「正義」という言葉を使ってしまうと対極するもう一方が「悪」になるので適切ではありませんが、ザリガニが青くなる理由…
すでに遺伝子情報がメチャクチャなカラーザリガニも一部で人気なのか?流通飼育されていますが、アメリカザリガニ“だったら”割と何でも良いんじゃない?
と思う所もあります。
言葉悪く言うと「商材」だから!
なんだかんだ言って「本音と建て前」をバレバレながらしっかり使い分けてる…と言うか、僕はザリガニに限らずこのような「生き物の裏世界」を知らずに今まで生きてきましたが、よくよく個別事案を含め確認していくとリアルマネーが絡むから割とゲスい業界だと痛感しました。
その中で!
わざわざ僕のブログに来ていただいてる方は飼育方法等に疑問があったり、現状の環境に満足していない等々の理由があると思います。
僕が実費にて調べてきた事は一部の内容を省き無償で公開していますが、信じる信じないはお任せするのでテキトーに判断をして頂けたらと思います。
・青いウォチタの存在
気になりますよね?
ザリガニが好きな人は「未判定種のザリガニ」にも詳しいと存じますが、その中でも青くなることが確認されている種がたくさんいますね!
・ドゥプラッチ
・ドワーフ
・ラマシー
・ピグマウス(パイギ)
・ミスクレ
・アレニー(※後述)
現在日本国内で流通してる生体の名前を挙げていくとキリがありませんが、「基本色が「茶色」で派生として「青色」が存在する」になってくると思います。
「青色」の方が市場価値が高いのかな?詳しくは知りませんがとにかく人気はあるでしょうね!
では、この「青色」
アメリカザリガニと同じノリで受け入れて良いのか?改めて考えたことはありますか?
ご存知の通り日本国内に限らず世界各国でもアメリカザリガニが自然下で繁殖定着している事実から「世界最強の環境適応能力を備えた種」であり非常にタフでもあります。
それがアメザリ!
つまり、金魚やメダカと同等の手抜きの飼育環境でも育てれるこんな種を基準にしてしまうと全てがおかしくなります!
コレについては一度【ウォチタの繁殖について】の公開記事を書くのでそちらを参考にして下さい。
話を戻し、この「茶色と青色」の組み合わせは何も外国産ザリガニに限った話ではありませんよね?
・ニホンザリガニ(在来種)
言わずと知れた日本固有の在来種であり現在は絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。
どれぐらい前の話かは知りませんが、北海道内において「青い個体」を求めゴールドラッシュが起きたとか?
ザリガニ飼育者はすでにご存じだと思いますが、青いニホンザリガニをブリードされている人がいますね!倫理的な問題からか?度々名前が挙がることがあるみたいですが「北の瑠璃」という名前のCB個体(自家繁殖)です。
要はね、1年ぐらい前に本気で「ニチザリ飼育」を考えていましたが、青いニホンザリガニは価格が高くいつでも気軽に購入できる生体ではありません。
『青い個体を購入して茶色になったら嫌だなぁ…』
ホント、これ!www
ノーマルの茶色なんて1匹1,000円ちょっとでしょw(※時期にもよる)
青×青を掛けて生まれた稚ザリの青色発生率やその後の色の変化具合等の詳細な情報を知らないので何とも言えませんが、間違いなく言える事は…
『不安しかねぇw』
………
……
…
って事は?
・フロリダブルー(ハマー?)
「ブルー」と「ハマー」で種が違うとされていますよね?「ブルー=アレニー」で「ハマー=パエニンシュラウス」とされています。
まぁどっちがどうとか興味がありませんが、この2種は青色発色が“固定”されていると言われています。
ホンマかいなw
ただでさえザリガニ種は色が変わりやすいのに…もしも“固定”という言葉を使うなら、それは「原種カラー」のみに許されるものでは?
ウォチタのハサミです。
先端は「赤色発色」で手前に「黒色発色」が確認できます。
ハサミの裏側までしっかり色が入ってますね!
