はじめに!!!
タイトルに【ウォチタ柱】と入れてますがこの[バーンスポット]の記事はオマケ程度になり、次に本当の【ウォチタ柱】が控えています。年末を迎えなかなか時間が取れないので1発目の記事の公開は来年になりますが、通常飼育においてはまず発症する事がないのでたぶんあまり見たことが無いであろう?症状だと思われます。
このような特殊な内容になると否定的な意見が必ず出てくると思いますが、前にも書い通り生き物をしっかり育てる為にはウィークポイントを知る必要があります。むしろコレを抜きにして安定した長期飼育など不可能だと言っても過言ではありません。
否定的な意見の大半が『可哀そう』とかの的外れなゴミみたいな物だと思いますが、この辺りは【本編】でもう少し突っ込むので今回の内容はみんな大嫌い[バーンスポット]になります。
・バーンスポットとは?
いや、知らん。
何だろうね?コレw
要はザリガニ種以外でも甲殻類全般に確認されていると思いますが、外骨格(固い部分)に何かしらの不具合が生じ茶色くなる現象です。
でだ!
僕が書く【ザリガニ飼育-奮闘記】を始め関連記事では今まで【生態】に纏わる内容しか書いてきていません!つまり発色を含め【生体】に関する事はガンスルーしてきたわけですが、【生体】についてはあまりにもサンプル数が少な過ぎて傾向すら掴めていないってのが実情になります。
そうは言っても?
この[バーンスポット]については自然下の生体も発症しているので絶対に発症させない方法があるのか?たぶん…回避方法が確立されていないと思われます。
先に[バーンスポット]がどのような症状なのか全く分からない人はこれからの内容が掴めないと思うので
先に読んで下さいね!
なんとなく理解が出来たと思いますが、この[バーンスポット]についてはザリガニを飼育する上で避けては通れませんがガッチガチに【生体】の話になります。僕が1人で調べれる内容には当然限界があるし、生体である以上どれだけサンプル数を稼いでも「傾向」に留まります。
【隔離環境】
コレは意図して南向きのベランダに置いている容器で中にウォチタが入っています。非常にシンプルと言うか「経過観察用」みたいな物です。
【脱皮殻】
説明は不要ですね。
【2019年12月28日】
屋外環境のザリガニはこの時期この水温で脱皮をする事が非常に稀であり本来はしません。実はザリガニの「種」にもよるし「大きさ」も重要になってきます。
これも「傾向」に留まりますが、同じようなサイズの他のウォチタは脱皮をしていません。
この違いは?
【2019年11月17日 撮影】
撮影日がこの日というだけでバーンスポットの発症は11月頭か…10月終わりか…とにかくけっこう前だったのは確かです。
色味は「赤さび」のような感じですが、コレはベースとなる外骨格の色味によって違いが出てくると思われ、カラーザリガニの体色によって若干の差がありそうなので特に意識しなくても良さそうです。
コレがねぇ~悩んだ!
観たマンマの雰囲気から予想すると僕が問題視していない[かさぶた]の方だと思われます。要は大きなハサミや足の欠損でも確認できる変色のやつですね!
要はコレの事です。
この画像のウォチタは生きてますが…っていうかどの生体かわからない。再生した側が若干短いので時間があれば探しておきます。(※たぶんしない)
先にバーンスポットの治療方法の説明になりますが…残念ながら「治療薬」的な物がありません!治そうと思うと古い外骨格を脱ぎ捨てる以外に現状は方法が無いと思われるので「脱皮」をさせる事です!
【2019年3月10】
もう9ヶ月ほど前の記事になりますが、実はこの後もバーンスポットの飼育環境下での発症原因を模索していました。この記事の最後に『一度“暫定的”な内容を~』と書いて終わっていますが、ソレが本記事であり暫定版というかこれ以上バーンスポットについて調べる事が無いので僕が調べ結論に至った「ほぼ確定版」になります。(※後述)
つ ま り ?
【脱皮殻/TL6㎝】
僕の今までの経験上では欠損部分のバーンスポットしか見てこなった記憶なのでここまで大きなバーンスポットは初の確認となります。(※たぶん)
【脱皮後/TL6.5㎝】
バーンスポットが発症したらとにかく『脱皮をさせろ』みたいなことが言われているそうですが、強制脱皮をさせるリスクをご存知なんですかね?ソレをセットで語らないと不親切を通り越して無責任としか言えませんが?
この程度のバーンスポットならほぼ1回の脱皮で綺麗に治るから強制脱皮をさせる事はありません。むしろさせなくていい。(※傾向だから!)
【脱皮前後比較】
『脱皮前には高カロリーのエサを与えましょう!』みたいな意味のわからない理屈がこれまた横行してますが、この生体は11月から10日に1回しか人工飼料を与えてないからね!
ちょっと気になるのが、仮にバーンスポットを発症していなければ脱皮をしていなかったような気がします。この“1回”が後々どのように響いてくるのか?ちなみにメス。
・バーンスポットとの付き合い方(確定版)
観賞用カラーザリガニが発症すると非常に萎えると思います。じゃあ「単独飼育」なら絶対に発症しないのか?実はそんなこともなくて出る場合があります。
「個体差」と言ってしまうと非常にザックリになり「当たりハズレ」って書くと物扱い?になるのかな?
本当はあと2枚重要な写真がありますが残念なことに出せません。このバーンスポットについては「飼育が下手=バーンスポット」というほど単純ではなさそうなので、もうザリガニを飼育する上で多少は割り切ることも必要だと考えています。
でだ!
この9か月間の検証による結論である僕の中での「確定版」としては出ても気にすんな!
超ザックリwww
あの~…本来の「ザリガニ飼育」をするとバーンスポットが高確率で出ます。現状の飼育環境では厳しいので防ぎようが無いね!
『あれっ?』と思いました?
SNSでは綺麗な完全体のザリガニを目にする事が多いですよね?『お前はできんの?』って突っ込まれそうだから次のフォーミスの記事辺りで「綺麗なウォチタ」を一度出しますが、出来ない事はないんですよ。
綺麗な個体の方が「いいね」を貰いやすいだろうし、飼育力の高さを誇示できると考えている人が多いと思ってますが、僕から言わせれば「やる事をやってない!」にしか映らないんですよね。
この意味がわかりますかね?
コレが僕の結論ですね。
生き物を取り扱う“プロ”であればこの意味が理解できるだろうし、良心が残っていれば心が痛むハズ。たかがザリガニとは言え生き物の飼育を通して改めて考えさせられましたよね。
で、思ったわけ。
やっぱり向いてないわ。
終わり。