【 さらに翌日 】
日中は木の枝に逆さでつかまりジッとしてる事が多く、人気がない夜間に水面付近に上がってくる印象ですね。
羽化直前に水面付近に上がってくると何処かで見ましたが、「付近」ではなくもう“出てる”もんね(笑)
今回の1回こっきりでは参考になるかわかりませんが、水面に体を出した3日目の出来事でした。
あっ…遅かったw
っていうか!
ただでさえ最近は忙しいのに付きっきりで観察なんてできねーよ。(※言い訳)
ひやぁ~~~
図鑑のマンマですやん(笑)
当たり前かwww
ちょっと見にくいから…
パタパタ作戦で内部の曇りを取って…。本来はあまりライトを当てない方が良さそうですが、ここまで形になっていれば特に問題が無さそう…?
気付いた段階で既にこの状態だったので、木に登るスピードや背中が割れだし中身が出てくるまでの所要時間が確認できず少し名残惜しいですが…。
羽化の理屈は「セミ」と同じですが、そのセミの羽化すら見たことがないからちょっと感動だよね。
当たり前と言ってしまえばそれまでですが、そもそも「トンボ」すらそこまで見る機会がないからね。
立派になったなぁ。
その辺で捕まえてきたヤゴではなく卵の段階から我が家で育ったから感慨深いよね。
【 鳥かご発動! 】
ガラス水槽を被せていると内部に曇りが出ます。少しは隙間を開けていたとは言え、内部の湿度が高いと乾燥までの時間が長くなりますよね?
何よりツルツルのガラス水槽では飛び立った際にぶつかって水面に落ちるリスクも考えられますよね?
テープで補強。
意味無さそうですが僕の心理的な不安が解消されます(笑)
これが翌朝です。
まぁ予想通りの結果と言いますか、バタバタ暴れて外に出たそうだったのでサクッと撮影を終わらせます。
形が凄いな。
改めて確認すると。
羽が大きいのかな?
ギンヤンマの飛行速度はトンボの中でも速い方に分類されるみたいですが、「物作り」の観点から言わせて貰うとオーバースペックっぽいな(笑)
羽の中間部分に薄い黄色が確認でき、体長は約8㎝なので本当に「ギンヤンマ」なのかは解りません知りません。
実は仮面ライダー説w
細部のディテールの完成度がヤバいな。トンボに限らず昆虫をアップで確認すると割と楽しめると思います。
トンボの運動量は「スズメバチ」相当だと思いますが、エネルギーへの変換効率が高スペックと言うかエコと言うか…。
圧倒的造形美。
この先端のトゲトゲが産卵管みたいで色味的にもメスでしょうね。ギンヤンマはこのトゲを水草の茎?部分に刺し、内部に産卵をするそうです。水草を水道水で洗っても残ったわけだ!
【大阪市内の某公園】
昨年2019年の6月終わりに購入した水草に卵が付いてたと思われますが、あれから11カ月ほどが経つわけですよね。
ちょっと寂しいな(笑)
最終的に「標本」にするのであればこのまま箱に入れておき弱らせればOKです。
どうせこの辺りにギンヤンマはいないから交尾からの産卵はできないだろうし問題ない…スマンな!
もちろん大きな池のある公園ですが、ちょっと驚いたことがありましてね。
飛び立ってしばらくは力ない羽ばたきでヨロヨロと上昇していきましたが、直ぐに2匹のトンボが寄ってきて一緒に飛んで行ったんですよね!びゆーんってw
アレっと思い確認すると…
よーく池の周りを確認してたらトンボがまぁまぁいてたんですよね。どの種かはわかりませんが「黒×黄」のオニヤンマみたいな色味の小さめのトンボ。
おったんか…(呆)
意外と探せば大阪市内でもトンボ(ヤゴ)がいるのかな?
さて…帰るとして…
やっぱり切ないわw
でも楽しかったよね!
これ…どうしよう…。
もう「ヤゴ」についてはコレで終わって良いのかな…と。
完。おわり。