そういえば…
我が家には「カニさん」もいてたんですよねぇ。
出会いは…
履歴を調べると昨年2020年6月12日に捕獲してますね。
そう、大阪城公園です!
当時は「かいぼり」期間中でもありたまたま偶然見つけたわけですが、捕獲するにあたり「人様の所有物」かどうかを調べた経緯があります。
ブログやSNSで公開しない限りは特に問題はありません…
が!
「放流個体」については種類にもよりますが、微妙な解釈になる場合もあるので注意が必要です。
では「放流個体」なのか?
ネット情報と時期が被っていたので大阪市内の5河川を軽く見て回りましたが結論出ず…。
ただねぇ、大阪市内のペットショップで「クロベンケイガニ」を現認したことがないし問屋さんでも扱ってない、何より海の方(汽水域)で産卵をする種類なので家庭での繁殖はかなり難しい…つまり需要はさほど無いハズ…?
そういう意味では完全淡水飼育が可能な「サワガニ」に軍配が上がりますが、サワガニはサワガニで高水温に弱く真夏の大阪市内ではかなり厳しいと思います。
そうです!
「“本物”の生き物好き」が非常に少ないのでSNS等のネット上でもあまり語られる事はありませんが、ご自身の住む地域で採集できる生き物は原則的に「常温飼育」が可能なので物凄くコスパが良いと言えます。
つまり、沖縄県で「ニホンザリガニ」を飼育したり、北海道で「熱帯魚」を飼育する場合は本来の地域で「飼育」をするよりもランニングコストが跳ね上がります!
ここは割と盲点ね!
【 クロベンケイガニ 】
今年に入って姿を確認したのは10回ぐらいかな?
与えてるエサは「冷凍アカムシ」「ザリ用エサ」「生魚」「落ち葉」ぐらいですね。
その辺りにエサを入れとけば夜な夜な勝手に食べています。日中は基本的に隠れているし人に懐かないし色味的にも大して可愛くありません。
原則的にこのような甲殻類や水生昆虫の類は一切人に懐かないので過剰な期待はご法度です。まぁSNS上では間違った飼い方が横行しているので勘違いをしてる人が多いわけですが、この辺りの生き物は総じて「環境を作って楽しむ生き物」と覚えておいて下さい。
「色遊び」をしたい場合は「鯉」「金魚」「メダカ」「ベタ」に代表される「さかな」の一択ですね!
横見であればゴツゴツしたボリューミーなボディが引き立ち、サワガニよりも一回り大きいのでそれなりに存在感もあります。
上見からはただの「蜘蛛」ですな…。もう「アシダカグモ」ですわ…。
サワガニよりも「陸生」すなわち水に浸かっている時間が少ないのであまり水を汚さない点は飼育の観点からも楽ですね!
ただし、「環境」の作り方が少し難しくネックでもあり、本来のパフォーマンスを引き出してあげる為には少々頭を使い「向き/不向き」が分かれる生き物と言えます。
そうそうそう!
このカニさんについては僕が実際に自分の目で現認していないので本当に大阪市内の河川に生息しているのか疑わしかったわけですが…
ありま~↗すっ↘
いや違うな…
いま~↗すっ↘
あのね、また関連記事で紹介しますが、2月か3月だったかたまたま偶然確認できたんですよね!
違う違う、大阪市内の河川には生息してますが、大阪城公園の南外堀、強いて言うならば人工の小川まで「遡上できるのか?」が最大のミステリーだったわけです。
あのねあのね、大阪城北外堀と「第二寝屋川」はどこかで繋がっていると聞き及んでおりますが、たしか「東」「西」「南」「北」の外堀は全てが繋がっていないハズなんですね。
一度大阪市建設局にも問い合わせをしましたが、その時は「よくわからない」という回答だったんですね。探せば図面ぐらいはあるだろうけど、「現状」がどうなっているのか?という別問題もあります。
だからね、今回「南外堀」まで遡上してる証拠と言いますか、まぁ状況証拠ではありますが判明したって事ですね!
えっ…どうしよう…?
このカニさんは今でも「緊急避難」で我が家で確保してるだけで当時の記事でも「客人」と書いていますが、このまま居候を続けるなら“家賃”を徴収していいんかな?
ぶっちゃけ持て余してると言いますか、他にやる事がいっぱいあるからリリースしようか悩んでるんですよね。
考えときますわ。
おわり