少し前の記事で自然下にアナカリスをパクりに行く記事を書きましたが、ザリガニ種を飼育する上で「アナカリス」は非常に有効な手段と言え、本来は飼っている全ての生体に与えることが望ましいですね!
だがしかし?
お金がかかるよね?
水温が下がり活性が落ちる冬季の間はアナカリスの消費量を抑えれますが、最低水温が10度を切らなくなりだした初春あたりから…
ジワジワきます(真顔)
これが少数精鋭の飼育であれば毎月使える予算がショートしませんが、大量に生体を抱え込むと調達する事はまず不可能です。
つまり?
SNS上では「生体の数(種類)」自慢が横行してますが、逆説的には絶対に管理が行き届いていないハズ!もしくは四六時中付きっきりか?
これは「生き物をしっかり育てる=飼育」という本質的な事を置き去りにした結果なので特に小さなお子さんがいる家庭では真似をするものではありません。次の【ヤゴの記事】で補足します。
・毎月使える予算は?
例えば店頭で購入できる無農薬のアナカリスの実勢価格は1束300~500円ぐらいだと思います。(※地域差、時期にもよる)
1束が20㎝5本ほどなので大きなザリガニのペア飼育(2匹)までであれば「1か月分」としては十分なので、この数式を使えば簡単に各家庭で飼育できる上限が算出できますね!(※実際は入れただけ食べます。)
・「運用」という考え方
生き物の飼育にはお金がかかります。増えた生体を現金化しない限りマイナスサムゲームであることをお忘れなく!
ましてアクアリウム関連になると水質の維持を含め「時間」も相応に必要となります。
特に世間を騒がしてるCOVID-19の影響でこんな分野にお金を掛けれない家庭がこれから多くなると思いますが、何も引け目を感じなくて良いのでスパッと「損切り」する事も1つの手段であり、国内の経済活動が回復傾向に転じ始めてから再開してもよろしいかと。逆説的には資金に余裕がある独身貴族勢は生体を安く買い叩ける可能性がありますよね!
ピンチはチャンスや!
・常時ストックを推奨
手持ちが無くなってから調達するのではなく、常時ストックしておくことをオススメします。
・長期間の管理方法⁉
調べてないので詳しくないですが、出来ればpHを酸性寄りにした方が良いとか?
僕の環境を出しておきますが、参考になりそうであればパクって下さい。
【オールガラス水槽】
以前は水深が浅い「トロ舟」を利用していましたが、成長があまり期待できない冬季限定です。若干水温も上げやすいしね!
僕が「自然下のアナカリス」に拘る理由は1番に「栄養価」になり、「タダ」は2番目以降ですね。むしろ車を使って探してる時点で経費が掛かっていますが。
外国から輸入された農薬たっぷりのブリード物は茎が細く葉もスカスカですよね。
同じ栄養価だと思う?
新しい芽が4つ5つ出てますが、栄養価以外にもこのような「差」が出てきますね!
ヤフオクを始めネットで購入した方が安上がりですが、物が良ければ店舗でも購入してます。僕はね!
pHを下げる為に「赤玉土」をごく少量投入していますが、それよりも水槽内の乱反射を利用して日中はとにかく太陽光が当たるように意識しています。
わかるかな?
白い気泡は全て酸素です。
ようは光合成だよね!
奥側にアルミシートが見えますがとにかく乱反射で光を当て、しっかり光が届くように詰め込み過ぎていません!(←重要)
【水をしっかり回す】
吐き出す酸素が鬱陶しいし、ぶっちゃけ添加剤もソコソコ使ってるので水を回しています。
ココまでやればガンガン増えます。ただし、相応にお金がかかります。死んだ金魚を1匹ぐらい入れてても良さそうだけどカオスになるからね(笑)
飼育してる生体が「可愛い」のあればしっかり水草を与えて下さいね!
終わり。