当ブログでは最短のタイトルになりましたが、今回はザックリと「猫」という生き物について書きたいと思います。
2020年2月頃からの「コロナ渦」において、要は巣ごもり“需要”において日本国内では王座に君臨し続けた「犬」を抜き去り「猫」の飼育数が一番になったことは記憶に新しいところです。
それではこの「猫」!
一体どういう“生き物”なのか?
ペットショップに行けば犬と同様にいろんな種類が当たり前のごとく販売されていますが、なんとなく漠然と「ペット」として、要は「生き物」として考えていない人が多いように感じます。個人的にね!
そうだなぁ…、人間に懐くからペットになる…いや、懐くように“改良”された生き物、それが「(家)猫」なんですよね! 意外と知られてないけどw
昨今は何かにつけて「インターネット」を用いて調べる人が多いと思いますが、インターネット上に転がってる情報の真贋を見極める力が無い人は逆に“洗脳”されやすいから怖いのよね。
例えばちょっと知識がある奴って『パンダってクマ科に属するから熊やでw』とか言っちゃうわけ。かと思えば『笹や竹ばっかり食べるから草食やでw』とか平気で言ったり。
Still wondering how they can survive in the wild..
🎥 Smithsonian National Zoo pic.twitter.com/VZxgvZPvE6
— Buitengebieden (@buitengebieden) March 1, 2023
この動画がわかりやすいけど、日本国内の本州「ツキノワグマ」や北海道「ヒグマ」のいわゆる熊とは明らかに違いがあります。
これだけ雪が積もっていても元気いっぱい遊んでいますが、通常の熊とは異なり冬眠もしません。ただし「肉食寄りの雑食」です!
今年は例年に比べ少し多く北海道ではヒグマによる人的被害の件数が増加してますが、凶暴そうに見えてやっぱり狂暴ではあるんだけど、冬眠前は「どんぐり」を200㎏ぐらい食ったりするらしいのね。
最近けっこう思うんだけど、何かあればインターネットを使えばいいと安易に考えてる奴が増えてきたと思ってるの。
ペットを飼うということは「命を預かる」ということでもあるんだけど、昨今のSNSの発達によって一番大切な部分が置き去りになってないかな?
それでは【本題】です!
ほぅ…なるほど…。
この一枚からどれだけの“情報”が抜けますかね? まぁ人によるというか経験値で異なると思いますが、やはり一瞬で見抜かないとチャリンコはどんどん先に進んでいきますからねw
まず「首輪」をしてない時点で人に飼われていない“野良”が確定します。耳のカットが無いので去勢手術を済ませた「地域猫」でないことも確定します。
つまり純粋な野良です。
こういうのもそうだけど、野生動物の撮影って風景とは異なりけっこう難しいんですよね。一度でもやったらわかるわ。
重要なことは距離感!
ちょっと近づいたら前足を伸ばして臨戦態勢というか、いつでも逃げれる準備が完了しましたね! 「家猫」ではこういう行動心理が見えないと思うわ。
ただね、初見だから警戒心が強いですが、確実に「人間」に対する慣れが伺えます。
もともとネコ科の生き物は相対的に警戒心が強いので完全に気を許すことは無いと思いますが、それでも人間に対する憎悪感は無いであろう。
昨日の朝の撮影なので既に換毛期が終わっていますが、全体的に肉付きがよく汚れているわりに毛艶も良いので健康状態も問題無さそうです。
ここから割と良いものを食ってることがわかりますが、たぶん去勢が終わっていない「地域猫」なんでしょうね。
猫は大きく「トラ柄」か「ヒョウ柄」に分かれますが、この模様は「キジトラ」であり、本来の「野生猫」のDNAを多く引き継いでる。なんて言われてますが普通に懐きますよね。
だからね、国内の野生動物で「キツネ」「タヌキ」「イノシシ」は基本的に人間には懐かないし「カバ」なんて論外だよねw
これが「猫」ですわ!
こんな凛々しい顔つきの猫は久しぶりに見ましたが、そもそもネコ科は全般的に肉食で獰猛なんだよね。
あまり知られてないと思うけど、ドブネズミというのか普通サイズのネズミなら頭蓋骨を割るぐらい顎の力が強いけど知ってました?
never speak so rudely pic.twitter.com/14jmMtBk3A
— Dont Show Your Cat (@DontShowYourCat) August 8, 2022
猫と言えば「猫パンチ」も有名ですが、猫の反射神経はキングコブラの0.2秒を超える「0.1秒」らしいので哺乳類としては異次元ですねw
平衡感覚も哺乳類の中ではズバ抜けて高いので高所から落ちても大丈夫だったり、生き物の中では優遇されたスペックではありますよねw
だからね、SNSだったらとにかく『可愛い~』しか聞こえてこないんだけど、それはあくまでも主人に“見せる顔”だから…
「猫をかぶる」。
このようなことわざが生まれてきたわけ。だからね、「可愛い」だけでは生き物を知ることはできないから多くの勘違いが生まれるんだよね。
おわり