それでは!
本日10月1日から大阪城公園内の「人工の小川」への配水が再開されるということで撮影に行ってきました!
4月28日から実に5ヵ月ぶりとなりますが、なにわともあれ配水が再開される運びとなりました。
この場所のアメリカザリガニについてはまた別記事で詳しく補足説明をしますが、大阪市民の憩いの場所であった人工物に水が戻り少しづつではありますが元の日常に戻っていくと思います。
配水が止められていたので細部を確認できますが、たぶん余ったモルタルと小石を使って作ったんだろうね。ホンマっお茶目な職人さんやで(笑)
ちょっと時間があったので先に確認しておきます。
昨日9月30日の夜間撮影中に雨が降り出しましたが、その後もそれなりに降り続きました。
それでも植木に水をあげる程度でしょうか。コレがあったから多少は土壌に水分が戻りましたね。
見るも無残な姿になったなぁ…と。ここからは自然の力で自己修復をしていくわけですよね!
最上流に戻り何気なく足元に目が行く。
ここで止めてるのかな?
バルブを閉めて水を止めているだけなので3分もあれば配水が再開されます。
気持ちを落ち着けよう…
5ヵ月ぶりだからねー。
これがバルブを開けた後ですが、待てど暮らせど一向に水が出てくる気配がありません。
職員『なんでや…?』
バルブ関連の調整は大阪城公園事務所と指定管理者の立ち合いでしたが、ここで騒ぎを聞きつけ下水道部が登場。
ちょうど横で下水道の新設工事をしてて、同じ大阪市建設局内ですが管轄が異なるので話が行き違いになっていたようです。
つ ま り ?
すぐ横に新設分岐された配水管があり、ここでバルブが締まっていたので水が流れなかった…という訳でした。
では、いざ尋常に!
職員『えっ…なんで?』
水が出ないんです(笑)
ほくそ笑む大阪城。
下流域上段にも2ヵ所の配水口がありますが、うんともすんとも水が流れてくる振動が無いんですね。
どこまで水が来てるのか順番にバルブ調べていくこと数十分。
この5か月間の間に配水管内部の水が蒸発しエアーがかみまくって水が流れにくかったそうです。
やっと流れ出す。
揚程と圧力の関係でなかなか水が上がってこなかった事が原因でした。
空の状態でバルブを全開にするとポンプに負荷がかかり過ぎるそうで最初はじわーと水を流しています。
じわじわ来ました。
これで終わりと思いきや、今度は下流域の配水口から水が出ない…
こちらも新設された配水管によるバルブが原因でしたが、順番に追っていけばどこで止まっているのか判断ができるので…
はいOKサインですね。
ちょうど最上流からの水が到達し、ここで3ヵ所からの水が合流し下段の下流域に落水し流れていきます。
水の流れる様子はかなり端折っていますが、最終的に元の水位に戻るには12時間ほど要しそうです。
本日10月1日から「GoToイート」が始まり、「GoToトラベル」では東京都の追加と新規感染者数が多少は増える予測になっていますが、少しづつ元の生活に戻していかないとね!
おわり。