【2020年4月4日 撮影】
新型コロナウイルスの感染拡大を受け延期になっておりましたが
こういう感じですね。
知るからはじめる外来生物
~未来へつなぐ地域の自然~
しょっぱなからガツーンってくるよね(笑)。この少ない文字数で大事なことを要約してるもんね(笑)
タイミング的にはドンピシャというか、現在の大阪城公園の情勢を踏まえここに来れば何かしらの「答え」が見つかる…かも?
6月9日初日です!
映画しかり「初日」が大事なんだよね(笑)。というよりも本日を逃すと次に行けるとすれば7月になるんですよね。
【 3密を避けよう! 】
6月15日から大阪市内の市立学校は通常授業に戻る予定になっているので特に土日は混雑が予想され入場制限が掛かるかもしれません。
開催期間は6月9日~8月30日までと長く、大阪市民以外でも中学生以下は無料となるので是非足を運んで頂けたらと思います。
た だ し !
【 アルコール消毒 】
これはいいとして…
【大阪コロナ追跡システム】
「QRコード」又は「手書き」による登録が必要になります。コレをしなければ入館できませんが前者はメールアドレスのみの登録となります。
大人1名で700円で全部合わせたセット価格です。
この特別展は期間限定となりますが撮影はOKで、むしろ『SNSでアピって欲しい』と言われたので…では、遠慮なく!
【 ヌートリア 】
特定外来生物に指定された大きなネズミ。ヌートリアに罪はありませんが土面の堤防に穴を開けたり、二枚貝を食べたり。
【2020年3月下旬 撮影】
城北ワンド内です。
【 ヒトスジシマカ 】
シマシマのウザいやつ。
【 ヒ ア リ 】
これも特定外来生物に指定されていますね。標本とはいえ初めて実物を確認しましたがかなり小さいですね。
こんな感じ。
1回刺されないことには一般人は識別できないような気がします。刺されてからでは遅いですが。
【 セアカゴケグモ 】
僕はまだ一度も見たことがありませんが1995年大阪府高石市が初上陸だったと思います。もちろん特定外来生物に指定。
【 アライグマ 】
またまた特定外来生物の登場です。野生化したアライグマは非常に狂暴で一般人では手に負えません。
【 逃げた鳥たち 】
【 外来と在来の違い 】
こういうパターンもかなり多いみたいですね。
【 コウガイビル 】
この前我が家でも出ましたが、出たというよりは知らずに“持って帰ってきた”が正解になりますがザリガニの餌食になりましたね。
「面白い」と書くと不謹慎になるのかもしれませんが、「コウガイ」の名前なのに都市部に多いという…。
【特定4種盛り合わせ】
一番右は「アメリカナマズ」が流通名なのかな。全て北米大陸出身のヤバい奴ら。
【 ウチダザリガニ 】
当ブログでは「タンカイザリガニ」の名前で何度か登場していますが特定外来生物。「シグナルクレイフィッシュ」の別名もありますが学名はまた別なんですよね。
【 その他の北米種 】
ウシガエルは特定外来生物。ミシシッピアカミミガメやアメリカザリガニは…何だったっけ?要注意?生態系なんちゃら?
あとは「ワニガメ」「カミツキガメ」みたいなガチ系もいますよね。
【 アリゲーターガー 】
これも特定外来生物に指定されましたが、放流しなければ指定を免れたような気がせんでもないですが…どうだろねぇ?今更だけど。
北米大陸から来た生き物は「大概ヤバい」と覚えておけばテストで80点以上はとれると思います。はい。
【 オオクビキレガイ 】
大阪府限定なのか全国でも行われているのかまでは調べていません。一度も見たことが無いけど何かヤバいんでしょうね。
【 アメリカオニアザミ 】
興味本位で一度栽培してみましたが、やればわかる「そのヤバさ」。もうトゲが尋常じゃないぐらい鋭くて固くて多い。
最大サイズで2.13mがあったようですが…これはアカン…マジでシャレにならん。右下の在来種「ノアザミ」が可愛く見えるよね。
【ミナミメダカ(在来)】
コレが本来のメダカです。
いかに日本の自然に外来生物がはびこっているのか?かなり深刻なレベルだろうね。
【 各種タンポポ 】
この辺は知らない。
ざーっと軽く紹介しましたが
大事なことはコレなんですよ!
