家庭でザリガニを飼育するにあたり多くの人がザリガニが好む【隠れ家】を投入すると思いますが、水槽内に全く何もない環境であれば必要になります。
ホームセンター等で売ってる塩ビパイプの「エルボ」「チーズ」「継ぎ手」あたりは1個100円ぐらいで購入できるのでオススメです。
パイプ本体を細かく切っても良さそうですね!
『こんなありきたりは嫌だ!』
と思われる方には
これなんかは良かったので是非作って下さいね!
ただし!
耐久性を上げる為にはミシンを使って複数個所に「抑え縫い」をする必要があるので、そもそもミシンを持ってない人は止めておいた方が……ですね。
今回は第2弾となる
【シースルー】構造になります。
第1弾の【ココヤシファイバー】は非常食としての機能も備えマルチに仕上げましたが、今回の【シースルー構造】は主に抱卵個体用になります。
別に専用という事でも…要は卵の確認をしやすいようにシースルーです。
先に隠れ家の補足になりますが、いわゆる既製品を投入する場合に
タコつぼ等の完全な容器タイプ
2.後ろが貫通タイプ
エルボやチーズ等の出入り口タイプ
この2種類になると思います。
抱卵中のメスは卵が酸欠に陥らないように定期的に尻尾を揺らしますよね。水が滞りやすい【1.袋小路タイプ】は論外だと思います。(シランケド…)
他の要因も考えられるので一概に比較できませんが、その程度で酸欠を起こすなら遺伝子的に「弱い」の可能性も捨てきれませんね!
そうは言っても抱卵したからには無事にふ化して欲しいですよね。
そこで【シースルー】です!
この構造であれば原則的に酸欠が起こらないので、仮に有精卵が死滅した場合には他の可能性が濃厚になると思います。原因が結果的にわからなくても1つのツールになりそうですね。(そうでもない?)
じゃあ作りましょうか!
材料は巻き寿司を作るやつ。
寸法は24㎝×21㎝になり、この分量で1個か2個かサンコンも作れます!
もちろん100円ですよ!
注意書きはこんな感じ!
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) …!?
雑いなwwwww
広げるとこんな感じ。
押さえのタコ糸が5本なので取れても2個かな?(※十分w)
タコ糸は爪でガシガシやると移動できます。
これで任意の寸法に作れますが、とりあえず端に追いやりましょう!
右側が通常ラインで左側が修正ラインです。
丸めてノコギリで切断します。
必要サイズに丸めてマスキングテープで固定します。
ここで登場【グルーガン】
これを使い形状を確定させます。
竹ひごの隙間を充填気味にタコ糸自体にコーティングしていきます。
ぐるーっと1周を両端の2ヵ所ともに塗布すると
これで形状が記憶されます。
ザリガニが乗ったぐらいではまず壊れません!
耐久性を考慮すると内側も同様にコーティングした方が良いですね。
僕はしません。
何故か?
使わないから!(爆)
そもそも僕のザリガニ飼育ではこのような隠れ家は不要なんですね!
だから使いません。
このような物も簡単に作れるよ!の紹介ですね。
でね!
すっごい疑問なんだけど、このような隠れ家を水槽に入れてる場合で入り口が水槽正面を向くように配置してる人が多いけどそれでいいの?
僕は入れた事が無いから詳細がわからないんだけどザリガニが隠れる為の【隠れ家】だよね?
水槽の正面から見ると隠れてないよね?丸見えだよね?水槽部屋に入る度に『こんにちはー。』だよね?
ちなみに!
このシースルー隠れ家は水槽に対して横向きの設置を推奨します。
横向きで設置するので抱卵個体も常に横向きになります。ライトを当てるだけで卵の状態(脱卵 or 死滅)もすぐにわかりますね!
例えば
今回作った物は全長が8㎝ぐらいですが、これを12㎝ぐらいの長さにします。
入り口付近に抱卵個体がいるとします。
先に出口(尻尾側)を手で押さえ次に入り口(頭側)を手で押さえます。
シースルーなので勝手に水も切れ、水槽から生体を引き上げる時も一切触らずに安全に取り出せますね!
そのようなケースがあるかは別として!
使う使わないは置いといて、1個あれば何かと使えそうですね!
気になる方は是非どうぞ!
そうそう!
忘れる所だったけど、このままだと沈まずに浮くから中に錘を入れて下さいね!
おしまい。