一部が欠損しようがハサミ自体が完全に取れても再生すればまたこの発色になります。タイゴーストの「色抜け」って何だろうね?
つまりウォチタの遺伝子に刻まれたDNAですよね。
これを“固定”と言うならば初心者でもまだ理解ができる。まぁ僕は生き物に疎いからもっと厳格な基準があると思いますが。だよね?
つ ま り ?
こういう所は絶対に疑いを持った方がいいし、リアルにワンチャンありそうでしょ?w
さ ら に ?
こういう事だよね?
一見すると『凄い!』と思うかもしれないんだけど、特に生き物の飼育者はこれぐらいで驚いているようでは全然ダメだね。
検証手段とプロセスは置いといて、要は「セミは1週間で死ぬのか?」に着目してるだけの話なんですよ。本当に生き物が好きな人で高校生にもなればこれぐらいはできるだろうと思いますよ。
こんな事をいちいち言い出してたら僕の【ザリガニ飼育】なんて隠れ家一つとっても『なんで塩ビパイプやねんw』から始めてるんですよ(笑)
あ~と~は~
この話を知ってるかな?
東京大学のお偉い教授が特定したらしいです。実はこれを見て【ザリガニはハンター?】の記事を書いた(※未公開)わけで、僕自身は2015年に奈良県の農家さんにお話を伺い初めて知って2018年に検証が終わってます。
が!
こんな結論には至ってませんね!
これは「田んぼと稲」の関係で見ると理解しやすいですが、結局ね大してアメザリの「性格」や「行動パターン」を知らない素人が『アメザリは凶暴だー』みたいな固定概念で環境を作るからこういう結論になるんですよ(笑)
とにかく、見境なく水草を切るわけねーだろ?って話です。
そもそもアメザリはどちらかと言うと憶病な性格だし、自然界の序列なんて下から数えた方が早いのにねwww
とにかくね、「稲」については用水路を経由して田んぼに侵入してしまったアメザリ達にとっても想定外だったって話です。
まぁいいや。
とにかくね!
試してもいいとおm…
だ が し か し !
今日は6月22日だけど、とっくの昔にアメリカザリガニの環境は潰しており手元に残す個体の選別中です。この場所を空けないことにはウォチタベイベー達の移動ができないんですよね。
それにもうこれ以上「未判定種のザリガニ」は要らないので僕が検証をすることはありません!
だいぶ長くなりましたが、ここからが【本題】になりますw
先に我が家で飼育してるウォチタの画像になりますが
かなり黒っぽくなっています。
これは撮影環境によるものなので肉眼で見るよりも若干黒いかな?というレベルですが
我が家に来た時よりも明らかに色が濃くなっています!
色の濃さで全てが決まるわけではありませんが、僕はけっこう重要だと思っています。
つまり?
テッカテカになっていますが、外骨格の“状態”が非常に良いと判断できます。
【第1弾】で「健康に育てる」という言葉を出しましたが、ここまで仕上げれば基本的に「健康そうな場所にポツン」のバーンスポットは発症しません!たぶんね!
我が家のウォチタです。
ハッチアウト直前。
我が家の「飼育環境」で失敗するわけ無いんですよ。
それはいいとして
色味を確認すると?
青いアメザリと一緒だね!
このような色味だったら『青色が出現しそう』と言えそうですが
青色はいません!
うん。知ってた!
でね、今回我が家から「青い個体」が出れば別ラインでしっかり飼育しようと考えていました。
ハウスネームもw
「北の瑠璃」を勝手にパクって「浪花の瑠璃」とか?
ダッサwwwww
いや、待てよ?
おおさか…オオサカ…大阪…
あお…アオ…青…アオ…
ガンバ大阪???
がんば…ガンバ…がんばれるー…
命名:ガンバ浪花。
B級感がもうねwww
ダッサwwwww
でもさぁ、ワードの組み合わせ的に検索アルゴリズムでは上位に来そうな予感がするじゃん?
