
【2020年3月13日 撮影】

それでは奈良県の“ラピュタ”こと「高取城跡」へ行ってみたいと思います。カーナビに入力する際は「壷阪寺」でOKで、ここまで行けば後は1本道になります。

道中で何やら…

のぼりには「日本最強の城 高取城」と書かれています。
でね、日本のお城を「最強」や「難攻不落」で調べるとだいたい1位は「熊本県-熊本城」になり、我が「大阪府-大坂城」もそこそこ上位だったような気がします。
何を“基準”にするかでけっこうコロコロ変わるみたいなので何でもいいんじゃないかな?どのお城もカッコいいし!

【壷阪寺パーキング】
基本はここで停車します。

ここから延々と歩いて高取城跡を目指しますが、距離にして3.5㎞ほどあったような気がしますが

最初からまぁまぁの勾配です。登山用の靴は不要ですが、歩きやすいウォーキングシューズが良いと思います。

【天竺渡来大観音像】
高さ約20m、総重量1,200t
詳しくはコチラ↑
これまた後で知りましたが、この壷阪寺は桜の名所としても有名らしいです。えっ…また…?

体感的には『まぁまぁ歩いたぞ?』で残りが2.8㎞。箕面駅~箕面大滝、長居公園内周を1周ぐらいだから…楽勝?

終始この勾配です。

【 八幡神社 】

お上がり下さい。(無理)
誰が作ったんだろうね?宮大工か…

【 ここが終点 】
実は車で来れます。てか来ました。高取城跡の城内もそれなりに歩きますからね!
写真では道路が広く感じるように思えますが、このように片側に駐車されると3ナンバーLLミニバンでは少しキツいような…。ハンドルを何度も切り直せば問題ありませんが反対側は崖です。

【トイレはあります】
でも期待しないでね。飲み物とかも壷坂寺に行くまでの国道沿いで買っておいて下さい。

グルっと1周回って来れますが、下側の青いルートから向かいます。

まだアスファルトです。

これが凄いな!
山土って粘り気がありますが、もう粘土みたいな感じだから崩れないんでしょうね。この地質だったから山の上にお城を作れたのかな?

本当に山の中で特に景観が美しいわけでもなく、季節的に昆虫がいてるわけでもなく総じて地味。

そして息子が早い。
鳥取砂丘の時と一緒。

“靴”の違いかな?
ちょっと『コーナンに行ってきまーす。』みたいな舐めてるように映ると思いますが、あまり体調が良くなかったしコレで行ける所までにしようと考えていたんですよね。リミッターみたいな物ですよ!

風化ですね。

アングル的にちょっとわかりにくいですが、一部の木の向きがおかしいですよね。この道中でもそれなりに倒木の確認ができましたが2018年の台風21号の影響でしょうね。

【 最終トイレ 】
ここでアスファルト舗装が終了するので当時は無かった“道”を歩いてきたことになります。



【襲来、発生、繁茂】
昨秋ここに来るの止めた理由が正にコレですが、オオスズメバチに奇襲されるとマジで逃げ場がありません。

ココからは階段になります。

一部はこのように新しい階段を作っていたので今後は観光名所に…なるのかな?

この場所で湧き水を確認できました。
あ~なるほど。
関連する内容は別記事にしますが、山の上って特に「水」が重要ですよね?古代インカ都市の「マチュピチュ」もなかなか不思議だよね。

勾配が凄い!
その息子の立ってる辺りからお城の一部になるみたいですが、本来のルートではないのでここを登ればすぐに本丸があります。

少し前から石垣が登場しますが、ちょっと違和感がありますね。

瓦が確認できますね。
高取城は明治6年(1873年)に廃城、明治24年(1891年)頃には全ての建物が取り壊されたとされています。もったいないよね。

前2日で大雨が降っていれば登れないかもしれませんね。行く前に天気だけは確認しましょう!

石垣の角度がぬるいし土砂の堆積もぼちぼち確認できます。

基本的に触る人はいないと思いますが、隙間が大きくなっているんじゃないかな?

要は足がかけ放題でロッククライミングが出来るんですよね。本来の「石垣」としての意味を成していない…。10年、20年は無いとしてもいずれは崩壊しそうな予感がします。

ここまで上がってくるとほぼ城内になります。

「山の頂上」とは思えないほどの石垣がお迎えしてくれます。

今回のルートが黄色のラインで青いラインがアスファルト舗装の道路になります。
続いて【後編】へ