ニホンザリガニとアメリカザリガニを除く「未判定外来生物」に指定されている外国由来のザリガニ種の「特定外来生物」指定が令和2年11月2日(月)に決まりました。
これは9月11日の安倍内閣最後となる閣議決定であり、「政令」になるので本決まりになりますが
昨年2019年3月からの本店との大まかな流れについて1本記事が書けるので時間があれば書きたいと思います。(※未定)
そうね…タイトルは【そして絶望へ】にでもしようかな。とりあえずのん気な連中が多いな。という印象ですかね。
では【本題】です!
先に勘違いが無きよう【訂正】から入りたいと思います。
2020年8月に大阪市内における【アメリカザリガニ】の現状について書かして貰いました。
微妙なニュアンスの受け取り方が立場によって異なるし、どうしても僕の伝えたい内容が100%伝わるとも思っていないので書いたところで…と当初から思っていました。
当ブログでは【アメリカザリガニ】を数年間追いかけ、色々な側面から記事にしてきましたが、あくまでも【大阪市内】の話になるので勘違いが無きようにお願い致します。
アメリカザリガニについてはかなりの記事数になり、中には『この人はアメザリが好きなんだなぁ…』と感じた方もいたかもしれませんが、あくまでも【アメザリ】という不思議な生き物を個人的な探求心で調べていただけで、別に好きでもないし嫌いでもない。現に一度もペットなどと思ったことがないし、始めから我が家に“観賞用”のザリガニなど1匹もいません。
とりあえず!
「外来生物=悪」という間違った認識が広まっていることが問題であって、ソコはしっかり地域の特性を含め精査しないといけないよ?って話ですよ。
ブラックバスについても一部で産業化になってるし、ガッチガチに規制で締め付けるのではなく“抜き場”をしっかり作ってあげた方がいいよね。大阪城公園の人工の小川もこの理屈です。
まぁ僕が大阪市内の子供たちに残してあげたいのは正にこの光景であって、必ずしも【アメリカザリガニ】ではありません!
が!
この人工物にアメザリがいてても良いよね?が1つ。名前のごとく「外来生物」を知るキッカケになる事が2つ。都市部に住むちびっ子達に小さな自然を残してあげたいが3つ。この辺りかな?
今年は「COVID-19」の影響によって海水浴場やプール等の施設が閉鎖され、例年に比べ川の水難事故が増えましたよね?
やらかすのは自然の怖さ、水の怖さを知らない都市部の児童が多いんですよね。「戦争を知らない子供。平和を知らない子供」ではないけど、教育の観点からもある程度は残してあげないとね!
相談件数が1日で4,000件を超えたそうで現在は新規相談がストップしていますが、これは間違いなく自然環境の保全家にとって朗報になります。
そうです!
原則的に省庁は縦割りであり規制でガッチガチなのでさんざん煮え湯を飲まされてきた方々も多いのではないでしょうか?
植防絡みで農林水産省、自然環境保全の為に国土交通省と環境省単独では実現できない多くの課題がありますよね?
あとはね~
SNS等では撮影場所が特定されないようにアングルを考えて撮影をしなければならない。特に法律や条例で縛られているわけでもないマイルールを押し付けてくる輩がいるよね?
内心は『知るか!』と思っていますが、理由は明白で撮影場所が特定されることで希少生物がいる場合は乱獲のリスクがあるんですよね。日本人が日本の自然を知ることができない“不幸”さよね。
コレについては「タガメ」と同様にガッチガチに規制を設ければいいし、何より現金化するアホが多すぎる。
つ ま り ?
文部科学省も外せんわな?
ようは教育なんだよ!
上で紹介した記事の後編で「大阪市教育委員会」と「大阪府教育委員会」の名前を出していますが、これは【アメリカザリガニ】についてなんですよね。
要は「アメリカザリガニがなぜ教材になっているのか?」になりますが、大阪市内の288校の小学校ほぼ全てで導入されています。児童数は約11.5万人で未就学児や中学生までを含めるともっと多くなりますよね。
とにかく理由は簡単で「教科書に載っているから!」です。もちろん全国的な動向までは調べていませんが、大阪市内の市立学校における義務教育期間の生き物の取り扱いは現場判断で各学校に一任されています。
教科書から消えたら?
そういうこっちゃw
アメザリによる被害を訴えることも大事だとは思いますが、このようにちょっと手法を変えて外堀を埋めていく作業も今後は必要になるだろうね。
よくよく考えたらアメザリが「特定外来生物」に指定されようが持って帰って飼育できなくなるだけで、【ザリガニ釣り】は今まで通りにできるもんね(笑)
おわり。