はい、それでは!
アメリカオニアザミについては自身で栽培した経験から予備知識を持ち合わせていたわけですが…幸か不幸か…。
ぶっちゃけ、所詮は植物だしちょっとナメてた部分はあったと思うんです…えぇ。
前回の記事ではこの画を出しましたが、コレは僕が切った枝なんですよね。これでも高さが2mほどあったわけですが。
でね、薄々気付いていたものの『まぁいいかな~』とスルーを決め込んでいましたが、実はコレよりも更に成長した株がございまして…。
あまりにもデカすぎるということで事前に切られていたので全体がどの程度の大きさだったのか不明ではありますが…
直径が4㎝ですよw
いや…コレは…凶器…w
アカンでしょ(笑)
これは別の株。
先ほどよりも少し細いですが、コレは根元で2本に分かれていたので…
太すぎてハサミが入らないからノコギリで切断しましたよ…。
コチラが引き抜いた「根」側になります。左側の「木のブーメラン」みたいな物体が「根の本体」です。途中で切れたからまだ埋まってますね。
幸いなことに根側にはトゲが無いから手で持って引き抜けますが、仮にトゲがあったら最早「完全体」で手が付けられない…。
掘り起こすだけでも相当時間がかかるだろうから「自然薯か?オニアザミか?」みたいな流れになるんじゃないかなw
ヤバい…ヤバい…
何がヤバいかって?
コレだよコレだよ…。
自生してる状態であれば一般的な草の緑色ですが、けっこう前に切断されており水分が飛びカラッカラになっております。
トゲの長さよw
『何の為に生まれてきたの?』と問いかけたくなるようなトゲの鋭利さ。
とにかく固い!
ピントが合ってなくて不鮮明ですが、このトゲにちょっと触れるだけでミミズ腫れのようになります。一撃で3ヵ所ですよ…。
毛細血管が切れてるから血が滲んでいますが、コレぐらいであればお風呂に入ってもしみないので問題無いっちゃあ問題無い…もう長袖だよね!
ココで疑問が…
検索欄に「アメリカオニアザミ」と入れるだけでサジェストに出てきますねぇ…。
ここまで鋭利なトゲがあるので「毒」についても気になる人が多いと伺えます。
まぁ…そうよねぇ…w
やっぱり「毒」はアカンよね(笑)
と言うか、逆にね!
仮にアメリカオニアザミに毒があれば素人では対処できないので駆除の専門家がいてただろうし、それこそ既に「特定外来生物」に指定されてますわ。
日付を確認すると2年前ですね。
これも事前に環境省に栽培してよいのか確認を取っています。
注意喚起の意味も込めて記事にしたい旨を伝えるとシブシブ理解されたような…個人での栽培はやめた方がいいですね!
この記事内で処分したオニアザミの状態は中程度のカラカラでカラッカラではありません。
ちょっとニュアンスがわかりにくいかもしれませんが、まだ薄っすらと緑色が残っているので「柔軟性」も多少残っています。
もう一度確認ね!
今回処理したオニアザミを見てもらうと茶色で完全乾燥しており一切の柔軟性がございません!
このまま雨ざらしで放置すれば最終的にはモロモロになります。
がっ!がっ!がっ!
アメリカオニアザミが最凶となる時期は正にこの状態だと思われます!
注目は中指の腹です!
ココですね!
そう…トゲなんです…。
これがねぇ…めちゃくちゃ痛いの。
僕はアパレルの専門学校に行ってたから縫い針で指を刺した経験とかもありますが、金属製の縫い針よりもアメリカオニアザミのトゲの方が「ガツン」ときますね。
ちょっと理由はわかりませんが、共に刺痛ではあるもののアメリカオニアザミのトゲは『あっ…無理や』って感じと書けば…嘘だと思うなら一回試してみたら?
2㎜以上刺さってた…
指先は神経が多いから痛みを感じやすい場所ではあるものの、この痛みは僕の経験上でもあまり無いから上手く例えられません。
だからこうなるわけ。
そこの毛抜きにまだ抜いたトゲが残ってますが、固いから抜きやすいのは抜きやすい。
ただね、状況によっては自分では抜けないだろうし、中で折れるとちょっと厄介かな?
あっ…血がサラサラだ!
人差し指の方は手を洗ったら抜けたので良かったのですが…中指にはまだ残ってる…。
要はね、アメリカオニアザミのトゲが刺さるとかなりの痛みが生じます。『あっ痛いっ』となるわけですが、その刺さった時の衝撃というか手を払うような動き方によって刺さったトゲが折れて体内に残る。ということですね。
つまり、自生中の緑色であれば水分量が多く柔軟性があるので刺さったところでたぶん折れません(※痛みは同じぐらい)
この色味のアメリカオニアザミについては「革手袋」や「防護服」等の対策をしないと絶対に後悔します。
マジで危険だからね!
このおしぼりは大判厚手、耐久性まであって超便利じゃないですかー。どこのやつだろうね?www
そういえば前回のファン感謝デーの報告をしてなかったか…。2台完走させたけど書いた方がいい?
で だ !
・ゴミ出しについて
アメリカオニアザミを一般家庭ごみとして処理する場合に疑問があれば一度お住いの自治体の環境局事業部管理課に相談して下さい。
今回はゴミ屋に持って行かせましたが、私有地に生えたものであれば一般ごみとして出せます。
大阪市の事例を紹介したいと思いますが、原則的に1度で45ℓごみ袋を3こまで出せます。
剪定した庭木であっても可能な限り「乾燥」させて下さい。
例えば雨降り後のびっちゃびちゃをごみ袋に入れると乾燥しないので焼却炉の温度が下がり燃焼効率が悪くなります。
特に大阪市はここ数年家庭ごみの量が増えているので、できるだけご協力をお願いします。
で だ !
「燃やす作戦」これ如何に?
基本的に「野焼き」の類は日本全国どこであろうがアウトになります。
かつて大阪府では豊能町か能勢町のどこかで「ダイオキシン」を巡ってごみ焼却場が社会問題になりましたよね。加え、必ず不完全燃焼が起きるので大量の煙も発生します。
少量であれば…
こういう感じ?
ベンジンを含ましてるから…
よう燃えはりますわw
哲夫さん『松永ーっ』みたいな?
うん…まぁ…そうねぇ…
有刺鉄線ファイヤーバットw
ゴメン、一人でニヤニヤしてた(笑)
いやただね、ごみ袋に入れるとしても素の状態だとザックザクになるし、何よりごみ回収の職員が怪我をしても困るでしょ?
もうケースバイケースで『上手いことやって下さい。』って感じかな?
おわり