開のニクイ奴です!もちろんスルーねw

ハッチアウト直後のTL1㎝ほどの稚ザリは発見できましたが、昨年の今頃と比べると数が圧倒的に少ないです!

あと1週間すればさらに増えると思いますが

ほぼドジョウの餌食になりますね!

こんな距離感だからね!

こんなまるまると太ったドジョウはさぞ絶品だと思います!

 

ざーっと200匹ほどを確認しましたが、割合としては今年交尾ができないであろうセミアダルトが多くTL7㎝越えは数匹でした。

そして

丁寧に探すも抱卵個体は1匹も確認できず…

おしまい。




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