少し前にコメントを頂きその後に問題点及び画像を頂いたので僕なりの見解を回答したいと思います。
はいはいはい、そうなんです!
僕が作るものは原則的に「カッコいい!」であって、常に唯一無二のオンリーワンを目指しています。
まぁ“違い”が分かる人にしっかり伝わっていたということでありがとうございます。
【 画像 その1 】
【 画像 その2 】
【 画像 その3 】
2.裏側の防水加工
3.光軸調整
この3点について回答したいと思います。
何と言っても、まずはHIDプロジェクターの位置が完全に決まっていないので以後の作業が止まっていると思います。
完全にレンズカバーをはめ込んでいない状態だと思われるのであと5㎜ほどはセットバックすると思いますが、この1枚を観ただけで非常に奥まっている事がわかります。
たぶんですが、マルチリフレクターの広角とV36ベゼルの納まりの良さを模索するうちにどんどん奥にセットバックした事が原因だと思われます。
【 仕上がり固定位置 】
たぶんほぼ真上から撮影をしてたと思われますが
灯体の凸レンズがリフレクターのこのラインに合うぐらいだったかな?
灯体の水平角も絡んできますが、最大で先ほどのラインから7㎜ほど凸レンズが出てそうです。
確かV36ベゼルの天部とレンズカバーまでが5㎜を切っていたと思います。
要は灯体を最大値まで前側に出しています。
実際のリフレクター部の削り分量はこの程度です。
確かV36のバイキセノンプロジェクターはスタンレー製だったような記憶ですが、トヨタ車に多い小糸製に比べ全長が少し短いので灯体を限界まで前方に出すことで
裏側のアウター(黒樹脂)はほぼ無加工で納まり純正の防水用ゴムパッキンも加工し取り付けれます。
画面下に赤黒の配線がちょろっと写っていますが、ソレがHi/Lo切り替えの入力用になり、少し穴を開けて出しています。
つ ま り …
ガバっと切除していますよね…。
灯体の周りに確認できるアルミ枠はもしかして…
【 V36の殻割り 】
もしかしなくても…このアルミステーのような気がします…。
これは…使いません…。
このアルミステーを取り付けたままだと切開量が増すし、何よりヘッドライトASSYとしての総重量も増します。
シグナスのヘッドライトはフロントカウルにボルト4本で取り付けられていたと思うので「軽量化」も割と重要になります。
結果論として…灯体がかなり後方まできてるので…
「固定方法」や「防水処理」の話は置いといて、このオフセットでバーナーのソケット部分を取りけると間違いなくメインフレームに干渉するハズなのでフロントカウルがボディに取り付けられないハズです。
「耐熱パテ」ともありましたが
一連の接着関連は全て「シリコン」で問題ありません。
どうしても二輪は四輪に比べ振動が多いのでガッチガチに固定するよりも多少は振動を吸収というかエキスパンション的な役割も兼ねます。
「耐熱パテ」といえばこの辺りになると思いますが、HIDプロジェクターはいっても100~120度ぐらいだと思うので不要です。それに走行時の振動で絶対に割れるので直ぐにヘッドライト内が水蒸気で曇ることになります。
このアルミステーを取り外し、灯体を前面に押し出すとガバっと大きな穴が開きます。
アルミの平板(0.5㎜)だと手曲げも可能なので補強を兼ねて隙間を防ぐことも可能ですが…
相応にお金と修正の時間を要します。現状を見る限りでは僕なら新しいヘッドライトを購入して一からやり直します。
間違いなくその方が仕上がりが綺麗だし耐久性もあり早く作れます。
絶対に現状から修正ができないというわけではありませんが、無駄な追加費用が発生するので予算等の絡みもあるのかな?と。
ちょっと参考になったかどうかわかりかねますが、以上で回答とさせて頂きます。
おわり。