今回の記事も少し限定的になりますが、「お子さんがザリガニを持って帰ってくる」→「本人のやる気もあるし続けれそうだ」→この次のステップですね!
当ブログでは2019年から意図的に“水槽”ではなく“箱”という言葉を使ってきましたが、基本的に水を溜めれる形状であれば特に問題がないので「衣装ケース」のような物でも代用できますが、素材がPP(ポリプロピレン樹脂)なので樹脂厚が薄く水を多く入れれば側面(腹)が膨らみ短命に終わることが多いですね!
それに…
何よりダサい!
【とある日常】
ある奥様(※被害者)が水槽について店員さんに質問をしてる画です。別に盗撮とかではなく僕も商品の次回入荷日を聞きたくて待ってたんだけどすっげー長くてついでに撮影しました。
で、当のお子さんはその辺を走り回ってました。そんなもんだよねー。
たぶん金魚だと思われますが適切な「水槽サイズ」が分からなかったようです。
まぁ…たしかに…。
本記事は「ザリガニ」に絞ってのお話となりますが、1匹もしくは2匹を飼育するにあたり「どのサイズ」が良いのかは本当に悩むと思います。
先に別件で
カラーザリガニの店頭価格は相対的に下がってきましたが、中にはペットショップで一目惚れしてそのまま飼育(購入)になるケースも…少ないかな?
これぐらいの価格帯であれば適正価格と言えると思いますが、注意して頂きたい点は店舗での「待遇」になり、この状態は決して褒めれるものではありません!
売れずにこの状態が続けば確実に生体が弱っていくので購入しても最悪のケースでは数カ月後に死ぬ場合も考えられます。(※あくまでもリスク)
細い足側に3ヵ所ほど「バーンスポット」が確認できます。この程度であれば次の脱皮で綺麗に治りますが、やはり「生体」の話になってくるので絶対とは到底言い切れないし、何より「どのように育てられてきたのか?」要は生産者(ブリーダー)の顔が見えないから僕であれば不安しかありません。
価格うんぬん健康な生体を求める場合は「Twitter」で「ザリガニが欲しい!」旨を投稿すれば誰かの目に留まるだろうしリツートもしてくる人が出てくると思います。(※2020.01.現在)
中には「送料だけ負担してね!」と優しい人もいると思いますが、あくまでも余剰分(※選別外)をご厚意で頂くことになるのでしっかり育てることが前提になります。とは言え「子供と一緒に」のワードも入れとけば嫌な顔をする人はいないと思います。
ザリガニ業界はリアルマネーが絡むから特に個人間で常にギスギスしていますが、新規飼育者が増えることについてはみんなウエルカムなハズだと思います。まぁ…本来は言い出しっぺの僕が用意すれば事足りる話ですが…あいにくアメザリがいないもので…。
話を戻し
【水槽 各種】
ザリガニに限らず初めて水生生物を飼育する場合にこの量を見るとやっぱり悩むと思います。
まずはどのような水槽を取り扱っているのか?の確認をしますが、このお店は西日本地域に多い「コーナン」というホームセンターなので
【LIFELEX】
コーナンのPBということでいいのかな?ちょっと薄い30㎝水槽で1,480円ながら外掛け式フィルターが付属します。
【パワーフィルターS】
たぶん同じ物と思われますが単品価格で1,080円なので水槽が実質400円とも言え、このフィルターがあれば酸素を供給する「ブクブク」が不要です。あのブクブク音は聞き慣れるまで不快だからね。
安さのカラクリは…
【専用フィルター】
この消耗品を定期的に買って貰うことがメーカーの狙いとなりますが、「繰り返し洗える」タイプの固い目のフィルタースポンジを適当にカットし挿しておけば代用できます。(爆)
【テトラアクアリウムセット】
品番【AG-42GF】
横幅42㎝ 2,480円
【テトラアクアリウムセット】
品番【AG-52GF】
横幅52㎝ 2,780円
この二つは割とオススメです。
【AT-50 2,480円】
この外掛け式フィルターが付属となるので水槽が実質タダみたいな?安さのカラクリは上と同じで専用フィr…洗える奴をぶっ挿せば…ですね!
【論外その1】
説明は割愛。
【論外その2】
説明は割愛。
【観賞魚飼育セット】
横幅が32㎝タイプで少し狭いですが、「水槽本体」+「外掛け式フィルター」+「LEDライト」+「ヒーター」の欲張りセットです。
本当に何もない状態からザリガニを1匹であればコレでも十分です。
ただし、脱走します!
なので付属の「上蓋」を必ず使用して下さいね!後は「隙間を埋める」+「上蓋に重しをする」が鉄板になるのかな?
【規格60㎝水槽】
600×300×360サイズで一般家庭向けのスタンダードな水槽になります。量販店では約3,000円ほどで購入できるので数を置く場合においても比較的コスパが良くある程度の種類やある程度の数を飼育できるので非常にオススメですが単品価格になります。
【LIFELEX】
商品名は「アクアパラダイス」で規格60㎝水槽。「2パターン発光のLEDライト」+「外掛け式フィルター」のセットになりますが少し割高だと思います。
【AQUARIST】
こちらは規格60㎝水槽に「上部式フィルター」がセットになって約6,000円なので鉄板と言えそうです。
【上部式フィルター】
単品価格だとまぁまぁの価格になり量販店によっても価格差があり3,000円~になってくると思いますが、とにかく消耗品である「フィルタースポンジ」の種類が多く汎用品が使えるのでとにかく安い!
【GEX】であればこのように濾過槽を増やす事も可能になります。強度耐久性を考慮するとせいぜい5段ぐらいが限界になってきますが
「外部式フィルター」を越える性能にする事も可能です!ただし、給水パイプの延長加工と水中ポンプの変更が必要!
【簡易フィルター】
無いよりは有った方がマシというレベルで小型水槽向けになります。これも専用フィルタースポンジが必要となるので割高です。
・水槽サイズの総括
基本的には「大は小を兼ねる」であり水量を確保する意味でも大きな水槽から始めるに越した事がありませんが、水槽が大きくなるという事は単純に水槽が重くなります。
底材(砂利等)も使う量が増えるのでコストが上がり重量も増します。
【規格90㎝水槽】
砂利や水を込み込みで総重量が200㎏ぐらいになるので基本的には使わない方が良いでしょう。海水魚なら視野に入ってくるかな?
総括としては
・移動させる予定はないか?
・ハザードにならないか?
それぞれご家庭の事情に合わせて無理のない範囲で最大サイズを購入する!コレが一番確実だと思われます。
ある程度飼育に慣れてくると2個目~3個目~の水槽はワンサイズ小さな物でも対応できるようになるので、まずはしっかり「始めの第一歩」を踏みだせるように心掛けましょう!
終わり。