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保全 / 外来種問題

【後編-スクミリンゴガイ】卵の孵化率…見た目…生体のキモさ… #重点対策外来種

更新日:

【2020年10月11日 撮影】

【中編】を公開したのが9月28日で撮影日が9月20日なのでちょうど3週間になります。

1週間ほど前に稲を刈った連絡があり確認しに来ましたが、想定外だったのが思いのほか稲で土面が隠れています。

オケラかな?

巻き込まれたのかな?

キジバトかな?

何かをずーっと突いていました。

カエルを食べるのかな?

落ちた稲でも探してるのかな?




地面が割れていますよね。

基本的には乾燥が始まっていたと思いますが、撮影日の前2日で【台風14号】が大雨をもたらしたのでその影響になります。

この場所ね。

やっぱり残った水辺に集まっていますよね。先端が緑色の巻貝は大阪市内の城北ワンドでも確認していますが、普通のタニシかな?ちょっとよくわかりません。

ダーダーですよ。




数が多いなー。

こういう感じで用水路を媒介して生息域を広げていくわけですよね。

ねぇ…どうしよ?

ここが凄いな。

春過ぎから産卵ができるみたいだから今年生まれの生体群になると思います。

最後の栄養を摂取できる季節なので、しっかり溜め込み泥に潜って来年の春にでもこんにちはーだよね。

ただね、全ての生体が越冬できるわけではなさそうだし、泥に潜ったままさよーならーになるケースもそれなりにあると思います。

そういう意味では地域性や条件別に【越冬が気になる所です。




淡水シジミかな?

秘密道具2020 】

・バケツ(ダイソー)
・手網(ダイソー)
・手袋(ダイソー)
・掴み(セリア?)

この100均軍団よ(笑)

スクミリンゴガイ本体も少し気になりますが、あまり小さ過ぎると良くわからないので500円玉サイズを…

あのピンク色の卵塊も一度取ってみたいのですが、ちょっとタイミング的に遅かったかもしれませんね。

あっ…あった…




前回も確認していますが、やはり色褪せており生気を感じません。

「お麩」に近いかな?

力を入れてませんが簡単に潰れました。

道路側からは確認できませんでしたが、覗き込むとまだ多少は残っていました。

全部取ってみようか!

掴みの先端にキャラメルのような感じで引っ付いていますが、内部に少し粘度があるようです。

ただね、フッと吹けば飛び散るぐらい大半がパリパリに乾燥しており既に死んでいると思われます。

時期的なものか、長雨による影響なのかその辺りは全くわかりませんが、もう孵化はしないでしょうね。




そうは言っても凄い数ですよ。ここまで水位が低いとワナによる捕獲も難しいと思います。

この殻が1番大きかったのですが中身は無し。500円玉よりも1回り以上大きいですね。

こちらが500円玉サイズ。

養殖や繁殖での目安になるのかな?昨年生まれた生体が越冬しこのサイズになったと思われますが、はやり全体の総数から見れば数が少ないので【越冬率】【何かに捕食される率】なんかも絡んでくると思われます。

中身を確認しようか?

うわー不味そう…

殻の大きさの割に中身が小さいかな?サザエも比率はコレぐらいだったかな?

500円玉サイズでも大して身が入ってないから全然食べ応えがないだろうし、手間がかかるしゴミが発生するしやっぱり割が合わない…これはウケんだろうな。

基本的は2年ほどの寿命になるようで、今年越冬できるかどうかって所ですよね。殻を割ったけど…。

【 ラムズホーン 】

2019年6月頃に水草を購入したらもれなく稚貝が付いてきました。

ザリガニの餌になると言われていたのでそのまま水槽に入れておきましたが、全く襲われる気配も無く仲良く育ち1年4ヶ月。

アンモナイト⁉

もう生きた化石じゃんw

ちょっとが変わってね。

このスクミリンゴガイのアルビノが「ゴールデンアップルスネール」と名前を変えてペットショップ等で販売されていますよね。

順当に考えればどこかの地域で大量発見される事態に…なるんじゃない?

まっ色遊びが飽きた連中は環境なんぞに興味はないか。

おわり。




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