これは滋賀県の琵琶湖に設置してる物ですよね。外来生物の問題は地域格差があり、そう単純な話でもありません。
最後にコレを紹介したいと思います。読みやすいように拡大&色付けをしましたが
是非読んで下さい。
僕が以前から書いている事とそう違いがあるようには見えませんが、日本国は47の「都道府県制」であって全ての自治体で特に財政力が違うんですよね。もちろん「外来生物による被害状況」も全て異なります。
あとはね。
「外来生物問題」は何も日本だけが抱える問題ではありません。コレはタンカーの「バラスト水」絡みだよね。けっこう昔に日本産の二枚貝が大量に増えて火力発電所の冷却ができなくなり稼働停止になったこともあったよね。確かアメリカ合衆国だった。
最後にね!
【 スクミリンゴガイ 】
「ジャンボタニシ」の別名がありますよね。現存する非常に貴重な資料ですが「養殖者募集」のチラシですね!
ちょっと拡大して
まず『サザエなのかアワビなのかを絞れ!』とツッコミたい所ですが、有ること無いことを好き勝手に詐欺にならない程度に書いていますよね?完全に商材ですよね。
「無料試食会」も告知されていますが、僕が主催者であればモノホンのアワビを用意してたでしょうね(笑)。こりゃ騙されるスケベな奴もいっぱい出てくるでしょうね(笑)
結果としてね、こんな泥臭い貝が流行るわけもなく全国で大量に廃棄されましたよね。
【2017年5月 撮影】
これは城北ワンド内で撮影しましたが、全国各地でこのような状態になってると思います。まぁ…大阪市内で言えば…
【2019年6月 撮影】
城北ワンドは置いといて、大阪平野の中でも特に大阪市は海抜の低い地域が多く「内水氾濫」に弱い地域でもあります。
大阪市内を流れる河川は大阪湾へ強制排水をする為にガッチガチに固めているし、それこそ「なにわ大放水路」も絡んできますが、今更堤防を土面に戻す事など不可能なんですよね。
コチラ↑もどうぞ!
以前ねどこかで『壊れる自然なんてもう無い』と書きましたが、逆説的には『戻せる自然ももう無い』って事なんですよ。大阪市の話ね。
僕の個人的な見解になりますが、この場所でスクミリンゴガイが少々増えようが市民生活において何も困らないし、それこそヌートリアが迷いこんでも『掘れるもんなら掘ってみいや 前歯ボロボロになんぞ?おっ?』で終わるんですよ。いや、本質的には終わらないだろうけど(笑)
でもさ、これらの外来生物が増えると困る地域もあるよね?すなわち「地域格差」なんですよ。
ちょっとツッコんだ話をすると、今回のコロナショックを目の当たりにし「国と地方公共団体」の役割や違いが少しわかったと思いますが、その地方公共団体でもいろいろあるわけですよ。
東京都は最強の自治体でもあるので最終的に1兆円ほどをバラ撒くそうですが、財政が貧弱な自治体であれば独自の休業補償なんて打ち出せないしどのみち今回の一件でどこの自治体もかなり財政が痛みましたよ。
今後は保全関連にはさらに予算が回らないと思いますが、環境省が助けてくれることなんて原則的に無いと言っても宜しいかと。
であれば?
地方に「財源と権限」を移管して各地域に合わせた取り組みを…つまり「地方分権」を進めないとこれ以上先に進まないと思いますけどね?
その為には「知る!」
そういうこっちゃ!
「生き物」を大して知らない大人でもけっこう楽しめるから割とオススメです。空調が効いてるからマスクを装着してても特に問題は無いと思います。
終わり。