基本的には1週間に1度の観察にしていますが、前回の【2020年7月25日】の記事内で『雰囲気が一変したかな?』と書きました。
1記事あたりにできるだけ画像を載せるようにしていますが、当然ながら限界があり実際の“雰囲気”がやはり伝わりにくいので、定期的に観察をしてる者でないとちょっとした変化にも気付きにくいと思います。
前回の観察ではそれなりに水量がありましたが、平均的に2~3日で干上がり1週間を待つと生体の調査が出来なくなります。雰囲気が変わったのであれば1週間と言わず少し詰めて観察した方が良いであろうと。
一応ね、雨さえ降らなければ毎日ここに来ることも可能なんですよね。どうせ食後に運動をしてますから!流石に毎日は嫌だけどねw
やっぱりね…
水量は前回の1/3ぐらいかな?
この構造物は過去に大阪市建設局に問い合わせたことがありますが詳細については全くもって不明。要は施工方法になりますが、一部がコンクリート造ではなさそうな場所がありたぶん水が地下に吸われている…ような?
この緑色が前回書いた「藻?コケ?」ですが、水に浸かってる時間が長いと水面に浮いてきます。なんだろう?
コレは後にしよう。
最奥はコンクリート仕上げになりますが、ちょっと水が抜けるには早いというか…ベランダに置いてるバケツの水が2~3日で10㎝も蒸発しません。わからんなぁ…
ウズウズするなぁw
おったな。
色味が綺麗だね。
1枚の写真として。
やっぱり小さいなぁ…
生存確認できた生体はTL5~6㎝ぐらいでだいたい同じ色味。後は気になっていた1~2㎝程度の稚ザリを5匹ほど現認。
少し落ち着いたので水の透明度は改善されていますが、見た目だけでは環境の良し悪しが判断できない場合もあります。
例えばボウフラ。
降雨による水量の変化でも異なりますが、MAXでこれぐらいの密度になります。
吐きそうやろ?
1匹だけ死骸を見つけましたが、これはかなり日にちが経ってそうですね。
水の引きが早いからどこまでの正確さがあるのか…とりあえず大きな個体は1匹も見つかりませんでした。
これだって1時間後にもう一度確認したら大きな個体が見つかもしれませんが…
あくまでも人工物だし本来の自然環境ではないので見つけて持ち帰る人もいます。そういう意味では純粋な「かいぼり」によるアメリカザリガニの“駆除”としてはさほど参考にならないかもしれませんね。
まぁ…これが農業用のため池だったとしてもアメリカザリガニは降雨による「延命」ができてしまう事は十分ご理解頂けたかと。
水位が低くても5㎝程あれば死なないかな。今年は全国的にもちょっと天候がおかしかったと思いますが、7月はさほど気温が上がらずに6月の方が直射日光の影響で暑かったような気がします。
直に梅雨が明けこれから【真夏】を迎え、この場所は少々雨が降り溜まろうがアメリカザリガニの生存に適さない高水温に突入します。現状の僕の予想では約2週間後になりますが「お盆」までに【絶滅宣言】が出ると思います。
どうだろうね?
何かわかりますか?
わからない(笑)
ネットでググると【ハイイロゲンゴロウ】が濃厚かな?と。
ちょっと待て!
この場所で散々ザリガニ観察もとい環境を確認してきましたが今回が初確認となります。もちろん一人で調べるには大き過ぎる人工物ですが、非常にダイナミックな動き方故にいれば確実に気付けるレベルです。
【2020年5月29日 撮影】
何度も水が溜まったり乾燥したりを繰り返し、とりあえず魚類はすでに全滅しています。アメリカザリガニの数も例年に比べ極端に少なく、いくら人工物とはいえども【自然環境】の観点から言えば大きな変化があったと言えます。
たまーに呼吸をするためか水面に上がってきてお尻部分をチョンと出してまた潜る。時には弧を描き体の裏側を見せるように旋回したり、とにかく非常にアクロバティックな動きをしていました。
軽く調べると環境の悪化(変化)等の理由で飛んで水域を移動したりするらしい…絶対に放流個体ではないので大阪市内のどこから来たんやろ…不思議~っw
これは…
アメリカザリガニの減少による影響とそのまま素直に考えて良いのか…?
であれば…
おわり。