まぁいいや。
実はね、今回のベイベー達から「青色」が生まれるかどうかで“僕の考え”自体も修正する必要があったわけで、参考となるものを一つ紹介しておきますが
ウォチタっ子達27匹!
と思ったら水槽に一匹残ってた💦
28匹でした(o′∀‵o)#ウォチタ#ザリガニ pic.twitter.com/Yl0vrRDeft— れっちんもいもい◢ ◤ (@ray0521fuu0808) 2019年4月13日
トータルで30匹ほどいたみたいで選別して30匹残しなのか?までは記載されていませんでしたが、2倍の60匹、4倍の120匹のベイベー達が生まれていてもたぶん「色味の比率」は同じだったと思います。
今まで書いてきた流れで行くとこの人をディスってるように見えるかもしれませんが、以前にも一度書いてるんだけど『抱卵まで持って行ければ一種の“正解”と言える』とね。
日付を見ると2019年4月13日だから割と最近の話なんですよね。
そして、このベイベー達の親は…
今日も元気なウォチタくん。
大きくなったからホース、狭くなったねー(o′∀‵o)#ザリガニ pic.twitter.com/YxRUZv6nke— れっちんもいもい◢ ◤ (@ray0521fuu0808) 2018年11月28日
両親共に茶色…
これをどう考えるか?だよね!
この方のウォチタベイベー達をよく確認すると何個かのグループに分けることができ、この方がこのまま同じ飼育環境で育てれば成長による色の変化を楽しめると思います。
逆にね、そう逆に!
この30匹をレンタルして我が家で育てると全部茶色になると思います。たぶんね!
そういう意味では、色で遊ぶならアメザリの一択なのかな?と。
「青色」にこだわるならしっかり維持できる環境を作る必要がありますが、必ずしもソレがザリガニにとって好ましい環境と言えるのか?この辺りはしっかり精査する必要があると思います。
・オマケ no オマケ
せっかくなのでフォーミスもついでに。
基本的にフォーミスの画像を当ブログ内で出すことはありませんが
これがフォーミス
当時流通してたCambarus属の中から息子に選ばせました。
実は今まで同規格同構成の水槽を用意し屋外と屋内とに分けて飼育をしていましたが、屋外環境の方が明らかに色が濃くなりましたね!
つまり紫外線量です!
顔はカラスだなw
ちなみに、撮影の為と言うか時期的に1階の室内に移動させ空調管理で飼育するために引き上げましたが…
めっちゃ怒ってるw
すっげー機嫌が悪いのねw
たまには全体像ぐらい撮らせてくれてもいいでしょうに…いやマジで、気性の激しさはアメザリの比じゃないよ!
・それよりも先に…
ザリガニの色とか本当にどうでもいいんだけど、ウォチタベイベー達の新しい環境を早く用意してあげないと…
水草の上で脱皮をするようであればヤバい!
とにかくヤバい!
ある程度大きくなってきたから、生体数と水槽の大きさが合わなくなった事象です。
とにかくね!
僕が作る「環境」は基本的に屋外です。どちらかと言わなくても少数派なので参考にならない事も多々あると思うし、あくまでも“一事例”に過ぎません。
色々なツールを使って自分の「スタイル」を作り出す事が重要であり、色で遊ぶにしても「商材」を使ったマウントの取り合いではなく、もっとこう「ザリガニの良さ」が伝わるような別のアプローチができれば新たな需要を掘り起こs…
どうでもいいけどなw
そういうわけで!
僕に色に関する事、特に累代や遺伝について質問されてもたぶんと言うか絶対に答えられないと思うのであしからず!
ちなみに!
「青いウォチタ」が生まれてたら「緑のウォチタ」を作れたんですけどねー。
もう【番外編】の内容がわかったでしょw
フォーミスに切り替えるか検討中です。
終わり。